2024年7月前半の振り返り
こんにちは。大田です。INTJです。
月1本だと更新頻度が少ないかも、と思い、
振り返り記事は2週間ごとに書くことにしました。
後半はメンバーシップ限定です。よろしくお願いします。
良かった新譜
SML - Small Medium Large (Album)
Anna ButterssなどJeff Parker周辺にいる人たちが集まって結成したバンド SMLのアルバム。リリースはInternational Anthemから。下記のPitchforkの記事でも触れられているが、バンドの演奏を録音したテープを元にDAWで更に色んな音を加えているらしい。生演奏 + ポストプロダクションと言うと電化マイルスが想起されがちだけど、Jan JelinekとかOvalみたいな音響的なアプローチに近い気がする。もっとアンビエントというか、響きに着目しているというか。こればっか聴いてます。
Gregory Uhlmann - Small Day (Album)
1つ目に挙げたSMLではギタリストを務めるマルチ奏者Gregory Uhlmannのソロ作。Abe RoundsやAnna Butterssのソロも出しているLAのColorfield Recordsからのリリース。タイトルの印象通り静かでプライベートな雰囲気の漂う作品で、音がいい。特に歪み具合。テープに録音してるんだろうか。
Mabe Fratti - Sentir Que No Sabes (Album)
メキシコのチェリストMabe Frattiの新作。去年、Titanic名義で出した「Vidrio」がエクスペリメンタル室内楽って感じだったので今作は歌モノが多くかなりポップに感じる。スペイン語の音楽って韓国語と同じでリズミカルで聴いてて楽しいけど何を言ってるかは全く検討もつかないところが面白い。リリースのペースも早いし注目しているミュージシャンです。
Bolis Pupul - Letter To Yu (Album)
中国系のベルギー人Bolis Pupulによるシンセポップアルバム。SoulwaxのレーベルDEEWEEからリリース。欧米のシンセポップというよりはYMO。ストレンジすぎる。これは細かく語るより聴いた方が分かりやすいと思うのでぜひアルバムで。変だぜ。
ご本人。パーマ、スーツ、ゴールドのCASIO。いかにも天才イメージなスタイリングだとは思うけども、自分はこういうの似合わないので憧れる。
痩せたらスーツでアー写撮りたいっすね。
Sparklmami - fajas
これからデビューアルバムが出るようで詳細は分からないのだが、インスタによるとClairoのツアーバンドのドラマーなどをやっているEddie Burnsがプロデュースしてるみたい。リズム隊がいい仕事してます。アルバムに期待!
PIAO - flip phone
これもトロント拠点の中国系カナダ人の女性、ということしか知らないが、かっこいいのですぐになにかデカいリリースが出ると思う。88risingあたりから。
良かったK-POP, 韓国インディー
KISS OF LIFE - Sticky
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