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DOV 2pickのざっくりした話

こんにちは、Jivuです。
今回は2pickレートをしてみたらいっぱい勝てたので、そこらへんの感想と個人的上位リーダーのpick感覚についてまとめてみようと思います。
ちなみに私は理論上の確率よりも経験上の感覚を信じる人種なので、「それお前だけだろ!」という部分は目を瞑ってください。

レート戦績を踏まえたリーダー順位

こちらが今季のレートの戦績ですね

・ウィッチ勝ちすぎじゃね?
・エルフネメシスも7割前後は勝てている
・その他のリーダーを取った回数が極端に少ない
大体そんな感じの感想が出てきます。
ちなみにこの戦績はアディショナルカードが追加される以前の試合も含んでいるので、ウィッチが過剰に勝っているのは今よりもアングレアの掲示率が高かったことも影響していると思います。
これらを踏まえて今の私のリーダー順位は

1位 ネメシス
2位 ウィッチ
3位 エルフ
4位 ビショップ(疑惑)
5位 ヴァンパイア(疑惑)
6位 ドラゴン
ban ロイヤル&ネクロ

というふうに考えています。
上位3つの理由を説明します。


1位 ネメシス

なんでネメシス勝率低い割に1位なの?と思う方もいるかもしれませんが、やはり勝ち筋の多さや上振れた時のパワーの高さ、除去回復守護の幅広さなど、全体的な対応力が頭1つ抜けている印象があるので、ネメシスの1位を1位に置いています。
アディショナルで追加された≪アブソリュート・トレランス≫というカードの存在も大きく、優先掲示の金虹枠に追加されたカードの片方がしっかり強いというのがアディショナル後も強い理由だと思います。

2位 ウィッチ

ウィッチ2位は結構人によって個人差あると思いますが、もともとアディアディショナルが来るまで私はウィッチを1位にするくらいには評価していて、アディショナルカードの追加で≪アン≫と≪グレア≫の掲示率が下がったとしてもエルフよりは強いと思っています。
(個人的な感想です。お前アングレア複製してるだけだろ!という意見はまあ概ね間違ってもいないと思います)

3位 エルフ

≪アリア≫が取れて5、6ターン目までに引ければ2位以上は堅いと思いますが、なぜか私はアリアがなかなか掲示されないor pickできても引けないという事案が多発するので、あんまり気持ちよく勝てたことがないです。
しかしそれでも、他のクラスに比べて除去性能が圧倒的に高く、小型の横展開・大型単体・中型2、3体どれがきてもそれなりには返すことができ、ブロンズに疾走カードがあるので勝ち筋も割と取りやすいクラスだと思います。
ただ、 pick段階でデッキの方針を決めるのが難しく(除去の枚数、打点の枚数、ニュートラル含む進化シナジーカードとの噛み合いなど)最後に完成したデッキがパワーカードばかり入ってる割にあんまり強くない!みたいなことも起きやすいリーダーだと思っています。要は pickが難しいです。
よって、私がアリアと仲良しになるまでこのクラスは3位です。

中堅 ビショップ・ヴァンパイア・ドラゴン

ここらへんのリーダーは正直よくわかりません。

最近ではヴァンパイアの順位が上がってきている方が多いそうなんですが、私はあまり使って無かったのでなんとも言えないです。

ビショップは、アディショナルで追加された≪アブディエル≫というカードが異次元の強さなので、そこを評価して4位にしています。

ドラゴンも、DOVで追加されたカード自体は強いのですが、それ以外のカードがかなり弱く、引き依存な部分も大きいクラスです。デッキバフ系統も、バフのかけ先ばかり引いてバフをかけるカードが来なければ話になりませんし、ランプカードと大型フォロワーも噛み合いが悪いと地獄です。ただ、逆に噛み合いさえすればすごいパワーなので、 pick段階だけでなく、その後の試合でも継続して"運命を手繰り寄せる豪腕"を発揮する自信がある方は優先して取ってみてもいいかもしれません。私には無理です。

ban ロイヤル・ネクロ

全くやれないとは思ってませんが(特にロイヤル)ドロソ、除去カード、打点等上位のリーダーに比べて足りないものが多すぎるような気がします。そもそもあまりにも練習してないのでネクロに関してはほぼ無知です。≪ミルティオ≫強そうしか出てこん。

