原選手のサードファールフライについて

27年目のJリーグが始まシーズンが始まり、まもなく中断となりました。
そして、先週J2及びJ3が再開(開幕)し、今週J1も再開となりました。

Jリーグ開幕当時、茨城県在住の高校生でしたが…
浦和レッドダイヤモンズを応援していました。
黎明期の成績が余計に愛しい気持ちにもなりました。

小さい頃から野球少年だった僕がサッカー観戦に傾倒していった経緯は
いつか書くかもしれないですが…
プロ野球は両親ともに巨人ファンでしたが、僕は近鉄ファンでした。
兄の影響が強くあったかとは思いますが、
メジャーなものに対して斜に構えてしまうところもあったのかと思います。
特に80年代後半から90年代前半の近鉄が好きでした。
球団が消滅してからも、いまだに近鉄を超える球団はありません。

今はDAZNを始めとして、パ・リーグの試合を見る術もありますし、
世界のマイナースポーツでさえ、視聴する環境は揃っています。
しかし、当時のパ・リーグは試合はおろか、情報を得ることさえ困難で…
土曜日に月一程度の全国中継されるパ・リーグの試合を見ること、
パンチョ伊東氏が出演していた「パ・リーグHOT情報」が楽しみでした。

土曜日は学校から帰って来て、それらを見るのを楽しみにしておりました。
西の方では吉本新喜劇を見るのを楽しみに学校から帰ってくると聞いた時は
地域間ギャップを強く感じました。

当時のパ・リーグは川崎劇場に代表されるように不人気の代名詞であり、
毎日のように中継されるドル箱の巨人戦のように長時間放映されず、
試合途中から中継が始まり、中途半端に1時間ほど放映される感じでした。
そんな状況ではありましたが、関東地方で近鉄の試合を見る機会なんて、
限られていましたので、それでも十分満足していました。

関西在住であれば、毎日のように近鉄の試合が見られるのかも?…と、
割と本気で思っていました。
実際、関西ではどのくらいのペースで近鉄の試合は視聴できたんだろう?

稀に全国中継される近鉄の試合で好きな投手が投げて、
打線が爆発し大量得点の試合だったらとても嬉しかった記憶があります。
逆に相手投手に抑えられ、打線が沈黙してしまう試合もありました。
でも、打線が爆発した試合の印象の方が強いし、
負けている試合は見たくないので、チャンネルを変えたり…
そうなると、近鉄の打者は打っているイメージばかり残ります。
普段(関東地方)は試合中継などされず、スポーツニュースで結果を知る。
スポーツニュースはダイジェストであり、得点シーンを放映するので、
ここでも近鉄の打者は打っているシーンばかりが記憶に残ります。

一方、毎試合中継される巨人の主軸でもあった当時の原選手。
チャンスに原選手と言えば、サードへのファールフライのイメージです。
当時はチャンスにめっぽう弱い打者だなぁと思っていたんですけど、
毎試合中継される原選手と稀にしか中継されない近鉄の主軸打者…
その上、スポーツニュースで近鉄の主軸のホームラン映像を見れば、
近鉄の主軸打者がチャンスに強いイメージが残るのは当然です。

例えば、打率.300のバッターでさえ、10回に7回は凡打になります。
凡打になった場面の方が多いので、印象に残ってしまうのかもしれません。
原選手よりブライアント選手の方がチャンスに強い印象もありましたが、
原選手がチャンスに弱かった訳ではないのでは?と思うようになりました。
実際にブライアント選手は印象に残る活躍はしましたけどね。

こういう現象って何か名前があるのかな?

それとちょっとこれとは違うかもだけど…
例えば、付き合っていた人の誕生日と同じ並びの数字を見かけた時、
その数字が殊更に印象に残ってしまう現象ってありませんか?
多分、他の数字の並びを見る確率と比較しても大きな差異はないはず。
でも、気になる数字の並びを特別視しているからか、
強い印象を抱いてしまう現象についての名前もあれば知りたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?