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初めてオフラインRTAイベントに参加しました!

WEB-RTA-OFF CLIMAX!!に参加した際のレポートです。
なるべく綺麗な表現で書きました。まる。

WEB-RTA-OFFの情報はこちら

チャンネルを貸し出された
JAWS PLAYERSさんはこちら

うわっ、うちの運営スタッフが出るの!?

今年の目標として、『bの方でもオフイベを主催してみっか~』という野望を胸に秘めていましたが、まだその域には達していないと判断してやめちゃいました。

そんな中で飛び込んできたのは、会場となったウェブスタの閉店情報。
「あれ、リロイさん定期的にオフイベ開いてくんじゃなかったっけ?」と考えていると、あんのじょう、WEB-RTA-OFFも一区切りになるとのこと。

あちゃ~。
先述の通りオフイベをやる足がかりとして、先に走者としての参加経験を積みたい想いがありました。そのためには知り合いの大会に縁故枠として裏口入学をして、目ざとく経験を盗むことを企んでいました。
私にとっても知り合いの大会がピンチになるのは非常に痛手でした。つくづく利己的な奴である。

とは言うものの今年はbの方の大会運営がある上に、気持ち的にもオフイベ関係は来年でいっかぁ~と気楽に考えていました。

しかし、応募一覧を見てみるとそこにはうちの運営スタッフ(と元スタッフ)がFFUSAで応募している!?

びっくりした。
えっ、君たち前に出てくるタイプの人じゃなかったよね(失礼)。と困惑していると、主催のR-0109さんから催促(煽り)のリプが。

ええーい、構わん!やったれ!!
と勢いで応募。走るゲームは私のRTA歴10年・約75作品の中から、一番マシな『真・女神転生if…ユミ編』をチョイスしました。

理由は寝ながらでも走れるシンプルさと手短な時間!
次点で主催も走ったことのあるゲームなら採用されやすいだろうというあざとさ。最後に好きなゲームだから。

これが今回の応募文章。どこかで見たことがあるかもしれない。


はい。
リスペクトやインスパイアは大事ですからね。
※絶対に真似しないでください。

例の語録は禁止です

9月25日当選発表。
無事に採用されて嬉しかったものの、本番1週間前までは特になにもする気はありませんでした。

オイオイオイ意識が低いなと思うかもしれません。うん、ごめんなさい。でも以下の通りやる事が一杯でしたので、優先度を低くしなければいけなかったのです。

・bの大会での告知放送・事務・運営業務
・bの大会で走るゲーム4作品練習
真・女神転生1
じゅうべえくえすと
東方妖々夢(紅魔郷EX)
●●●●●(当日発表のサプライズRTA)
・bの大会で披露する動画の編集

とはいえ、私なりに勝算はありました。
曲がりなりにも真・女神転生ifは世界第三位の記録保持者です。また、RTAinjapanの応募に合わせて練習していた時期もあるので、ブランクはありません。

他にやる事があるとしたら、台本作成ぐらいです。
腐っても私はゆっくり実況動画投稿者でもあるので、1週間ほどあれば仕上げる自信がありました。

そんなわけで月日は経ち、10月上旬のスケジュール発表。
なんと初日のトップバッターに私の名前が!?

オフイベ初参加者&昼にやるゲームではないのをトップに持っていくとは、勇気あるなぁと色んな意味で感心。
素直に受け入れて構えることにしました(練習するとは言っていない)

そして11月上旬。
JAWS PLAYERSさんのチャンネルから配信するとの情報共有がありました。私もおJAWSなイベント企画はこっそり見ていたので、大手のチャンネルを借りられるとは、すげぇなリロイさんとまたまた感心。

さて、ここからは数字に関するいやらしい話。
私の記憶では前回のWEB-RTAの視聴者数はそれなりの数が見に来ていました。いい意味で気楽に参加できる雰囲気なのは画面越しでも伝わりましたね。

比べてJAWSさんは大手のチャンネル。
前回の企画時では確か同時接続は1000人超えていた時間帯がありました。そこから貸し出し補正を差し引いた上で、2日間開催の盛況ぶりを考えれば、400~700人は固いはずです。

これはまずい。
何かを察したので、恥をかかない程度には練習しようと重い腰を上げました。久々に走って見ると1時間42分のタイムなので、腕は衰えていません。

あとは台本です。
初めは何も用意しない状態で走りながら喋ってみたのですが、何1つうまく解説できません。やはりアウトプットは大事。

ならばと全ての情報を書き記すと、今度は走っている画面と喋りの内容が噛み合いません。

よし今度は日頃から読んでいる人様のnote(特にRijの感想分)を改めて読了。
次に名古屋オフのRTAでリロイさんが真ifを走っていたので参考に視聴。
最後に自分の自己ベにアテレコしてみる練習。