ネメシス  pickのコツ

ブロンズ優先カード
・アームメカニック
・急襲の小型機
・人形の閃劇
・ストリングマイスター

《アームメカニック》
もう見たら見た分だけ取りましょう。隣が何でも取りましょう。5枚あってもいいかもしれません。最強です。(ちょっと言いすぎたかもしれませんけど多分本当です)

《小型機》
メカニックよりは全然優先度低いですが、共鳴さえうまくいけば3コスト確定除去はあまりにも強いと思います。3枚までなら全然取ります。4枚目は流石にちょっと邪魔になりそうだから避けるかもしれないです。

《閃劇》
ハレゼナやノア、フォリアなど相手が頑張って置いてきた大型2体を1枚で返せるのでかなりPPでアドバンテージを得ることができます。ただし、5コストと少しコストが重たい受けカードなので、1or2枚くらいが適正枚数だと思います。

《ストリングマイスター》
1PPでハンドを焼けケアにも使えて、小型の横並べにも対応できる万能カードですが、アームメカニックを取りすぎるとエンハンスプレイ時に人形が燃えてしまうことがよくあるので、メカニックが3枚以上取れてる場合は少し優先度を落とすか、すでにpickしている場合は1PPで投げることも視野に入れます。

余談ですが、≪スパイデバイス≫と≪技師≫は、デッキ全体のAF関連カードの枚数次第で大きく価値が変わります。序盤からガンガン取ってメカニックが出なかったとか結構笑えないので、中盤からデッキ内容と相談して取るといいと思います。
さらに余談ですが、ネメシスは2コストの除去スペルというのが次元斬以外にないので、次元斬を1枚 pickしておくと意外に使えたりします。

シルバー優先カード
・肉球シュート
・パワフルマリオネッター
・スピナー
・空間の解錠
・廃品の回収

《肉球》
後攻最強カードでありながら先攻でもそこそこには使えるという汎用性の化身、何よりこのカードがあるせいで相手に進化権を渋らせることができるのがネメシスの強みですらある。3枚までなら取っても良いカードです。

《マリオ》
除去の幅が広くなる、大体ネメシスだと暇なことが多い先4を埋めてくれる等の理由で今季地味に価値が高いです。あんまり入れると使いにくいので、1枚あれば良いと思います。入れても2枚かなぁ。

《スピナー》
後4で進化権を使わずに2面除去ができる便利カードです。処理しなければ相手の顔を6点持っていくので相手の動きが弱い時に出すと嫌な顔をされます。進化シナジーのあるカード(カトル・エッセル・グリームニル・堕落等)が取れてればさらに価値が上がります。シナジーがあれば3枚、無ければ2枚くらいが丁度良いと思います。

《解錠》
デッキに1枚あるだけで一気に動きが楽になるカードです。7tでプライム設置はもちろん、最悪知恵の光として共鳴調整にも使えるので、1枚から2枚取ると便利です。1枚だけの場合は基本7t運用を前提に考えて、複数ある場合は1枚残して知恵の光として使って良いと思います。

《廃品》
アームメカニックのせいでめちゃくちゃハンドが多い状態で戦うことが多いので、1枚あれば充分だと思います。ただアイシィが取れた場合のバリューだけ異常なので2枚取っても良いと思いますが、3は絶対腐ります。

金虹優先カード
・アーティファクトシップ
・アイシィレンドリング
・スピネ
・イルガンノ
・トレランス

《シップ》
見たら取るくらいには強い。個人的には金虹で1番強いと思ってますが、ケアされやすいのと、不利な状況だと投げにくいことも考えると、アイシィのが優先すべきという意見もあります。私はフィニッシャー不足になることの方が怖いので《シップ》最優先で取るようにしてます。

