BP-得意先マスタ
2つの得意先マスタ
以前の記事でもご紹介した通り、得意先マスタには2つのロールが存在します。まずは、この2つのロールについて説明していきます。
FLCU00 得意先(財務会計)とFLCU01 得意先の違い
名称からもわかるように、FLCU00はFI得意先マスタのロールです。一方で、FLCU01はSD得意先マスタのロールになります。
FLCU00では会社コードを、FLCU01では販売管理情報を登録することが可能です。
FLCU00 FI得意先マスタ
まずはFI得意先マスタから紹介していきます。
上記でも説明した通り、FI得意先の特徴は会社コードを登録できる点です。
ビジネスパートナ番号とロールの指定、一般データを入力後、「会社コード」からビジネスパートナに割り当てる会社コードを設定することができます。会社コードでは主に以下の3点を登録することが可能です。
・会社コード
・統制勘定
・支払い条件
統制勘定については以下の記事を参考にしてください。
複数の会社コードの割り当てや、登録済会社コードの削除は上の画面から行うことができます。
FLCU01 SD得意先マスタ
次に、SD得意先マスタの特徴について説明していきます。
上記にて説明した通り、FLCU01では販売管理情報を管理します。
ここでは
・販売組織
・流通チャネル
・製品部門
を管理する必要があります。
FLCU01 SD得意先マスタとFLCU00 FI得意先マスタの両方が登録されると、FLCU00 FI得意先マスタ上会社コードの得意先コード欄が自動的に連携されているかも確認してみてください。
得意先マスタ関連テーブル
ここでは、BP得意先マスタ関連テーブルをご紹介します。
その他BP関連テーブル一覧は以下の記事にまとめています。
また、S/4 HANAテーブル一覧表も随時更新中です。辞書替わりに使っていただければと思います。
得意先マスタに関連するテーブルをここでは4つ紹介します。
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