アラサーFF7物語※ネタバレ

すごく今更なんですけど、FF7クリアしました。
オリジナル版です。

今更FF7?リメイクは?って思うかもしれないんですけど、やっぱりオリジナル版やっといた方がいいかなって。
ストーリーはちょこっと知ってるんですよ、なんとなくですが、父親の隣でずっと見ていたので。

といってもFF7はメテオが落ちてきてエアリスがホーリー撃って死ぬくらいにしか覚えてなかったんです。
私小さい頃、エアリスがすごい好きで父に絶対戦闘に入れてねって言ってたことを覚えてます、 だから死んでしまった時ショックでしたね、以降トラウマで自分ではプレイできなかったんです。

でも重要なところしか覚えてないし、半額だし せっかくだから自分でやろうって思ったんです。

そしたらまぁ面白いったらありゃしない、とても23年前のゲームとは思えないなって思ったんです。

なので面白かったところとか、好きなところ書きますね、超個人的内容になると思うのであんまり信じこまないように。


【戦闘】

うわ、FF10-2の、やつじゃんって思いました。あれです、素早さが早い順にぽんぽこ進んでくやつです。ゲージがあって、それが溜まると攻撃できるようになるやつ。
あれはちゃめちゃに苦手だった記憶があるので、これかぁ、と思いつつ頑張りました。

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ATBゲージ溜まるやつ、アクティブタイムバトルっていうんだね……


でもそのうち慣れてきて、最後は3倍速でやってもできるようになりましたね。
敵はバランスよくて、簡単すぎるというのも難しすぎるというのもありませんでした。

強いて言うならラストダンジョンのセフィロスのちょっと前の敵3連続がクッソ強かったです。しかもセーブポイントなかったのでなんかもうケアルラしまくってました。

【マテリア】
これも好きでしたね。エアリスだから魔法だけ、クラウドだから攻撃魔法だけとかそんなのなくて、パーティーメンバーに好きなように役割を持たせられる……
ジョブチェンジまでとはいかないですけど、自分の好きなメンバーを入れやすくなった要素だと思いました。
私は最終的にケットシーすごく好きになったので、絶対彼を入れようって思いました。
ちょっとトリッキーなイメージがありますが、マテリアのおかげで役割を持たせられたのでラスボスまで連れて行けました。

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私のラストメンバー。ティファを外すことは一切できんかった。

【グラフィック】
ミッドガルはじめ、機械のグラフィックかっこいいなって素直に思いました。
特にミッドガル脱出の瞬間はめっちゃ叫びました。カッッケエエエエエ!!
そしてそのあとのチェイスも違和感なくて、なんだかもうグラフィックが綺麗とかそこよりも演出がどうとかの方が私好きなんだなって思いました。

普段のポリゴンもあの少ない動きの中でみんながどうやって動いてるのか想像つきましたし……
私はティファが俯くたびに寂しい気持ちになりました。
すごい考える余地を持たせるのがポリゴンのいいところだなってすごく思いますね…

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この二等身、愛着わきすぎてつらい、かわいい

【ストーリー】
メインディッシュですね、一番話したいところだったりします。
光と闇の大戦争って感じのイメージが表面にありますが、その根底には大人たちが残したあれそれを子どもたちがケリをつけるような、そんな感じがありました。

セフィロスはジェノバ細胞を入れられた宝条の子どもですし、結果被害者的なところがあるなって思います。
それでいて父である宝条の上司であるガスト博士の娘はエアリスですし………。
なんかこう、二人の博士とジェノバという未確認生命体のケリをつけたそんな感じがします。
セフィロスとエアリスメテオとホーリーで  対立構造が最強最高ですね。
私対立構造無茶苦茶好きなんです。

じゃあクラウドたちは?と、思うと彼らたちって自分たちのやりたいことが結果星を救うことに繋がっている一人の人間たちなだけ、って思います。それでいいんだと思います。

本編で上記のような台詞をラストの飛空挺のところで言っていたと思うのですが、いろいろ悩んで、何のために戦っているのか、そんなのって 自分の為だって最後に気付いたシーンがあったと思います。

それすごくいいなって。この世の中に存在している人間は何のために働くのか、社会貢献したいから働く方もいらっしゃるかと思うんですけど、私はお金が欲しいから仕事します。自分のために仕事してます。
それが結果他人の為になったとしても、自分のためにやってます。そうじゃないとやる気でないですし………

何だかそんな自分を肯定してくれたような、そんなストーリーがグッときました。

……っていうのが大枠の話。

いっこいっこ見ていくと、またそれもいいんですよね。
上の方にケットシーがお気に入りって書いたと思うんですけど、お気に入りはケットシーとレッド13でした。

ケットシーはご存知の通り、神羅カンパニーのスパイです。
ケットシーは上記の、何の為に戦ってるのか問題を直視させてくれたような気がします。

バレットが魔晄炉を爆破させた時に、多少の犠牲者は必要だって言っていた時に

アンタにとっては多少でも死んだ人にとっては、それが全部なんやで……
星の命を守る。はん! 確かに聞こえは、いいですな!そんなもん誰も反対しませんわせやからって、何してもええんですか?