《アイシィ》
さっきも言ったように劣勢の状況においては最強の1枚だと思います。また、自分が有利な状況で置いても疾走打点にこそならないものの、盤面の圧力はかなりの物になるので、《シップ》が取れなくてもこいつがいればなんとかなることも結構多いです。廃品で回収できるのも非常に強力です。また、出したターンに列車に乗車できるように、コストの下がったパラダイムを抱えておくのも強力です。

《スピネ》
大体は《プロテクト》と《エッジ》を出して2面処理しつつ体力を回復します。自分が有利の時には《ブリッツ》を出すなど小回りが効くのも評価が高い理由です。《アームメカニック》と同様に、《スピネ》が取れるとパラダイムシフトを加えるカードの評価が一気に上がります。そのため《メカニック》複数枚と《スピネ》両方を取れた場合、《スパイデバイス》と《技師》は先ほどあげたブロンズの優先カードに並ぶ優先カードになると思っています。

《イルガンノ》
現在の上位リーダーであるネメシスやエルフに対して進化時の効果が刺さります。またヴァンパイアの《ハレゼナ》も取れるので評価を高めにしています。《ヴォイドリアライズ》は疾走がつかなくても除去で使ったのに後にバイク三つに《ブリッツ》をのせる動きもあるので、フォロワーの破壊数に依存せずに使える部分も評価しています。

《トレランス》
トップ性能こそ低いですが、早めに引ければケア不能のリーサルを叩きつけられます。また、このカードを pickできている場合はエンハンス《ラズリ》のサーチ先が《トレランス》になるため、少しだけラズリが使いやすくなります。さらに、奥義カトルで一気にコストが12コスト下がるのも強力で、少しカトルも取りやすくなります。という感じで本来勝ち筋にはならない除去カードと噛み合いが良いので、デッキにパワーカードが少ない時にこそ pickしたいカードだと思っています。

ウィッチ  pickのコツ

ウィッチはなんか、絶対評価によるデッキ構築が難しいリーダーです。(《アングレア》取れてないときの複製がちんちんだったり、《ヴィンセント》ない時と《アストラルダンサー》やら《大地の活用》やらがちんちんだったりetc…)なので、勝ち筋をいくつか定めて、それらを達成しやすいデッキを作るようにすると、チグハグなデッキでどっちつかずみたいなことは避けれると思います。

勝ち筋になりうる組み合わせ
・アングレア&複製
・バフカード&ヴィンセント
・ハリケーンゴーレム&アダマン&土共
・マイザー&スイートマジシャン
・フォリア&フュンフ

大体ここらへんのどれかに寄せれるとそこそこ強いと思います。特にアングレア&複製、フォリア&フュンフは、決まればほぼ勝てるくらいのパワーがあります。

組み合わせ関係ないやつら
・アン
・グレア
・フォリア
・フューチャービジョン
・マーシャルゴーレム
・ハリケーンゴーレム

ここら辺はもうたぶん横がなんでも取ると思います。《ビジョン》と《マシャゴ》と《ハリケーン》は流石に横がなんでもとは言いませんが、上記の金虹3匹は多分横が《混沌》でも《究明》でも取ります。中でも最強はアンです。見たら雄叫びをあげて取ります。
フィニッシャー以外のカードの評価は大体はドローカードと盤面除去カードを優先して取ります。デッキの20枚以外になるとパワーが跳ね上がる《ポーションウィザード》《博学の魔道士》《グランドブレイク》も中盤を支えるために取っていきたいカードになります。デッキを掘れる訳でもない、20枚以下になって強いわけでもない、カードは優先度が下がります。特に今季はスペルブースト系のカードがあまり強くないので、スペルブースト系のカードと土が並んでたら大体は土取って良いと思います。(《ハリケーンゴーレム》が強いため)

