吐露

この数年で劣等感を抱えることが本当に増えたと思う。

運動部で3年間やり切ったけれど、結局自分の本質は入学前と何も変わらなかった。相変わらず、すぐ調子に乗り、都合の悪いことは人のせいにし、自分のことを甘やかすためにしか頑張れない。人に優しくしているように見せているだけで、本当はその裏にはいつも自分のイメージを気にする私がいる。どうすれば改善できるのだろう、結局悩んでいるふりをして具体的に努力はしない。諦めは悪い。

さらに言うと私は要領が悪い。いつも行動が遅すぎる。話題に反応することはできるが、自分からは始められない。可愛く笑うこともできない。むしろ、そういう振る舞いをしている人を見ると、表情筋の力が抜けてしまう。無論、もともと整った顔ではない。

自分の良いところはきちんとあると思う。絵が描けるし、歌も人並みには歌えるし、家事もそこそこできる。でもそれらは、私の悩みと居住地が違う。

そして、もしこの悩みすらアイデンティティに出来たらどんなにか素敵だろうとも思う。けれど私は今日も何十年も前の歌詞に共感する。

死にたくはない。それだけは確かだけど、いつになったら自分に満足できるのか。文に起こすと、まあ一般的な10代だこと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?