城崎にて 日本の歩き方#56京都府京丹後市→城崎温泉→兵庫県豊岡市竹野
日本の歩き方#56京都府京丹後市→城崎温泉→兵庫県豊岡市竹野
朝5:00、道の駅くみはまで起床。
しかし大雨。今日は、早く着いて城崎温泉で遊びたかったが、雨が弱まるのを待つことに。スタートから出遅れる。
7:00、雨が弱まったタイミングで、スタート。
今日のルートはこんな感じ。
29kmと短い距離だが、峠が3つある。それも斜度5%以上のものが何度も何度も。
兵庫県に入って鳥取砂丘にたどり着くまでは峠続きらしい。リアス式海岸は旅人を苦しませる。
さあ、峠を楽しもう。
歩き始めるとすぐに、久美浜湾が見えてくる。
静かで雄大な湾だ。トビウオが跳ねている。
久美浜湾を超えると峠前最後の街。古民家が並ぶ素敵な街並み。
ワインディングが続く峠に入る。ライダーだったらここの峠にはロマンを感じるだろう。徒歩ダーは感じない。
少なくとも僕は。まだ峠を楽しめていない。
しばらく歩くと、峠の頂上で、昨日キャンピングカーに招待してくれたおっちゃん達が。
『沖縄で待ってるぜ!』
その言葉が最終ゴールを確認させる。
こんなところで折れてる場合じゃねえ。
そして兵庫県に入った。
2つ峠を越えると、円山川に入る。
そして城崎温泉へ。
ゴールのゲストハウスに着いてから城崎温泉には向かうからとりあえずスルーして3つ目の峠を越える。
クマが出るのが怖くて怖くて鈴を鳴らしながらワインディングロードを抜ける。
『鋳物師戻峠』
城崎温泉に営業に行く鋳物師が峠に怯えて街に帰りたくなる。それほど恐ろしい峠だというのを頂上の看板を見て初めて知った。
たしかに、最初にこの看板を見ていたら行きたくはなくなっていただろう笑
峠を下ると今日のゴールの、『本と寝床ひととまる』というゲストハウスについた。
このゲストハウスは本当に面白いから明日詳しく書きたいと思う。
そして、ゴールしたということで、電車で城崎温泉へ。
駅を出るとすぐ足湯が。この先の動き方を考える。
城崎温泉は、外湯めぐりが有名で、1300円入れば7つの温泉が一日入り放題だという。
これは、7つ制覇の旅をするしかない。旅人の心がそうさせた。
しかし、インフォメーションセンターのお姉さんに聞くと、7つのうち1つは定休日、もう一つは工事中だという。そこで5湯巡りをすることにした。
一つの温泉に10分も浸かることのないくらいのペースで行く。
一つ一つの湯にテーマとその歴史的背景があるのが面白い。商売繁盛の湯に150分くらい浸かりたい勢いだ。
全て制覇して、街を散策する
裏道までも美しい街、城崎温泉。次は一泊二日でみっちり裏道も味わいたいな。
さあ、帰ってゲストハウスを楽しむことにしよう。
京都府京丹後市→兵庫県豊岡市竹野→城崎温泉
歩行距離 29km
総歩行距離 1774km
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