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【CC7】全国同期チームのすゝめ

AdventCalenderの記事を書くと今年もこんな時期…と感じますね、筑波2013年入学の田中基成です。

この企画も早6回目となりましたが、今年もいまホットな人に寄稿して頂けることになりました。読む人も書く人も楽しんでもらえましたら幸いです。

↓オリエンティアAdvent Calendar 2021

↓僕がいま書いているのはこちらの裏版

さて、僕もなんやかんやと裏版に毎年書いて6回目の投稿ですが、今年は「全国同期チームでCC7に出ると楽しいよ🏃」という記事です。
今回の同期リレーがとても楽しく、もっと他の入学年度も同期チームで走ってくれたらCC7はもっともっと楽しそう…と思い、こんなテーマにしました。


2013年入学全国同期チーム、結成

といっても僕らの代も毎年チームを出しているわけでもなくて、今年は我らの石山選手からのLINEがきっかけでした。

締切6日前、ICS2021運営責任者の高い計画性が伺える

このままだと走順が田中→石山→田中→石山→田中→石山→田中になってしまうので、急遽Twitterと直LINEでメンバー集めを開始。
この時Twitter上では2015年入学がメンバー集めに苦戦していたり、2013年入学の動きを見た2012年入学が立ち上がったりとワイワイしていました。CC7前チーム集めの雰囲気も結構好きです。

懸命なメンバー集めの甲斐もあり、募集から2時間で7人どころか10人ほど同士が集結。「そんだら2チーム出すべ」ということ組まれたチームが下記でした。
改めて見るとまさに「全国同期」って感じの編成ですね。

チームA:照井雄大(東北)→田中悠(慶應)→石山良太(名古屋)→橘孝祐(横国)→田中基成(筑波)→実藤俊太(京都)→前中脩人(東京)

チームB:木村史依(金沢)→秋山周平(大阪)→猪俣祐貴(東京)→築地孝和(神戸)→大竹達也(金沢)→井倉幹大(東京)→稲吉勇人(名古屋)

レース当日の様子

※この章は完全に内輪ネタなので、読み飛ばして頂いて結構です

田中悠、寝坊する

2走が寝坊しても動じずどっしり構える、これがベテランの風格

当日の朝、Aチーム2走の田中悠が居住地長野から寝坊を宣言。
ちょっとどころか30分の遅れを叩き出すも、このタイムラグによりA・Bチームのタイムが揃い後々の接戦が実現。レース後には「流石ゆうくん、演出家だなぁ」と同期一同で感服した。

インカレリレー2016の激闘、再現される

かつての【東大エース】猪俣  vs【名大エース】石山

ゆうくんの演出により実現した3走対決は猪俣 vs 石山、奇しくもインカレリレー2016@マキノ高原のアンカー対決を再現。当時を知るものは「マキノじゃん」とワクワク。
また、今回の石山はフィニッシュレーンに姿を見せたあと森へ帰っていくこともなく、当時からの成長も見せつけた。

テレインを知り尽くしたはずの橘選手、抜かれる

動揺を禁じえないメンバー

エース区間の4走は橘vs築地。特にこのテレインでICL2020のコースプランナーを務めた橘は「このテレインは知り尽くしている」と言葉を残し出走。しかし、先にスペクテーターに姿を見せたのはなんと築地。
その速報を聞いた後続のメンバーには動揺が走った
(そして橘がさらに抜き返してフィニッシュし、また盛り上がる)

両チーム、鉄人との激闘を制す

7走へチェンジオーバー時点でA/Bチームは2分差、前の稲吉選手を追うのはAチームエース前中選手という激アツ展開に…
そして、そこに割り込んだ漢が08年入学 田邉拓也である。
この時点で既に25kmほどのレースをこなした漢はさらに9分前、観戦する我々には「あれ、もしかして7回走った人に負けうるのでは?」と思いがよぎり始めた。当然一人だろうがあのチームも08年入学同期チームであり、世代対決の火蓋が落とされた。

そして結果は…

Aが先にフィニッシュ、示し合わせていないのに湧き上がったフィニッシュレーンハイタッチ
4分遅れでBがフィニッシュ、必死過ぎた稲吉はハイタッチに気が付かず慌ててこちらへ
そしてその7秒後に迫り稲吉にプレッシャーを掛けた『08年入学同期チーム』がフィニッシュ、思わず激闘を讃え一緒にハイタッチ。超楽しかった。

余談:田邉さんも大満足

全国同期は楽しい

そんなこんなで今年のCC7は同期チームでのリレーを満喫し尽くしたわけですが、やはり楽しかったなと。僕は年代関係なく広いオリエンティアと仲良くしてもらっていますが、同期はまた特別。

同期という存在が他の人と違うのは、文脈を共有しているかどうかなのだろう。4年間毎週のように全国各地で競い合い、8回の同じインカレを同じ場所で駆け抜けた彼らとは、共有している経験の量が違う。前段で書いたように誰かの「マキノじゃん」の一言で全員がニヤリと思い出し笑いをしてしまうのはこの集合でしかありえないのだ。

また、彼らとは現役を卒業してからの時間も共有されている。

インカレを失い競技から退いたけど大会には大体いる人、違う目標を見出し未だに第一線で戦う人、オリエンテーリングはしないが飲み会には絶対来る人…それぞれ千差万別だけれども、オリエンテーリングだけしていればよかったあの時期が終わり、将来や世間のしがらみなどを意識せざるを得なくなってきた時間は同じく流れている。だからこそ違うスタンスの相手のことも分かる。そんなメンバーで年一で集まってワイワイする、面白くないはずもない。

そして、そんな機会にCC7はピッタリなのだ。

ここまで読んでどうだろうか?久しぶりにあいつらと会ってくだらない思い出話や、「最近の人生どうよ?」みたいな話をしたくなっていませんか?

2013年入学が最強、挑戦者を待つ

今回のCC7を振り返ると、全国同期で出場していたのは09(ベテラン),11,12,13×2,15,19,20,21の8世代。その中でも7人揃えて最速だったのは我ら2013年入学である。

中盤までは2012年入学と接戦を繰り広げていたものの、最後は勝利。やはり我々が最強だったかという結果に終わった。

来年はディフェンディングチャンピオンとして、他の世代の挑戦を待っている。2013年入学はすでに来年はCC7後泊で同期会をすることを決定しており、したらば次は3チームを…と企んでいる。

来たれ、挑戦者たち

CC7翌々週(11/13)に開催した全国同期旅行より

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