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世界を変えるために自分ができること

はじめまして!

ネオキャリア20卒内定者の栗田里奈です。

今回のテーマは私がワクワクすることについて語りたいと思います。

SDGs(エスディージーズ)とは

最近、テレビや新聞などでよく聞くようになった「SDGs(エスディージーズ)」という言葉。ここであらためてSDGsとはなにか紹介したいと思います。

「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継です。2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰1人として取り残さないことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本も積極的に取り組んでいます。

2025年 大阪・関西万博

みなさんは2025年に大阪で万博が開催されるのを知っていますか?

「万博」は世界中からたくさんの人やモノが集まるイベントで、地球規模のさまざまな課題に取り組むために、世界各地から英知が集まる場です。1970年に日本、そしてアジアで最初に開催された大阪万博は日本の高度経済成長をシンボライズする一大イベントと

なりました。2025年大阪・関西万博は、2005年に開催された愛・地球博に続き、20年ぶりに日本で開催される国際博覧会です。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、「多様で心身ともに健康な生き方、持続可能な社会・経済システム」がサブテーマとされています。万博では、新しい技術や商品が生まれ生活が便利になる「きっかけ」となります。そのため、万博でもSDGsの取り組みがあります。実現することは、①最先端技術など世界の英知が結集し新たなアイデアを創造発信②国内外から投資拡大③交流活性化によるイノベーション創出④地域経済の活性化や中小企業の活性化⑤豊かな日本文化の発信のチャンスです。2025年の5月から11月まで185日間、24時間電車も動いているそうなのでみなさんも行ってみて下さい!私も楽しみでワクワクしています!

私は世界を変えられないが、隣にいる人を守ることはできる

このような大きなテーマを選んだものの、私自身になにができるかと考えれば、大したことは思い浮かびません。戦争をなくすために自分ができることは何か。飢餓をなくすためには。不平等をなくすためには。一つとしてできることは見つかりませんでした。

なにもできないからなにもしない、でいいのだろうかとも考えました。それならば、まずは自分にできる「優しい」ことはなにか考えてみようと思いました。「電車に乗ったときに、お年寄りを見かけたら席を譲る」「困っている人に声を掛けてあげる」「相手に見返りを求めない」「何も言わずに行動に移す」「ダメなことはダメと言う」など身近にたくさんの「優しい」があると思います。私も「優しい」について、自分にできることを考えていきたいと思います。

SDGsの目標 4.質の高い教育をみんなに

「だれもが平等に質の高い教育を受けられる」

「子どもも大人もいつでも学ぶことができる」

現在、教育は持続可能な開発にとって有効かつ効果的な手段の一つであると認知されています。人々が貧困状況から脱却し、自立した人生を送るためには必要不可欠なものと考えられています。この目標では、無料かつ公平に教育を受けることや、乳幼児教育や初等教育の充実、男女の区別なく誰でも質の高い高等教育を受けられることなどの目標を掲げています。そして、教育を受けるためにも障がいやジェンダーなどを考慮した学習環境の提供、教育を受けるための奨学金の充実、質の高い教育を受けるのに不可欠な質の高い教員などを大幅に増やすことも求められています。

世界の教育の現状で、先進国と発展途上国などで大きな教育格差が生まれています。

上図にあるように、就学年齢に達しても学校に通えない子どもたちは、世界中で約5,800万人に上っています。近年、就学率は改善傾向ですが、アフリカや南アジアでの立ち遅れが目立ちます。最近では、学校に通えていても質の高い教育を受けることができない「学びの危機」が課題となっています。世界の教育支援においても、教科書開発やインクルーシブ教育などに力を入れるべきなのではないかと私は思います。

最後に

私の将来の夢は「学校の先生」になることでした。大学生活の中で勉強に励んできましたが、力不足だと気付きました。教育は学校だけで行うものではありません。地域が一体となり、子どもたちを守ることも立派な教育であると考えます。教員にはなれませんでしたが、私にできる教育をしていきたいと思います。

また、自分の隣の人を守ろう、幸せにしよう、支えよう。と世界中の人が考え、行動すれば、この持続可能な目標は達成することができるはずです。そしてなによりも、ここで私が書いたように漠然としたことではなく、具体的に行動していくことが必要ではないでしょうか。

そんな「人に優しい」社会人を目指したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!