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六曜 先負は凡庸な一日でよし



【凡庸な一日でよし】
11/16 腹ペコ昼ごはん

一日のはじまりに、今日の出来事と旧暦カレンダーをみるのだが、今日は特段書き出す事象もない日。旧暦カレンダーによると「先負」とあったので、「六曜」のことなど調べてみる。

日にちの吉凶を占うといわれる「六曜」は、戦国時代に中国から渡り陰陽(おんよう)道や民間信仰によって広がり江戸時代に大流行する。

こんなに暮らしに入り込んでいるのに信憑性はイマイチで、明治時代には「暦注は迷信である」として禁止令がでたことも。第二次世界大戦敗戦後、政府による六曜の統制が解除された。

統制されていても庶民の間では強く信じられていたのはその時代の小説をよんでいればよくわかること。曖昧な情報に縋りがちなのは、古今東西人の世の常。人間なんて弱いものよ(笑)

六曜の並びは決まっていて、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」だが、たまに大安のあとにもう一度大安が来ることもあるそう。これは旧暦1日ごとに来る六曜が決まっていて、その調整。

1/1と7/1:先勝、2/1と8/1:友引、3/1と9/1:先負、4/1と10/1:仏滅、5/1と11/1:大安、6/1と12/1:赤口

てな具合。

大安、仏滅、友引は、なにかと出てくるが、本日の「先負」や「先勝」については曖昧。先勝は午前中、先負は午後からをヨシとするんじゃないの程度の知識。

ところが調べてみると、やや違っていて、

「先勝」は「なるべく先まわりして行動する」と良い日、午前中が吉、午後は凶。

午前中は、しょうもないことを読んだり調べたりして妄想にふけり、全然経済的活動をしていない私には一番縁遠い日だというのは合っていたが、ならば、その逆こそが午後から人間の私にとって一番の日であるかといえば、

「先勝の午後から比べたらまだ良いという小吉程度。午後が特に良い時間というわけではありません。この日は「平常を装って吉」とされており、何事も起こらないよう無難に過ごすことがおすすめの日です」

だそう(笑)

つまり、歴史的な記念日もたいしてなく、気になるひとが亡くなった日でもなく、お天気がよくて洗濯日和な2021年11月16日は、無難に過ごすが一番。

大根と鶏肉と生姜の煮物
さつま芋と豆腐の味噌汁
玄米ご飯
玄米茶

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