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CS連続入賞赤黒カイザー邪王門(オリジナル)

初めまして、もしくはこんにちは。主に大阪でディノムで活動している者です。この記事は殿堂施行前で3位を2回、殿堂施行後でベスト8を1回、準優勝を1回、優勝1回の戦績を出せた赤黒カイザー邪王門の紹介記事です。始めてこういう記事を書くので文が長かったり至らぬ部分があるかもしれませんがよろしくお願いします。

7/16日の超CS新潟で使用してベスト128のリスト追記致しました。

構築経緯


絶望神サガが公式から公開されて話題になった時、サガのせいで直前まで使ってたデッキがほぼ全滅して新しく組む必要が出できたので当時からサガとサガをメタれるデッキを研究して作ってました。その道中でアルファリオン搭載型白単ゴルギーニや青緑タマシードといった自作のデッキでCS出てたのですが、ベスト8が関の山で心の底から強いと思える構築ができなくて悩んでいました。
行き詰まった末に3月頃から元々持ってたデッキを改良する方向に切り替えました。その改造候補の1つが赤黒邪王門でリストを見直して環境に適応させようと考えた時に

バクロとバルチュリス今の環境で本当にいるかこれ?


という常識度外視の思考になりました。
実際サガ対策のメタカードやアナカラーオービーメイカーのジルコンやメイデン、青黒サガのドルブロやイザナギ辺りのブロッカーも多いため、バルチュリスは踏み倒しメタやブロッカーに容易に阻まれ、バクロもブロッカーがキツくそもそも盾を1度に2枚減らすのが今の環境で使いづらく、邪王門に至ってはサガ対策が大体効きます。
その発想を元にサガとサガメタデッキを仮想敵とした
「除去とメタに寄せつつ攻撃性能も維持した赤黒邪王門」の作成に取り掛かり最終的に完成したのがカイザー邪王門です。

構築と採用理由


はっちCS3位と龍星杯2位の構築

直近で使ってた構築です。今回はこの構築で解説します。後日採用候補のカードも解説予定です。

ごめん画像拡大の方法分からんかった

カンゴク入道
重要な初動カードです。リソースを毎ターン稼げて鬼タイム時のパワーラインも高いため4枚必須です。

赤い稲妻テスタロッサ
メタクリ枠で入れてます。現時点での環境だとサガやASM、エヴォルピア、キラスター、有象夢造やブレインスラッシュ等の様々な踏み倒しカードを止めるために入れてます。バトル時のパワー上昇も強く後で紹介するEVE鬼MAXの効果で活用も出来るため優秀です。
環境によっては変わる枠ですが当分はテスタロッサのままで大丈夫だと思います。

ジャドク丸
盾回収しながら除去出来るのが優秀です。鬼タイムで2打点なのもリーサル組む時に重宝します。カイザーとの絡みはないですが、今の環境は使う頻度多いので4枚入れてます。

ガシャド髑髏
カンゴクと同じような理由です。最初は3枚でしたが4打点パワー21000がシンプルに強く、詰めに使うこともあるので4枚入れてます。

影速ザ•トリッパー
相手の行動を1ターン遅く出来てSAパワー4000なのも優秀です。ブラックゾーンで打点も増やせて序盤からカンゴクと一緒に盾を詰めるのも強いため4枚入れてます。

一王二命三眼槍
邪王門のお馴染みカード。この構築では闇のクリーチャーを少なくして鬼エンドの踏み倒し効果で火のクリーチャーを捲れる確率を上げてるのでカイザーのシビルカウント達成の要因として邪王門からも良く出します。当然受けにもなるので今は3枚入れてます。

百鬼の邪王門
言うまでもなく4枚確定。

うしおこまる
このカードは効果知らない人が大多数だと思うので説明すると
ブロッカー
出たときに盾を1枚墓地に置いて1ドロー
攻撃したら攻撃の後破壊
という効果です。
まずブロッカーですが2マナでパワー3000もあるので赤単我我我や赤緑ギャラクシーの小型の攻撃をある程度止めてくれます。邪王門で出してもバトルとブロックで2面止めれる時もあります。
ドロー効果ですがスプーンンプスやコダマンマ系統と違う所は盾は墓地に送って山札から引く所です。
墓地に送るためブラックゾーンが落ちれば2アドになれるのに加えて、この効果は強制効果なため墓地に送る盾が無くてもドローだけ出来ます。なので相手の攻撃に対して回答が足りないときに邪王門で出した場合バトルとブロックで止めつつ1ドローでワンチャン回答が引ける可能性も持ってるのがいいところです。多色の枠が少し余裕あるので2枚採用してます。

