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#13【となりの窓に「こんにちわ」part1】

今日は、私の日々のことではなく、

茨城県の某デイサービスで働く同業仲間のAさんとの談話の中で出てきた「あるある」話を。

よく電話をして、最近あった楽しかったことや仕事上で関わるスタッフさんや利用者さんとのエピソード、イベントでこういうのをやってどうだったなど、シェアする機会があります。

もちろん個人情報的な情報は抜きで、お互いそこは気をつけながら話しています。

Aさんは、以前の職場の後輩で数年は一緒に働きました。その頃から思っていましたが、お互いの共通点は、関わった人を楽しくさせたり、笑わせたりして、やっている自分たちも楽しんでいる様子が多々あって、一緒に担当する人がいた際はとても楽しかったのを覚えています。

そのAさんのデイサービスは、デイサービスだけでなく入所施設も併設されているようです。

色んな人と関わっていると、もちろん色んな出来事が起きます。

始めにことわっておきますが、私もAさんも関わっている人の話をゲラゲラ笑いながら話しますが、その人への敬意と尊敬があり、信頼関係を作れていることが前提です。

少し前のエピソードですが、
Aさんのデイサービスに通うある男性の話をひとつ。

その人は、普段コミュニケーションはとれるけど、何か急な訴えがある時に言いたい言葉がうまく出ないらしく、スタッフさんたちもその訴えをうまく聞き取れずに、ご本人と一緒にオドオドしちゃたりするようで…

でも、Aさんはその人の言わんとしたことを汲み取り、「◯◯ですか?」と聞くと、「そうそう。そうだよ。それそれ(^^)」とその男性は安堵の顔を浮かべるそうです。

毎回のように、そうなる?らしく、その男性はAさんを信頼し、ホッとしているんだなぁと話を聞いていて伝わってきました。

Aさん的には、他のスタッフさんも言いたいことをある程度決まっているから予測して、ひとつづつ出していけば当たるのに…っていう感じのようですが^^;

人はコミュニケーションが取りづらいなぁと感じると、取らなくてもいいなら…と避ける傾向にあると思います。

Aさんはその男性から絶大な信頼を寄せていて、介護職ではないけど、トイレでの介助とかも頼んでくるらしく、私もAさん寄りの考えなので、スタッフさんたちに工夫して欲しいところだなぁ思って聞いていました。

多分、障害があってもなくても、自分が伝えたい事を言語化できないでいたことを「それって、こういうこと?」と、くんで聞いてくれて、それが伝わって分かってくれたら「それ!それが言いたかった!😆」
と、その人とのキョリはグッと近くなるでしょう。

だから、コミュニケーションには、伝える方の意思と聞く方の意思がないと、そもそも成り立たないわけですよね。

しっかり聞くことが大事ですね。

私の働くデイサービスにも似たようなスタッフはおりますが、話したいと思う利用者さんとばかり話し、苦手な利用者さんと話さないということは、自分の成長の芽を摘んでしまっているなぁと思ってしまいます。

本当によく聞いてみると、その人の言いたい事が分かると思うんですが…

本当に聞いてみると。ねっ

では、今日はこんなところで。

るぅ先生でした♪

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