芸能人の不倫ネタは誰が得をするのか?

昨日アンジャッシュの渡部さんが記者会見してましたね。見るつもりはなかったのですがよろしく朝のニュース (ワイドショーか)でとりあげてたので断片的に拝見しました。

不倫はいけないことは自明。不倫する前に別れてから次と付き合うのが筋。会社だって、見境なくM&A交渉とかではなく、区切りつけてからいくのが筋というのも(いろいろ話をきくのはあるけど、まとめてる途中で他との案件はありえない)。奥さんやそれまでやってた番組スタッフ、スポンサーら関係者に謝罪をするのは当然だと思います。迷惑かけたんだから。子供にもあやまるのが筋(おおきければね)。

一方で、会見を拝見していて、記者らの質問が、奥様への愛とか家族とか仕事とは関係のない彼のプライベートにまで及びだしたときに、とても違和感と不快感をおぼえました。
彼は公人でもなんでもない、いち市民。不倫をしてもすでに関係者に謝っていたとしたら、彼自身やご家族のプライバシーを無視した質問に答える必要はないと思いました。公人だって、仕事上の話はするがプライバシーを明かす必要ない。個人のプライバシー保護はとても大事な民主主義国家の基盤のようなものです。
あの場面では、「答えられない」と言いづらい立場をある意味記者らがここぞとばかりに利用して、根堀葉掘り執拗にプライベートのこときいてる感じがあり、半ばリンチのような状態に追い込んでる気がしました。

日本はなぜこのようなリンチ文化が根付いてしまったのでしょう。 悪いことをした人が関係者に謝罪するのは当然で、罪を償うのも当然。でも記者や一般国民に向けてすべて話す必要はないし、それを立場と機会を利用して聞き出す記者たちの下品さに、嗚咽さえ覚えました。リンチしてもし彼が精神的に弱くて精神不安定になったり自殺なんてしたらどうするんだろう。。よってたかって追い込むのやめたほうがいい。会社でミスがあっても日本はすぐに追い込む。これをとにかく即刻やめるべきだと強く感じます。

不倫ネタでいうとDTのHちゃんだって以前やりましたが、笑いばなし的に扱われてました。今回はやり方がひどいけど奥さんからしたら同罪ですよね、きっと。
相手見て対応かえたり、プライバシーまで踏み込んであんな謝罪させる文化はまったく自慢できるものではないと改めて認識しました。

強く強くリンチ文化がなくなることを願います。他人のことをとやかくいうのは本当にやめてほしい。私は当然しません。なぜならば自分の人生を楽しむことで精一杯なので。
自分の人生に時間使いたいですね。

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