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ワイヤレス充電器を調べたはなし

はじめに

 iPhone8を購入したときにワイヤレス充電ができるQi規格を知った。対応端末が1台しかないときは同時に買った1つだけだったが、iPhoneXを買って端末2台になったときに結構買い漁った。出力が5W/7.5W/10Wとあるが、QC対応やらなんやら条件があるみたいだったので改めて調べた。


7.5W以上を出す

 基本は5.0Wだが、iPhoneは7.5W、Androidなら機種によっては10Wいけるので当然大きいものにしたい。Amazonでワイヤレス充電とかで調べるとまずどちらも対応と書かれている。書かれているがよく見ると条件がある。
充電器の入力側がACアダプタではなくUSB Type-Aの場合はQC対応を要求しているのである。一方、AppleStoreにあるmophieのような電源がACの場合は何も考えずに7.5W対応されている。

◆ QC(QuickCharge)とは
QC2.0, 3.0, 4/4+というのがあるらしい。USBポートで高出力で充電ができる技術。高出力充電といえばUSB Type-CのPD充電もあるが全く別のもの。Type-C版もあるにはあるが、だいたいUSB Type-Aの模様。

 そもそも最低の5Wの出力を出すために入力側が5V=2Aは必須で、7.5W以上だとQC対応の12V(A不明)必要みたいな感じ。USB充電器側もQC対応なものが必要となる。
 7.5W以上のワイヤレス充電器自体は1年以上前から買っていたが、QC対応USB充電器の存在に気づいたのはついこの前である...

7.5W以上出せても高熱になると5Wになってしまう

 これは偶然見つけたのだが、端末温度が高くなると端末の熱対策の都合で5Wに落ちるらしい。いまでも室温が30度近くなるときがあるので活かせない場面は割と多そう。


iOS13.1付近で7.5W非対応になる不具合があった

 見出し通りで、「iOS13.1 Qi」とかでぐぐると大量に記事が出てくる。
しかしiOS13.3で復活した。


ワイヤレス充電器の形による差

 スタンドタイプとパッドタイプのどちらかを選ぶことになる

◆ スタンドタイプの特徴
・充電コイルの位置が端末とあっている必要がある
・立てかけるときにズレることが少ないので充電ミスしにくい
・スタンドとして使える(熱はやばい)
・縦置き/横置き両対応版とかもある
◆ パッドタイプの特徴
・充電位置が任意に変えられるのでどの端末でも充電可能
・ちゃんと充電される位置におかないと充電されないのでたまにミスる

 自分はiPhoneしかもってなく、7.5W対応と書かれている=iPhone対応で、スタンドで充電できない可能性はまずないのでスタンドタイプしか買わない。

つまり?

 購入するときの判断基準

・最大出力(5W、7.5W、10W)
  iPhoneなら7.5W、Androidは機種による
・電源供給元がUSB or AC
  人によるが、USBの場合はQC必須の可能性大なので注意
・スタンド or パッド
  人によるが、スタンドのほうが優秀だと思う。

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