これでコツはつかめたので、自分なりに以下のポイントを重視しました。

・前説はいらない
 → 1秒でも早く走って次の人に繋げたいから

・関西弁は多用する
 → 漫才もトークも喋りのテンポは関西がナンバーワン

・全ての情報は伝えない
 → 印象に残りやすいワードだけをチョイスする。RTA動画でもそうですが、観ている側からすれば情報量は少ない方が分かりやすいですし。あとぶっちゃけ、敵のHPとか必要経験値とか、そんな細かい話は誰も聞いてないから

・喋りの間を大事にする
 → 無言を恐れない。大事な所は強めの語気よ。

・フィラー(えー とか あー とか)を解消する
 → 人は話の内容よりも印象で評価を決めるもんだし

あとは紙へ印刷をして、片手で飲める水筒を用意して、本番と同環境を想定した練習を繰り返しました。本当はカンペ無しでやるのがいいけれど仕方ないね。

ほ~ら余裕よ、あとはパパパッと乗り込んで、終わり!

だが本番直前、あるお達しが通達された。

うむ、そりゃそうだろう。
流石の私も人様のオフイベ(仮にJAWSさんのチャンネルじゃなくても)で、変な語録を使う気はありませんでした。
てかこれ滅茶苦茶警戒されているな・・・。

絶対に口走ってはいけないので、具体的に思い当たる節を考えました。

・入力速度を考慮した名前「ほも」
・bの大会名、宣伝
・例のあのお方の名前
・例の語録全般
頃すぞ(物騒なワード)
メス(差別表現)
まるで共●党みたいだぁ(時事ネタ、政治ネタ)
はい、よーいスタート(あのお方を連想させる語録)
つるポン(反社会的勢力、宗教ネタ)

なんだこれは、bの界隈の人って怖い(白目)
とは言え主催様のご意向に沿うためにも、改めて肝に銘じることにしました。

しかしふと考えます。
私から例の語録をなくすと一体何が残るというのだろう、と。
更に今回の状況をまとめると

・オフイベ初参加
・解説なし
・オンも含めて1人で走って1人で喋った事なし
・ゲームが地味に長い
・本人がダウナー系でテンション低い
・初日トップバッター
・会場は知らない走者だらけ
・知り合いではないチャンネルで走る
・bの大会運営で時間が取れない
・そのbの大会にて、練習しないで出た走者を出禁にして偉そうに講釈を垂れていた
・例の語録禁止

わ~お。
飛車角落ちからのノーアウト満塁で大ピンチだぁ。
自業自得とは言え謎のプレッシャーが襲います。胃が痛いです。こんなのbの大会でも感じなかったよ!!
慌てた私はbの大会の宣伝だけでもお許しが出ないかと問い合わせるのでした。

本番

本番当日。
主催様(とJAWS様側のお慈悲)から宣伝の許可を頂いて安堵したのか、
テンションが高まったので朝から日本橋を散策。

先に会場へ到着しても喋る相手もいないし、自分がやることはスーファミのカセットを刺すだけなので、ギリッギリまでレトロゲームショップをぶらぶらしていました。

本番10分前にようやく会場入り。既に観戦側は人で一杯でしたので、私は相当ゆっくりしていたようです。

さて受付の方にお名前を伝えますが、何故かそこには私の名前が記載されていませんでした。
(おっ、確認ミスか)と思いながら第一走者であることを伝えると、

受付「え~と・・・秋だるまさんですか?」

!!!!!!!!????????

あっ、やべぇ。私の事だわ。

何故「やぼ」ではなく「だるま」なのか。
それは数か月前にロマサガ3にハマっていた時期がありましたので、その作品に登場していた「ゆきだるま」にあやかって、Twitterの名前を変えていた時期があったのです。恐らく、名札を作る際もTwitterを参考にしていたと思われます。

こんなくだらない事を一々説明するのもいたたまれなくなったので、受付の方には「はい、秋だるまです」と応えて通しました。そして何が何でも名札を裏返すことにしました。

一瞬ネタとして喋ればウケるかもと考えましたが、言葉のチョイスを間違えると、100%私が悪いのに運営へ責任を転嫁してしまう展開となります。
色んなリスクを危惧したので、無難に黙る事にしました。

さて本番5分前になっても手持無沙汰で何をしていいのか分からず、隅の方でぼーっとしていると、主催のリロイさんが「おい第1走者まだ見かけないぞ!!」と声を張ります。

秋だるま「あっ、私ここにいま~す」
と気の抜けた返事。多分、主催さんを内心めっちゃ焦らせていたと思うので反省。

さてようやく本番
何が起きたかはアーカイブを見てください。あれが全てだ!

なので自分なりに思った事。

・セーブ無しで突き進んだこと
RTA走者だからフヨウラ!・・・というのは冗談で、序盤から安定を取って雑魚を全狩りしていたので、通常よりもレベルが高いならボス戦も余裕と踏んだから。
なお飽食界のボスにボコられて、危うく15分を無駄にする所でした。

・会場の雰囲気
めっちゃ良かった!
リロイさんやアジーンさんが率先して笑っていたのもあり、観客もちょくちょく笑っていたようです。
凄く周りに助けられていたので何とかなりました!