ちなみに、複製の扱いというのは今季かなり難しく、特にアディショナルの追加によってアングレアの掲示率が下がってしまい、アングレアお祈りで先に複製をたくさん取るということも正当化しにくくなってしまいました。しかし、他に目立った筋が見えないままデッキ半分を過ぎた場合は思い切って最後の金虹でアングレアを取れることを祈って複製を1、2枚取っておくのは、勝ち筋を見るには結構ありだと思ってます(出なかったら《ポーション》《博学》を増やして頑張りましょう)

あと、20枚以外シナジーが大量に入ったデッキの《でたらめな接合》はそんなに悪くないです。別に強くもないですが、そんな必死になって避けるようなカードではないです。

エルフ  pickむずすぎ

エルフはウィッチ以上に相対評価やシナジーで pickを決めるクラスだと思ってます。しかも何が難しいってそのシナジーがやたら多いんですよ。

・進化
・プレイ回数
・アリア(フェアリー)
・アクセラ
・セッカ(場を離れたエルフフォロワー)

ざっと数えただけでもこんだけあります。これを全部考えながら pickするのはめちゃくちゃ難しいと思いますし、正直状況によるケースが多すぎて言語化不能のような気がします。ですので"強い!無限に取っていいカード!" "強いけど1〜2枚が限度のカード" "金虹の優先カード"ぐらいの認識だけ置いておきます。

無限に突っ込んでいいカード
・フェアリーアサルト
・ブレードエルフ
・陽光のエルフ
・蜂の襲来(嘘かも、3枚が限界)

蜂の襲来はめちゃくちゃ強いですけど多分3枚以上入れると盤面弱すぎて8t前に死にます。

1〜2枚いれとくと強いカード
・大木の巨人
・大自然の捕食
・ウィンドフェアリー
・森林の狼
・フォレストフェアリー
・ヴァーミンハンター

大体確定除去と、進化振って強いカードと、バウンスが合計3枚ずつくらい入ってるといい感じかなぁって気がします(《ウィンドフェアリー》はフィニッシャーの役割もあるので、《狼》よりも優先度高めにしてます。あとアクセラするときはデッキ内の打点の枚数とよく相談しないと打点足りなくなって勝てなくなります)

金虹優先カード
・アリア
・ソーン
・セッカ
・ルヴァン
・パスチャー
・ギガンティックブロッサム

上から順番に初手掲示で取りたいカードです、逆に言えばパワーこそありますが、《アリア》や《ソーン》はデッキ内にシナジーのあるカードがない場合少しパワーが下がります。最終掲示で来て脳死で取るカードではないと思います。
《セッカ》はフェアリー生成が無い場合なかなかカウントが進みませんが、それでも使えないこともないのでまぁシナジー関係なく取ると思います。カウントが早く進みそうなら優先度が上がります。
《ルヴァン》《パスチャー》《ブロッサム》は悩んだら取る汎用カードです。フィニッシャーになることこそ少ないですが、単純なパワーカードなので、デッキ内容に関わらず取りたいカードだと思います。

最後に

こんなちゃんと pickのnote書いたことなかったので後半疲れて雑になったかもしれません。すみません。ただ、実際にこのフォーマットをやってみてわかったのは、結構運要素大きいのと、試合数こなして対面のケアすべきカードがわかってくると少し勝てるようになる、という感じです。
2 pickというフォーマットは、構築とは違った面白さがあるだけでなく、JCGで賞金が貰えたり、アリーナチケットをパックに変換することで資産を増やせたり、やってみると結構得することが多いように思えます。
今回はレートやJCGに出るほどのモチベが無くても、試しにアリーナをやってみたり、ルームマッチしてみたりする際の手助けができたら良いなと思ってこの記事書いたので、最後まで読んでくれた方が少しでも2 pickに興味を持ってくれたら嬉しいです!

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