パフェ・診断書・ポテトフライ

近所の喫茶店に来て、めずらしくパフェを食べている。半分くらい食べたところで気分が悪くなってきて、チョコの茶色と生クリームの白色が混じったガラスの容器に柄の長いスプーンが刺さっているのを横目に眺めている。

なんだか大変な一ヶ月だった。もう1年分くらい時間が過ぎたんじゃないかと思う。インフルエンザで体調を崩したりしたというのもあったけれど、周囲の人との関係性があっちの方もこっちの方も劇的に変わろうとしていて、その変化に頭も心も追いついていない。なんだか疲れてしまった。

インフルエンザの方はどうやらちゃんとした「診断書」がいるようで、職場に提出した書類(「受診結果票」とかいうやつ)を突き返されてしまった。休日診療所でみてもらったので書類が手元にくるまでに2週間はかかるらしい。まあもう間に合わないなら間に合わないで、使い損ねている有給を使うのでいいけどという気分になる。

週末の夜は、急遽同僚と合流してサイゼリアで遅くまでだべっていた。お互いの恋愛相談なんかをしながら、職場の人とこうやって喋れるのは嬉しいなと思う。僕は夕食を中華料理屋で済ませていたのでポテトフライを頼んだのだけれど、胃もたれして残してしまった。

「重要な何かを決めるのに時間がかかる」という自分の特性について人と話をしていて、「慎重にしっかりと物事と向き合うんですね」と返された。確かにそうかもなと思う。未決定のものごとを、しばらく保留のまま持った状態で居続けるというのはけっこう気力体力のいることで、そろそろ限界かなとも思う。

パフェが全然減らない。

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