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初志貫徹できたことありますか?僕はないです。#日本縦断番外編。丹後半島チャリ一周編

丹後半島一周
走行距離 98km
歩行距離0km

『歩くのやめたい。チャリで旅したい』

その思いが沸点に達した今、本当にチャリの旅をするのが楽しいか、試す必要があった。

というわけで今日は、ゲストハウスにもう一泊して、チャリを借りて旅をしてきた。

ルートはこんな感じだ。

先に歩き旅とチャリ旅の特徴について分類して結論を記す。

【歩き旅】
(デメリット)
・1日30-40kmほどの歩行距離が限界
・日本縦断するには長い期間を要する。
・怖い道をさっさと駆け抜けれない。
・上り坂も下り坂も歩くペースは一定
・暇なことが多い
・多くの場所に立ち寄ることの難しさ
・早く進めないことに対するストレス

(メリット)
・ペースが遅いからこそ、立ち止まりやすい
(道端でカブトムシを発見できる余裕がある)
・歩いているというだけで尊敬される
(旅人ヒエラルキーではトップに君臨できる)
・遅いため、道端で会う人とコミュニケーションが取りやすい。
・着実に進むことによる達成感
・息が荒れることがない。
・歩に続けることは誰にでもできる

【チャリ旅】
(デメリット)
・息が荒れる
・登り坂は地獄(これが一番ツライ)
・ケツの痛みに悩ませる。
・脚全体が疲れる。特に膝がやられる。

(メリット)
・1日100km以上は進める
・そのため、一定期間内により多くの場所に寄れる。
・寄り道がしやすい。(山が嫌だから距離伸びても迂回路行こうといった道の選択肢が広い)
・ダイエットには最適
・下り坂はボーナスタイム(何もしなくても進む)
・駆け抜ける喜び。風を感じられる。

などなど、まだ挙げたい例は山ほどあるがザッとこんな感じだ。

一言で言うと、歩きよりチャリの方が楽ということはありえない。

どちらもそれぞれのツラさと魅力がある。ということだ。

この時点で僕の中で結論が出た。

『ただ、辛いからチャリに逃げようという考えでは、チャリで日本縦断なんてできるわけがない。』

ということだ。

そういう意味で、今日チャリ旅を経験してよかったと思う。世の中のチャリダーの方、ごめん。正直チャリをナメてた。

というわけで明日も歩き旅を続けていこうと思います。

確かに、多くの場所を訪れたいからチャリ旅に変更したい気持ちはある。

でも、俺はここまで歩いてきたからこそ、歩き旅の言いようのない魅力の虜にもなっている。

それに、相方と最初に決意した


『這ってでも波照間にたどり着こう』


その約束を破るわけにはいかない。

初志貫徹。これに尽きる。

思えば、自分は、自分で立てた目標を最後までやり遂げたことがない気がする。

あんだけ憧れた早稲田大学政治経済学部も結局合格できず終いで、『ま、早稲田だからどこでもいっかw』みたいなノリで正当化していた。

社会人になる前の最後の青春時代において、これが、初志貫徹したと言い切れる経験のラストチャンスだ。

やらないわけにはいかない。

ということで今日はここまでにします。

最後に、丹後半島一周した今日の写真をまとめて貼り付けていきます。

それでは、明日も歩いてきます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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