というケットシーのセリフ、あまりにもグッと来すぎて泣きました。
いいとか悪いとかそんなの立場ですぐ変わる、そういう目線を与えてくれたのはケットシーでした。じゃあなんのために戦ってるのって。自分のために戦ってる、そういう人間の本質が見える、

パーティメンバーの中では「外側」の人間で、 本当に新しい視点を与えてくれました。

でもバレットも神羅の影響で妻も娘も右腕も失くしてますからそうやって言いたい気持ちもわかる、星を守るという大義名分で神羅に反抗していくって考え……そうやって自分の醜い部分を隠していかないと虚勢なんてものは張れないですからね……


重いな。

まぁそれとこれは別として関西弁のキャラ可愛くて好きですね。作りもんの体って言ってるの好きすぎますし、古代種の神殿のケットシーは   イケメンすぎるので見てください。
なんだかんだ一番すきです。

レッド13はとにかく可愛い。アイドルにして癒し枠。FF8ならゼルみたいな癒し枠ですね。
父を卑下していた彼ですが、父の本当の最期を知って決意をするコスモキャニオンのラストシーンは良かったですね………

少し大人になった。そういうこと!

っていう照れ臭いけど心の中では父を心の中で尊敬している節が可愛いですね、素直に可愛いです。アイドルアイドル。

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なんなんですかね、女の子で癒されようって思って始めたのに最終的には神羅カンパニーの幹部のオッサンと4本足の人外にハマるってすごいですね。それくらい良かったんだよ二人とも。


【ヒロイン】
ティファロックハートの話しますね。

名前の通り心に鍵を掛けていた幼馴染(?)
ぶっちゃけティファとクラウドはとっても幼馴染というわけではないですが、それでもクラウドが給水塔で決意を示したときからティファの中でクラウドは人生の気になるポイントの一つになったんですね……ほんとクラウドよかったな。

7年ぶりにクラウドに出会ったティファは自分の記憶とクラウドの言動にすれ違いがあって、もし本当のことを話したらクラウドがいなくなってしまうかもしれないという恐怖から本当のことを話せないでいました。

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クラウドとティファの全てはここから始まった……そんな二人がいいですね……

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そして星空の給水塔とティファの背中があまりにも素敵で涙出ちゃう


クラウド側の私としてはティファの不審な言動に???となりますが、真実を知った時、ティファはそれでもずっとそばにいてくれたということが嬉しくてたまらなかったですね。
ティファってあんまり自分の気持ちを出さなかったのって性格とあと、クラウドを知るのが怖かったから……ってのあるのかな……有識者……頼む……

エアリスゲインズブールの話しますね
エアリスはクラウドがすごい頭痛に襲われてるのを見て、あぁこりゃアタシが一人でやらんとあかんなって思って忘らるる都に行ったんですよね………それでホーリーを唱えて、結果的にジェノバに殺されたわけですけど、それがとっても納得できたんですよね……

死んでよかったとかそうじゃなくて、エアリスは自分にしかできないことをして、残念ながら死んでしまったけど、きっとお母さんやクラウドを助けたくてホーリーを唱えることを決意したんだろうなって思うと、なんだかさっきの話に繋がるなって一人で思いました。
誰かのためにというより、自分がしたいからそうしたというか、相談して欲しい気持ちもあったけどでもエアリスはクラウドが心配だからそうした……っていう………よくわからんくなってきたぞ……?

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クラウドが駆けつけた時、エアリスがこちらを向いて優しく笑った顔を忘れません……

ともかく、長年私を苦しめてきたエアリスの死、というのはトラウマから納得に変わりました。 もちろんリメイクでエアリスが死なないかもしれないと言われているのでそれも楽しみではありますが、リメイクでもし死んだとしてもわたしは納得します。
ジェノバお前は許さんぞ。

そんなこんななFF7、言いたいことだけ言って話はまとめないというか広げすぎた風呂敷自分でたためないのでご容赦ください。でもわたしが言いたかったのは全部書きました多分。

最後に言うとしたら3倍速機能が最高です。

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