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jumeaux in TOWN FINAL MIX解説

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本番に持っていき忘れたキャップ、こんなところで役に立ちました。

今回は "for jumeaux in TOWN FINAL" というMIXの解説です。
最近やっているDJスタイルのショーケースになるかと思い、書いてみます。
聴きながら読んでみるとよいかと思います。

選曲に関しては特にTipsみたいなものはないです。
かけたい曲をプレイリストにぶち込んで、ミックスできる箇所はじっくり探す。

今回のテーマというか、意識したことは結構ありました。

・良曲会で話題に上がった曲を入れる
・2019年に活躍したアーティスト
・おしゃれ要素
・いつも通り踊れるMIX

jumeauxさんが主役のイベントなので、ちなんだ曲から入れていきました。
良曲会的には声優さんとポップス。
共演者の中で自分は一番新しい友達なので、フレッシュな2019年の楽曲多め。
自然とインターネット感が出てきます。(遊びに行った仙台がそんな感じだった)
あとはファッションがテーマなのでおしゃれ要素。
最後に自分らしく丁寧に繋いで踊れるMIXです。


入り方は2パターン用意していて、上物がブラスかストリングスだったら…
冒険トラベラー(リステ) → 言わないけどね。(高木さん)
ピアノか電子音系、もしくは男性ボーカルだったらひょろっと男子でいこうと考えていました。

本番、毎日コハルビヨリでパスされたときは冒険トラベラーで入るつもりでしたが、音が出せなくて、その間に繋いでくれたのが男性声優だったので後者にスイッチ。時間がかかってしまったので結果的には2曲目から入りました。13〜15曲目も削りましたね。

ツイッターに貼った曲目リストとは別に、実際用意していたトラックがこちら。

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以下、曲ごとに解説。


1. スリム・ボーイ・スリム / ひょろっと男子

この曲を教えてくれた人たちがフロアにいたのでかけたいと思った曲です。
サビ後に最後のアウトロに飛ばしてます。

2. Here comes The SUN / 仲村宗悟

良曲会で話題に上がった曲、その1。
頭のギターの音の間に「どうタフだろ?」が入るようにカットイン。

3. 青い関係 / 諸星すみれ

2019年良かった声優楽曲を続けて、同じキーと近いアレンジで自然に。

繋ぎはフェーダーをゆっくり下ろすだけ。
ラスサビに飛んでアウトロ流れるEDIT。

4. FREEDOM / 入野自由

ガラッと雰囲気変わりますが、同じキーでじっくり8小節ミックス。
ここから踊れる展開に持っていきます。

青い関係のアウトロにハイパスとリバーブかけながら、心地良いウエット感のあるFREEDOMのイントロを迎え入れます。
イントロの4小節をアウトロに持ってきて12回ループするEDITを使用。

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意地でもルーパー使わないマン。

5. Keepin' / iri

向井太一の存在を感じてほしい、入野自由 → iri

iriのボーカルが入るところでFREEDOMのアウトロを半音下げ、近いキーへ。
いったんループをフェードアウトさせてから、Keepin' サビ前の盛り上がるところで再び重ねて鳴らしてます。

6. 夏を待ちわびて feat. somunia (The LASTTRAK Remix) / The LASTTRAK Feat. somunia

ボーカルを重ねながら、24小節のロングミックス。
Keepin' の4つ打ちが続く16小節まではsomuniaのボーカルを奥に、残り8小節は入れ替えるイメージです。リバーブと中域カットで配置しました。

ここまで3曲は高めの湿度を保つ感じ。

7. HOUSE / Lucky Kilimanjaro

somuniaちゃんとLucky Kilimanjaro、マインドが同じ。ここから出ない。

ローを徐々に入れ替え、8小節程でキックがHOUSEの方に入れ替わります。
前曲が次の8小節の間奏に入ったらトランスポーズしていきます。
1, 2小節は原曲キーAm、3, 4小節はG#m、残りの4小節はGm…と2回半音ずつ下げてキーを合わせてます。
somuniaちゃんのピッチ下げていったら熊木幸丸になっちゃった、みたいな。(?)

