クルセーダーズ 強さの秘訣
さあ今週もトップリーグにスーパーラグビーにシックスネーションズにとラグビーファンにはたまらない1週間でしたね。
トップリーグでは注目の府中ダービーが雨で中止となってしまいましたが、その他の試合は面白い試合ばかりでした。特に神戸に対するリコーの奮闘、素晴らしかったです。
本来であれば今週はトップリーグについて書くべきかと思いますが、あえて私の一押しチーム、クルセーダーズについて書きたいと思います。
クルセーダーズはスーパーラグビーのチームで本拠地はクライストチャーチにあります。昨年までスーパーラグビー4連覇中と圧倒的強さを誇っており、過去にはリッチーマコウ、ダンカーター、キアランリードといった世界的名選手が所属していました。
現在でもコーディーテイラー、サムホワイトロック、リッチーモウンガなどオールブラックスをずらりと並べたスター軍団となっています。そんなクルセーダーズのちよさの秘訣はなんなのか今週の試合から振り返っていきたいと思います。
試合は前半早々に10点を先行される苦しい展開。しかしそんな展開でも王者クルセーダーズは慌てません。セットプレーからラインブレイクを果たすと外側でこのスーパーTRY
その後もセットプレーを優位に進め結果的には圧勝です。特にSOモウンガのスペースを見つける能力、ランニングスキルの高さは際立っていました。
もちろん彼のプレーも素晴らしいのですが、私はFWの強さが彼の良さを引き出し、そしてクルセーダーズの強さの秘訣ではないかと思います。
スタッツで見ていくとこの試合、クルセーダーズはLO、SCRUM共に獲得率100% 1本も相手に取られませんでした。しかし相手のチーフスはLOで4本、SCRUMで2本ボールロストしており、スクラムではPKを連発してしまいました。
またクルセーダーズの試合を見ていると分かるのですが、フロントローは必ず後半開始5分に、スクラムハーフも10〜15分までにリザーブの選手を投入します。普通のチームであればここで選手のレベルが落ちるのですが、クルセーダーズはここで出てくる選手もしっかりと役目を果たして、後半に相手を突き放します。
つまりクルセーダーズの強さとはFWの強さ、そして層の暑さにあるのではないでしょうか。これは日本のパナソニックやサントリーにも言えることですが、ラグビーは15人ではなくメンバー外の選手も含めた競技だと思うので、ここがしっかりしていると怪我人が出てもチーム力は落ちないですね。
ここまでクルセーダーの良さを書いてきましたが、私はクルセーダーズの長年の大ファンなので、ちょっと大袈裟かもしれません。特にライアンクロティが大好きでしたが、なんと日本のクボタスピアーズでプレーしているので、早く見にいきたいですね。
今年もクルセーダーズの優勝が見たいですね!
それではまた!