2014年1月のこと

これまでブログというものをつけたことがなく、もっぱら文章は依頼していただいたもにお返しをするといった繰り返しだったのだけど、折角noteに参加したわけだから何かを書こうと、まとまった散文にトライしてみたのだが、これがなかなかうまくいかない。書きたいことはあるんだけど、それはまとまった時間ができたときに(そういや最近ツイッターに流れてきたもので「いつかまとまった時間ができたときにやろうという考えは捨てた方がいい」というのがあった。まったくそうだなと思う)。

というわけで、主に他のSNSにあげた写真を日記のようにするのはどうかと思い、このすっきりしたとても書きやすいエディタを使っている次第です。関わらせていただいたから言うわけでは全然なくって、これはホント書きやすい。日本語の入力がしやすい。年に1度ほど、facebookに長ーい文章を投稿することがあるのですが、そのときはいつもワードで書いてコピペして、そのあと改行の美しさ考えて、一回アップしたものの、変なところみつけちゃって、ワードに再びもどって、そんでもって……とかアタフタしちゃいますからね。

ちなみに写真見返してたら、トーンが全然あってないな、ちゃんとなおしたいな、と思いつつも、そんなことしていたらくだんの「いつか」になっちゃうから、えいっとあげます。ところで「この文章、誰得?」っていう感じがいささかありますが、まあ「僕得」という軽い気持ちでスタートを切らしていただきます。


1月1日 明けましておめでとうございます。この年になってお年玉袋が置いてあるのはどうかと思うのですが、京都の実家にて。


1月1日 ゆっくりする間もなく東京へ。新幹線から富士山が見える。


1月2日 仕事初め。成田へ向かうときは、このバスターミナルの喫煙所で、荷物とともに写真をとるのを習慣としています。今回は、前半は雑誌の取材、後半は映像の撮影となるので、荷物多め。


1月2日 トランジットのヒューストン空港にて。


1月3日 前半の出張は、「TRANSIT」(講談社刊)という雑誌のカリブ海特集ために、フロリダ州マイアミにあるキューバのコミュニティを取材しに行きました。ちなみに雑誌は、既に出ています。写真は、ローカルのカフェ。細いポテトチップが入ったハンバーガーがうまかった。


1月6日 取材の最終日、ヘアカットをしました。ちなみに、カットしてくれたのは、スペイン語しかしゃべれないキューバの散髪師。マイアミにて。写真は、このたび取材に誘ってくれた高橋ヨーコさんに贅沢にもとっていただきました。


1月6日 マイアミから、テキサス州マーファに向かいます。これは、途中のトランジットをしたダラス空港で。軍人関係者のみが入れるラウンジ。なかなかでございます。


1月7日 マーファには、Stussy Livin' General Storeのためのカタログ撮影(ぼくはムービーを担当、つくった映像はこちらでみていただけます。https://vimeo.com/88629266 ) カラッとした気持ちのいい所でした。テキサスというと、ブッシュ/保守というイメージが先攻してぼくには縁通いところだなーと思っていたのですが、マーファは全然違いました。物事はどちらかにふれたら、それと反対のものがバランスよく存在するのがよくわかりました。たとえそれが「心情」だったり「生き方」だったり、そんなふんわりしたものであっても。


1月10日 いろいろとトラブルがありましたが、無事撮影は終わり、車でマーファからオースティンへ6時間くらいの旅を。途中、YOUR SONG IS GOODのサイトウジュンさんに教えてもらった「WHATABURGER」でハンバーガーを。アメリカに行くとハンバーガー漬けになります。


1月11日 SXSW(サウスバイサウスウエスト)という、インディーズ音楽の祭典が行われるテキサス州オースティン。とんでもないところでした。週末ともなると、ある通りが3ブロックほど音の桃源郷のようになります。クラブ、ライブハウスが道にみっしりと並び、あちらこちらから音楽が聞こえてくる。こりゃ、お祭りの日はもっとすごいんだろうなー。いつか訪れてみたいです。今年のは終わっちゃったな…。

1月11日 トランジットのサンフランシスコエアポートで。同行してくださったサンフランシスコに住むフォトグラファーの高橋ヨーコさんと別れをしのびました。約9時間ほどのフライトで、わが町東京へと戻る。


1月14日 武道館でブラーのライヴ。15歳くらいから今まで、ずっとぼくのアイドル。ライヴをみるのは、10年以上ぶりくらい。本当にいい時間でした。終演後、とても嬉しい仕事の電話を受けました。


1月18日 ビームスのB:Ming Life Storeのための映像を撮りました。( http://www.youtube.com/watch?v=IyXxLGWyFE4 )そのときのモデルがものすごく面白いやつでした。日本語マニアで、漢字カードをいつも持ち歩いている、漫才師みたいなカナダ人。

iPhoneをまさぐれど、1月はこれくらい。おそらくその後は、アトリエに引き蘢って、作業をまじめにしていたのでしょう。では、近々2月のnoteをポストします。2月は、雪がたくさん降ったり、長崎に行ったりしています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?