HOUSEも最後のアウトロに飛ばしてます。

8. Luminous Party / 田村ゆかり

何もない休日だからこそ、"踊りましょう"
になるように歌詞を繋いでみる遊び心です。

20小節のロングミックスになっているので、関東最強(?)のLuminous Partyイントロドナーが好タイムを出したようです。

9. リボンシュシュ / 内田彩

キラキラした声優おしゃれポップスが続きます。
ノボノラ遊びに行ったときに聴けて嬉しかったので。

近似キーで繋いでいないのは全体でこの曲だけ。

10. とびきりのおしゃれして別れ話を / SHE IS SUMMER

「とびきりのおしゃれしてオタク話を」というツイートを見て「それや」と言いながらプレイリストにぶち込んだ曲です。おしゃれ繋ぎ。

リボンシュシュの中音域だけ残したら上手くシンセのフレーズが混ざってくれたので、そんなミックスになってます。
「SHE IS SUMMER、メジャーになってからドンシャリ気味のマスタリングが多い」みたいな話を後で聞いて、なるほどな(?)と思いました。

11. Groovin' Magic / ROUND TABLE Feat. Nino

渋谷系はおしゃれ。
あとアニソン成分が足りなかったので。

イントロのAh A Ah Ah… が8小節続くようにループ、サビ終わりから間奏のAh A Ah Ah…に飛ばしてます。
飛ばした瞬間に半音上げ、F#でフライト23時のイントロを迎え入れます。

12. フライト23時 / ミネラル★ミラクル★ミューズ

アニソン連続でここが一番の盛り上がり所、というイメージの構成でした。
ディスコティックなアンセム。

次の曲を長めにミックスしたかったので、1コーラス後の4小節のフレーズをループさせます。

13. イッツ・マイ・ターン / フィロソフィーのダンス

「1拍目が16分走るリズム」「キーが近似」でフライト23時との相性は抜群。
曲調はアシッドジャズ風に展開します。

グルーヴキープしながら徐々に別のジャンルに展開する、というのは常にやりたいと思っていることの一つです。

音量が下がるので、ループに合わせて8小節じっくりミックスします。

14. Step into the Hi! Superb / Hi! Superb

どれくらい人気があるのかわかっていないのですが、かけていたら結構盛り上がってたかもしれないです。
去年の1stアルバムが本当に良かったので入れました。

トラップ的なハイハットの連続音が、次の曲の導入になってくれてる気がします。
アウトロ短いので2小節を4ループ。

15. 平成終わるってよ / SASUKE

良曲会で話題に上がった曲、その2。
強烈な新時代感、インターネット世代。
名古屋でさなりくんの曲がかかったというのも意識して。

イントロが使いにくい曲なので、 
1コーラス後の間奏(強めの4つ打ち) → 1番 → 2番後の間奏
という具合にEDITしました。

16. 純粋 (feat. 星宮とと) / TEMPLIME

続けて2019年に活躍したアーティスト。これもインターネット感。

平成終わるってよの間奏のストリングスに、徐々にガラージのビートを乗せていきます。ループさせて8小節。
カッティングギターが入ってきたらSASUKEくんのボーカルを残しつつフェードアウト。

17. パパパ / 斉藤朱夏

C# → D とサビで転調しているのでちゃんと同じキーです。
アウトロに飛ばしてショートサイズで終わります。

元々はパパパ (takashima Garage Edit) だったんですが、他にブートを使っていなかったのと、アニソン原曲に戻してからパスしたかったので、イントロのネタだけをお借りすることにしました。
純粋 (feat. 星宮とと) のドラムをチョップしてtakashimaさんのEDITと同じ位置に配置し、ミックスしたときに馴染むようにしています。

ネタだけ使うというのがなんか引っかかってたので書いておきたかった…。

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このMIX以外で使うことはまずないでしょうね…。


こんな感じでした!
以上です!

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