思考のモジュール化でより深い思考へ。

(龍論 2012/04/14 - 10:54)

最近ブログのおかげで思考が深まってると感じます。まとまるではなく深まる感じです。

まとまるのは分かります。ブログを書く行為自体が自分の考えを他者が理解できるように言語でまとめて発信する行為ですから。でもそれだけでなく深まるのです。

なぜそうなるのかを考えてみたところ、ブログを書く行為が思考をモジュール化するからだという結論に至りました。

まずはモジュールの説明から。

モジュールというのは、一つの製品を構成するおおまかな部品の集まりです。例えばテレビの場合だと「液晶パネル」「電源まわり」「電子回路」あたりがそれぞれモジュールになります。特定の一機能を持つ部品の塊がモジュールです。

電化製品は、全ての部品を1から組み立てるのではなく、まずは細かな部品を組合わせてある程度の機能を持ったモジュールを作り、そのモジュールを組合わせて最終的な製品にするのが一般的です。

モジュール化の良いところは、モジュールを使いまわすことで簡単・高速に製品を作れることです。パソコンの自作が良い例です。パソコンの自作はもの凄く簡単にできます。もちろん1から個々の細かい部品を集めてパソコン作るのは相当大変です。というか一般人にはまず無理です。でも、パソコンを構成する要素はモジュールという形で既に揃っています。ハードディスクとかCPUとかメモリとか。それらのモジュールをプラモデル感覚で組み立てていくだけで、パソコンは出来上がります。

モジュールを使うことによって、1から作るのがとても難しいあるいは時間がかかるものでも、簡単に素早く作ることができるのです。

話を思考に戻します。

ブログの記事を一つ書くことによって、思考が一つモジュール化されます。そして次の思考はそのモジュールを使って簡単に組み立てていけるようになるのです。結果、限られた時間の中でもこれまで以上に思考を組み立てられる、すなわち思考が深まる。ということじゃないかと思っています。

ブログを書くことが、思考をモジュール化する唯一の方法という訳ではないですが、世の中への発信前提だとそれなりにまとまる(まとめざるを得ない)ので、僕にとってはかなり有効な方法な気がしてます。

考えてばかりじゃなく、行動に移していかなきゃですが(汗

では。


【2021/01/08 追記】
ちきりんの言う「思考の棚」を自分なりの表現で書き下ろしたエントリー。

超高速でリアルタイムに思考を組み立てられる天才を除けば、思考モジュールを事前にどれだけ取り揃えておけるかと、手持ちの思考モジュールをどれだけ臨機応変にその場で活用できるかが、いわゆる賢さの鍵だと思います。

僕が初めてモジュールという概念を意識したのは、大学4年の頃。大学の研究室でロボットを作成していた際に、先輩から「ある程度の機能ごとに部品のかたまりを作っておいた方が修理も楽だし、応用も効くよ」とアドバイスを受けたときでした。

これぞまさにモジュールの考え方であり、物理的のみならず、思考法としても永く活用させてもらっております。

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ムダが大嫌い。 整理整頓、効率化が大好き。