コッコ武ルピア
主な使用用途はサガ系統に対するメタです。墓地を戻しながら除去を出たときと攻撃したときに使えるのが優秀で、邪王門で出せば邪王門で肥えた墓地を使うことでコストが大きいクリーチャーも除去出来ます。墓地を使わない相手に対してあまり使わないのと個人的には踏み倒しを咎めれるテスタロッサとかの方が他のデッキも見れるので採用枚数は2枚にしてます。

禁断の轟速ブラックゾーン
赤黒の色で邪王門やうしおこまるで肥えた墓地からも出せる除去持ち3打点が優秀です。トリッパーと一緒に抱えてれば早期リーサルも狙えるカードですが侵略先がトリッパーしかいないため2枚のみです。

EVE鬼MAX
こいつ今の環境バカほど強いです。こいつのおかげで勝てた試合も多いです。
まず鬼SMAX進化クリーチャーなので実質的な除去耐性持ちSAですので打点としても強いです。
次にメイン効果の「自分のクリーチャーが攻撃時にその攻撃したクリーチャーと相手のクリーチャー1体とバトルする」という能力です。今の環境のサガに対するメタクリを採用してるオービーメイカーやラッカキラスター、白単ゴルギーニなどなどその他の横展開してくるデッキの盤面を相手の盾と同時にメタクリを破壊出来るのが強みです。攻撃時能力なので邪王門も一緒に宣言しておくとメタクリどかしてから使うことも出来ます。このデッキに入ってるクリーチャーは小型でも鬼タイムやバトル時のパワーが高いのでこのバトル効果を活かしやすいです。バトルに勝った時のクリーチャー以外のカード破壊の効果もタマシード状態のゴルギーニやパルテノンや新世壊を焼けるのが良いです。ここまで強みを大分書きましたが進化クリーチャーなので邪王門で出ないという弱みもあるので採用は2枚までがいいです。

轟炎の竜皇ボルシャックカイザー
このデッキの火力として入れたカードです。効果は火のシビルカウント3でバトル時55000のSAで火のシビルカウント5達成で攻撃したらアンタップ、このクリーチャーが破壊されたら1ドローして進化ではないボルシャックを出すという能力です。
まずシビルカウントですが達成しやすいようにジャドク丸以外を火のクリーチャーで統一してます。これにより除去やメタにリソース確保をしてる間に5ターン目辺りには素出ししたクリーチャーだけで3体前後は並びます。
そこからのプランはとしては1つ目はそのまま除去とメタをもう1ターンぐらいして火のクリーチャーを5体にして無限攻撃。
2つ目は邪王門を唱えて揃えるというプランです。邪王門で唱えて揃える場合はカイザーを邪王門で出せるので55000火力でバトルできるのと、一王二命三眼槍の効果で出てくるクリーチャーも先程書いた通りほぼほぼ火のクリーチャーが出てくるので邪王門で容易に揃えることが出来ます。
そして無限攻撃出来るのでブロッカーは貫通出来ますし、EVEと合わせて盤面も無限に焼き続けたり、受け札に関しても破壊効果の受けはカンゴクやガシャドのリソースで手札にカイザーを抱えれるのである程度は突破出来るようにしてます。
後は今の環境で細かい所を書くと、コマンドを持ってないため白単ゴルギーニに採用されてる場合があるミラクルミラダンテも超えれて、ラッカキラスターに入ってる可憐につきのタップ効果も後からSAがつく効果なため影響を受けなかったりします。

デビルドレーン
盾を全回収することが出来る殿堂カード。強いカードなんですけどこの記事作ってる時の殿堂施行後の環境でデビルドレーン打てる時が少ないので今は鬼ヶ大王ジャオウガに変更して回しています。

その他採用候補カード
鬼ヶ大王ジャオウガ
デビルドレーンと同じく盾を全部回収出来るカード。火文明持ちSAなのがデッキと相性が良くリーサル狙うのにも適してます。今はこのSAが偉いのでデビルドレーンではなくこのジャオウガを採用してます。

鬼ヶ羅刹ジャオウガ
GS持ちで鬼タイム達成時にタダで出てくるSA2打点です。追加の打点として優秀でカイザーのシビルカウント達成にも貢献出来ます。一王二命三眼槍の効果で出てこないことはネックですが十分に採用出来るカードです。ブラックゾーンが高くて買えないという人はこの辺り入れてみていいと思います。

鬼ヶ英悪ジャオウガOG
鬼ヶ羅刹と大体採用候補理由は一緒です。こちらは1打点な代わりにブロッカー破壊効果があり5コストなのが差別点です。

バクロ法師
記事に書いてる通りの理由で抜いてるカードですがもっと打点が欲しい場合1か2入れてみてもいいとは思います。Twitterでこの記事を参考に改造した人がベスト8になってる構築で自由枠を使って1枚入れてる人もいたので悪くはないと思います。ただバルチュリス無いので好みだとは思います。

