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君もGツッパしよう 烙印ヴァリアンツ解説

こんにちは。棘キッスです。

今回はアナコンダと烙印ギミックを採用したヴァリアンツの紹介と解説をしていきます。

烙印ギミックとは何かというと、アナコンダで烙印融合を使用してジョウゲンを墓地に落とし、真炎アルビオンによって相手ターンにジョウゲンを蘇生するギミックとなります。

1.構築


デッキ名を見て分かる通り、いわゆる先攻番長デッキです。後述しますがこのデッキはヴァリアンツのカードを知っていれば80点の展開をするのはそこまで難しく無いため、全てのカードの解説はせず通常のパキケ型のヴァリアンツには採用されていないカードだけ絞って解説していきます。

烙印関連、ジョウゲン、アナコンダ

このデッキでの烙印要素です。MDではアナコンダが生きているので、効果モンスター2体からジョウゲンが立つことになります。これによって、従来のパキケ型のヴァリアンツに比べ

・特殊召喚封じの要求値の低下
・召喚権が完全に必要無くなる

というメリットが生まれます。また、デメリットとして

・アルビオンの蘇生に墓穴を打たれる
・アルバス、烙印融合の素引きが嫌なカードが増える

というデメリットもありますが、墓穴は魔法族の里を貼れば打てませんし、烙印融合素引きもケアルートが存在します。効果モンスター2体で展開できるようになるので簡単に誘発を貫通できるようになるメリットの方が大きいです。

また、ミラジェイドは後手で除去付き3000打点になることが偉いです。ワンキルする時にたまに必要になります。


聖光の宣告者

烙印融合の素引きをケアするカードです。墓地にエレクトラムなどのモンスターを用意しておいて、X素材の東雲を回収しながら烙印融合を戻す事でアナコンダが使えるようになります。

また、東雲以外のヴァリアンツ2枚の初動の時に東雲とバロンで聖光の宣告者を出し、エレクトラムを回収する事で、エクストラにマジェスティを用意することもできます。

X素材としたカードはスプライトエルフで蘇生できるので、実質モンスターが減らない事になるのでお得です。


リンクスパイダー

ニビルケアをするために必須のカードになります。このデッキは最終的な展開はアナコンダを作ることになります。そのためニビルを受けた場合はニビルトークンをリンクスパイダーに変換し、余った召喚権でモンスターを召喚する事でニビルを簡単に貫通することができます。


賜炎の咎姫

このデッキではヴァリアンツの制約があるため咎姫でエレクトラムを蘇生することができません。ですが、咎姫があるとエレクで東雲にアクセスした場合でもエレク2周で里を構える動きの要求値が減ります。具体的には以下の通りです。

例:ワカウシ+フィールド魔法+ペンデュラム 

ワカウシssフィールド魔法でサンゴss
2体でエレク 東雲送りフィールド割って回収
東雲➡︎ソロアク➡︎バロン➡︎マーキスss
東雲バロンでデクレアラーss
エレクとマーキスで咎姫 
デクレアラーでバロン外してエレク回収
咎姫でバロンss 咎姫デクレアラーでエルフ
エルフで東雲蘇生 東雲バロンでエレク
エレクでマジェスティ送り エルフ割ってP回収
Pモンスターns エレクとビヨペンss 稀代回収
稀代と何かのペンデュラムでP召喚
マジェスティで里回収しアナコンダ

咎姫があることによってデクレアラーでエレクを回収するとき必要なモンスターが1枚減ります。
使う場面はそこまでありませんが覚えておくと便利です。


その他採用候補カード

リトルナイト エクシード
早くMDに来て

EMオッドアイズ・シンクロン


里の代わりにスケールの6ヴァリアンツとサベージを出せるモンスター。里より墓穴ケアの要求値が低いこととメインのゴミがない事が利点。
里:手札コスト1枚+最終盤面に魔法使い族
サベージ:スケールに南月かマーキス


ジーランティス
ヴァリアンツの制約によりリンク4で全除外が打てるようになる。後手で盤面を処理してジョウゲンさえ着地すれば良いデッキがいる場合にはかなり有用。スネークアイは反逆をサーチされるので微妙。

EM稀代の決闘者2枚目
ジョウゲン素引きの時ジョウゲンを捨てるとデッキに光属性魔法使い族が消えるのでその対策。
素引きしてもサーチする手間が減るだけなので大丈夫。

ドクロバットジョーカー等Pカードを増やせるもの
このデッキは盤面に出力できるPカードが増えるほど誘発貫通出来るのでアリ。




2.展開方法

このデッキは特定の展開をするのではなく、今ある手札からゴールを計算して展開するデッキになります。

最終的に出すカードの優先度はこんな感じです。

アナコンダ<マジェスティ(里)<バロネス
<アルクトス<ウーサ<エルフ

もちろんこれは目安で、ニビルをガメてそうな相手は早めにウーサを出したり、ドロバケアのために里より稀代を優先することもあります。

また、誘発貫通で意識することは東雲を温存しながら動いたり、早めにウーサやバロネスなどを出すなど普通のヴァリアンツと変わりません。

Gを打たれた場合はマジェスティで里をさっさと回収し、里+アナコンダの盤面を目指します。余裕があればウーサを出して置きます。里があればなんとかなることが多いです。

うららや無効系誘発は軌跡の魔術師の存在からモンスターが1体減るだけの場合が多いです。東雲やエレクに打たれないように先にビヨペンを使い、エレクと2ウーサを作ることが多いです。

実際の誘発貫通はこんな感じです

無限➡︎ドロバと打たれていく中で盤面は弱くなっているものの、最終的に稀代+アナコンダは揃っているのがわかると思います。このように稀代さえあれば特殊召喚ロックが大体決まるのがパキケ型にはない魅力です。

手札が強いと3誘発くらい貫通出来るので、Gを打たれた際も安易に止まらず、相手に10枚程度ドローさせて何枚誘発があるかの勝負に持ち込むことができます。


3.その他意識すること

このデッキはカードが増えるほど展開が強くなるので、とにかくカードを増やすことが重要です。
そのためメインギミックでカードが増えるこれらの効果が重要になります

東雲起動、移動効果
マーキス起動効果
ヴァイカント起動、移動効果
フィールド魔法
エレクトラムのドロー

その中でヴァイカントの効果はクセがあり、上手くカードを増やすことが重要です。

ヴァイカント起動効果
➡︎南月移動効果やフィールド魔法でSS エレクの破壊の的にする

ヴァイカント移動効果
➡︎デュークやアルクトス、まだ使っていないヴァリアンツをスケールに置く


また、ヴァリアンツカードが被った時に場に出す方法は以下の通りです。

南月移動効果でSS
マーキス移動効果でSS
フィールド魔法でSS
召喚権を使う

特に、マーキス効果を使うとカードが被ることが多いので、バロンやソロアク墓地効果でマーキスを移動させてSSを狙いに行った方が強いです。



大体解説できるのはここまでです。
みんなもヴァリアンツ使ってGツッパしよう!

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