・怠惰界での10分近くのウロウロウロ
意外と話は持ったほうじゃない?知らんけど

・例の語録
1回も使っていません(迫真)
Rijでもよく使われているメガトン構文
「この先の橋は●●●を持っている落っこちてしまいます。だから売りに戻る必要があったんですね」は意地でも使いませんでした。
あれは失敗することが分かっている状態でのネタ振りが面白いのであって、先の展開が見えないのに使ってもスベるだけですしおすし。

・アドリブ
どんなのがウケやすいのか会場の雰囲気が掴めてきたので、わざとそっけない表現をしたり、やる気のない棒読みを使いました。
演技は大事。まぁ元からなんですけどね。

・反省点
貪欲界に着いたあたりから喋る事がなくなりました。なんせカンペもやる気なく何も書いていない区間でしたし。

だんだん地が出てきたのか、荒い言葉が出ていたかもしれません。これは大反省。

周りの発言を拾って返そうとしたのですが、配信を見ている人からすれば周囲の声が聞こえているのか分からなかったので、拾い方が掴めませんでしたね。ここを工夫していたら絶対ウケていたと思う。

配信のコメント拾いは無理でした。
ゲーム画面を見ながら紙のチャートを見て、スマホも見るとか無理無理!パソコンなら視野角が狭めるけど、会場では無茶ですね。

あとタイム1時間45分は正直だらしねぇな?あぁん?
そもそもタイマーが分からなかったのもありますが・・・。

・あのお方の名前
絶対に出しませんでした。
しかーし!最後に主催からとんでもない振りが!

R-0109兄貴「尊敬する走者さんは誰ですか」

( ゚д゚)オオ、ソレヲイマキクカ?

目を瞑ってしばし沈黙の末、女神転生RTAのガチ勢でお馴染みのM氏の名前を出しました。勝手に使ってすいません。

・RTA in じゃ・・・

主催様のご厚意でうちの大会の宣伝をさせて頂きました。
下のは来月上旬に配布予定のフライヤーです。

この大会名を出しただけで絶対にざわつくのは分かっていました。
ならば利用する手立てはないな!と思い、ツッコミされやすい隙を作ることにしました。関西で言う所の誘い笑い(滑り笑い)みたいなもんですね。つまり台本もカンペも無く全てアドリブ!!

しかし疲れからか、不幸にも何を喋ればいいのか頭が真っ白になりました…。しかも当選作品をド忘れするガバっぷり!!

どうしよう、どうすればいい!?
そこで目にしたのはカメラの前にあるフライヤー。
描かれているゲームキャラから作品名を思い出そうとしていました。
なので口をパクパクしたり、立ち上がって明後日の方向をガン見していたのはそのためですね。

いや~、初参加で緊張しているのに走り終わったあとですよ?
普通は覚えきれないって(言い訳)

そういえば、私の後の走者さんたちもこぞってbの宣伝をしていたそうです。ただ、何故か真っ当な雰囲気だったような。
なぜ私の時だけ危うい感じになっていたし。

・走りを終えて
特に用事はないものの、役割を果たしたら真っすぐ帰ることにしていました。

挨拶もそこそこに急ぎ身支度を整えていると、誰かが近づいて来る。

やべぇ、bの界隈絶対頃すマン警察か!?と思ったらうちの運営スタッフ(だーれす兄貴とキヨG兄貴)でした。
思わぬところで出会えるのもオフイベの魅力ですね。
(名札を見せ合いして写真撮り?やらなーい)

完走した感想

めっちゃ楽しかった!
というか周りの人たちに助けられましたね。オンだと淡々と進んでいるだけでしたが、オフ特有の雰囲気で盛り上がるのはいいですね。

私自身は後ろの観客の様子やコメントは見れませんでしたが、あとで知り合いに様子を聞くと、笑い声が聞こえてくるぐらいにはウケていたそうです。よかった。
※誤解なきよう、たまたまウケていただけですので他の出場者は皆さん真面目に走っていらっしゃいます。

改めてこのイベントに出られてよかったです。
こういった雰囲気をbの界隈でも持ち込めるように、私も来年はオフイベを開催できるよう頑張りたいと思います。

来年またやるみたいです。

特別収録:あの兄貴との会話

あの兄貴「どうでしたか」
秋やぼ「めっちゃ面白かったですよ!もうドッカンドッカン受けて」
人に感想を聞いておいてその後は無反応。

「偽名」「これはひどい」「桜玉吉漫画みたいなネタ振りになって」
秋だるまに対する反応。
容赦ないツッコミが襲う!!

「・・・仲間だろ!」
会場の雰囲気についての僕の感想が
秋やぼ「おっさんはいなかったですよ。皆さん眼鏡をかけた黒髪の兄ちゃんな感じで」
という発言に対するコメント。

あとはつるポンとかいう奴が私の事を
「ハゲてないじゃん」と言っていたのが印象的でした。まる。

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