ウサブレラ
手札以外から出る4以下のクリーチャーを置換効果で止めるカードです。自身が4以下の呪文で選ばれないのと置換効果が自分のターンでも適応されるためサガ対面に強く出れるカードです。DISジルコンも止めれたのも偉くて最初はテスタロッサではなくこのカードを入れてましたがキラスターに全く刺さらないのでキラスター流行ったタイミングで1度抜けました。環境に合わせて入れるカードです。

ブルームプルーフ
召喚以外で出したら破壊する闇の踏み倒しメタです。種族のアビスは活かせませんし墓地肥やしもブラックゾーン辺りしかアドになるものありませんがキラスターみたいなやつにはこの踏み倒しメタ刺さるのでワンチャン1枚入れる可能性は無くもないです。まあサガに刺さらないしカイザーのシビルカウント要員にもならないので現状入れないです。

7/16日現在の最新リスト

超CS新潟で使用してベスト128の最新リストです。週ごとの環境に合わせて毎週少しずつ改造した結果初期の構築とは結構変わった箇所があるので新しく入れてるカードをメインに解説していきます。

パーフェクトファイア
今の構築だと4枚入れたいカードです。デッキの大半が3コス以下のクリーチャーなので踏み倒し効果が使いやすくガシャド髑髏やカンゴクを出して追加のリソース確保やメタクリを複数展開したり出来てSA付与と攻撃終わりにアンタップ効果も使う場面があるので重宝します。
今の環境で召喚以外の踏み倒し止めるカードやガイアッシュ採用してるデッキは以前よりは減っていて使いやすく、このカードのおかげでボルシャックカイザーのシビルカウントを5ターン目に達成出来たり、後々解説するボルシャックフォースやルピア炎鬼と絡めて4ターン目に踏み倒しの受け止めながら過剰打点作ったり、純粋にガシャド髑髏をアンタップさせたりと以前よりリーサル手段の幅を増やせるようになっています。


ボルシャックフォースドラゴン
こちらも今の構築だと4枚欲しいです。
このカードの強みは
4000以下除去が大体の小型を除去出来る上にジャドク丸と違ってタップしてるクリーチャーも除去出来るため極楽鳥辺りの除去がしやすい
パーフェクトファイアで踏み倒せる2打点
攻撃時の全体SAとパワーアタッカーとパワードブレイカー付与がデッキとの相性が良い
本体は火のクリーチャーかタマシードが4体集まらないとクリーチャーにならないため除去されづらくシャッフやボンキゴマイムの呪文面を避けることも可能
一応ボルシャック名称なのでボルシャックカイザーの破壊時効果で出せる
この辺りが強いです。ただしジャドク丸と違い5000ラインは除去出来ないためガシャゴンやテレスコテレス辺りの5000以上のブロッカーは少しキツいので上手く立ち回りましょう。


ルピア炎鬼
今の環境だと4枚欲しいです。自分もメタの対象になるため最初は採用を避けてたのですが5cザーディクリカが増え始めてサガがドアノッカを採用し始めた頃から採用し始めました5000ラインがドアノッカの呪文面のマイナス効果を耐えれて警官の2コスト以下バウンスにも引っ掛からないためサガ対面のメタとしても強く、自分のターン中にもメタが発動してるためトリガーなどでの踏み倒しも出来なくなるのでサガのブルースの呪文面や5cザーディクリカのネバーやブレスラ、スロットンの心絵や邪王門などの受けも止めれるのでこのカードはメタでありながらフィニッシャーにもなるのが強い所です。このカードを採用したことで5cザーディクリカの受け札を突破しやすくなり5cザーディクリカに関しては微有利ぐらいまで勝率を上げれて、青白ライオネルや4c邪王門といったデッキにも勝ち筋が生まれました。
ただこのカードを採用したことでプレイがより難しくなりルピア炎鬼を出すと自分の邪王門も使えなくなるため相手のデッキや相手のプレイの先を読んで使うようにしましょう。
後注意点としてパーフェクトファイアで踏み倒す場合必ず2回目で出すようにしましょう。

コッコ武ルピア
環境によって入れたり入れなかったりするカード。超CS以前はボルシャックガラワルドを入れてたんですが環境読みで入れ替えたカードです。この枠は一番自由に出来る枠なので今の環境でウサブレラなど使う時は大体この枠を使います。

おまけ
超CSで採用候補にあったカード

最後に

以上が赤黒カイザー邪王門の構築と採用理由の解説でした。急ピッチで書いたので各対面の戦い方や採用候補のカードはまた時間のあるときに追記していきます。質問があればTwitterでも同じ名前でディノムのアカウントがあるのでDM送って貰えれば回答していきます。ここまで見てくださってありがとうございました。


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