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工事現場の風の向きを知らせる旗。
紐が一本ちぎれて落ち着きなく揺れている。
その後ろに見える空はもう夏の空だ。
夏は暑くて好きではないが、
夏の空はどこか少し気持ちがまだ上がるものだ。
絶妙な速度で雲が動いている。
どこまで行くのか
どこからきたのか
このまま東京とかどこかまで飛んでくのかな。
とか考えると、よくみみにする
離れていても空で繋がっている。
という言葉の良さが少しわかるものだ。
空は障害物がなく一直線だ。
涼しいのか緩いのかわからない風が吹いている。
そんなことを1人夏の暑さにやられながらぼーっと書いている。
目の前には日焼けして何色なのかわからない標識があって工事現場の旗はまだ落ち着きがない。

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