ある日突然懐メロ好きに

みなさん、ここ数日本格的な暑さになってきましたね。私は夏が苦手なのでへばっております(笑)

今回は、前回に引き続き変わった趣味シリーズということで(笑)懐メロについて書いていこうと思います。みなさんも音楽を聴くことが好きな方も多いかと思うのですが、だいたい今流行ってる曲とか学生時代流行っていた曲を聴くことが多いと思います。

私もある番組を観るまでそんな感じでした。その番組とはテレ東でかつて放送されていた「昭和歌謡大全集」という玉置宏さん司会の歌番組です。

主に昭和20~40年代、時に戦前から活躍された歌手の方々をスタジオゲストに迎え、話を聞きながら歌っている若い頃の映像も流れるといった内容の番組でした。私がバイト先から帰って来て、たまたまテレビをつけたらやっていた番組でした。普段なら興味がない番組だとすぐにチャンネルを変えるんですが、どんどん引きこまれて番組の終わりには立派な懐メロファンとなっていました。

ここからは、特に好きな懐メロや歌手についてご紹介。

現在放送中の朝ドラ「エール」で柿澤勇人さん演じる山藤太郎。山藤のモデルとなっているのが藤山一郎さんです。藤山一郎さんです。私は藤山さんが歌う歌が好きで。多々あるので絞ってみますと、

まずは、やはり「青い山脈」ですね。何度聴いても飽きない名曲です。この青い山脈が昭和24年に発表された曲で、まだ戦後の復興途中という暗さが残る中に、ぱっと明るい光をもたらした曲でした。だからこそ今も色褪せない名曲だと思うんですよね。

次は、「東京ラプソティー」ですね。こちらも明るくテンポのいい曲です。しかも戦前の昭和11年に発表された曲なんですが、全く古さを感じさせません。藤山さんの伸びのある声も相まって永遠の名曲です。

次は灰田勝彦さんの「東京の屋根の下」ですね。こちらは大全集ではなく、映画「トキワ荘の青春」で流れたので知った曲なのです。ずっと耳から離れなくて誰が歌ってるのかなど調べまくった記憶が(笑)

のんびりとした曲調で、若いカップルが東京見物をするといった内容の歌です。なんとも微笑ましい曲です。

続いては女性の歌手と曲を。まずは大津美子さんから。大津さんの代表曲とも言えるのが「ここに幸あり」で昭和の結婚式ソングの定番だったそうです。ここに幸ありもいい曲なんですが、私は「東京アンナ」を推したいですね(笑)ムード歌謡のはしりとも言える曲だと思います。夜に聴きたい曲ですね。

最後は二葉あき子さんの「フランチェスカの鐘」です。名前からして必ず「岸壁の母」の二葉百合子さんと間違われることが多いのですが、別人です(笑)

なんと二葉さん9年前の2011年までご存命で、96歳で亡くなられているのでかなり長命でした。さてこのフランチェスカの鐘ですが、けいだるい感じの曲調がいいんですよね。男女の別れを唄った曲なんですが、「さよならバイバイ言っただけなのに」この部分の詞が好きですね。

古いから聴かないとか、食わず嫌いならぬ「聴かず嫌い」は損だと思うのです。試しに一曲でも聴いていただければ、きっと世界が変わります(笑)

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