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【ZENKON】野良は野良らしく 「デカメロン」のごとく考える(笑)

どこにも所属しない、野良派の茶人仲間 サイトーくんと、こんな時期だからこその点前を考えてみようという話になる。

まだ、厳しく自粛(stayhome)が続いていた頃、私は誰にも会わず、LINEとスマホだけでみんなと繋がり、リモートラジオドラマを作っていたのだが、

http://ruimama.ashita-sanuki.jp/e1193095.html

そのとき、サイトーくんが、こうしたときだから生まれるものもありますよね。「デカメロン」もペストが大流行したときのお話だしと言った。


ボッカッチョの『デカメロン』は、1348年に大流行したペストから逃れるためフィレンツェ郊外に引きこもった男3人、女7人の10人が退屈しのぎの話をするという趣向で、10人が10話ずつ語り、全100話からなるお話だ。

話のテーマは、

・自由テーマ
・多くの苦難をへたのち成功や幸福を得た人の話
・長い間熱望したもの、あるいは失ったものを手に入れた話
・不幸な恋人たちの話
・不幸のあとに幸福に巡り合う恋人たちの話
・とっさのうまい返答で危機を回避した人の話
・夫を騙した妻の話
・男が女を、女が男を騙す話
・自由テーマ
・気高く寛大な行為についての話

からなり、イタリア散文芸術の始まりだと言われている。



野良ふたり(るいまま サイトー)の話は進み、鉄の芸術家 石井さんも引き込んで、道具つくりからやりますか?というので、

以前、石井さんに作ってもらった箸置きの写真をみながら、これで茶杓や蓋置きできんじゃない?と話してる。



ZENKON仲間なら、ナイフひとつでなんでも作る野点もやるんじゃない? と、話は盛り上がったかが

これを作った石井さんは、まだ なにも知らない(笑)



とりあえず私は、サイトーくんと話した、野良流の点前をやってみる。

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