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【Midjourney新機能】同じ人物やキャラを作れる「キャラクターリファレンス」が追加!

Midjourneyに新機能が追加されました!

その名も「キャラクターリファレンス」です。これを使えば、同じ顔の人物や、同じキャラクターが出せるようになります。

写真でもイラストでも使えて、創作にピッタリの強力な機能です!使い方も簡単なのでサクッと紹介していきますね。

キャラクターリファレンスの使い方

まずは元となる画像を用意します。以下のプロンプトで女性の写真を生成してみました。

Portrait photo of a beautiful 20-year-old Japanese girl --ar 3:4 --s 250 --style raw --v 6.0

このプロンプトでは「美しい20歳の日本人女性」とだけ指定しています。顔立ちや髪型などは指定してないので、ランダムで出てきた顔ということですね。

では、この画像と同じ女性を新機能を使って出してみましょう。新機能の使い方は、以下の指示を追加します。

--cref (画像のurl)

画像のurlを指定する必要があるので、Discordに送信して女性の画像をアップロードしました。
https://s.mj.run/zSNky_WUvwg

このurlを指定して、実際に試してみたのがこちら!

Portrait photo of a beautiful 20-year-old Japanese girl --ar 3:4 --s 250 --style raw --v 6.0 --cref https://s.mj.run/zSNky_WUvwg

かなり近い顔が生成できてますね!
髪型や服装は指定してしていないのに、再現度はかなり高いです。

ただし、顔は完璧に同じってわけにもいかないみたいですね。何度か同じプロンプトで試してみて、良い画像を選ぶのが良さそうです。

もっと細かく調整するテクニック

urlを複数指定する

urlは、以下のようにスペースを空けて複数指定することもできます。

--cref (url1 url2 url3)

画像一枚を指定して似た顔が出せたら、その画像をさらにurlで指定して増やしていくなんてこともできますね。

効果の強さを指定する

効果の強さを指定することもでできます。書き方は以下のようになります。

--cref (画像のurl)--cw (数値)

数値は、「--cw 0」や「--cw 100」というように、0〜100までの間で調整できます。何も指定しないとデフォルトで「--cw 100」が適用されます。これは、顔・髪・服の全てを元画像に似せる効果。

顔だけを似せたい場合は、「--cw 0」を指定しましょう。この状態で、プロンプトの方で服や背景を指定すれば、同じ顔で別のシチュエーションの人物の画像が作れますね。

イラストにも使える!

この機能はイラストでも使えるのが嬉しいポイント。実際に試して見るために、以前作ってこちらの画像を使ってみます。

写真のときと同じように、この画像をアップロードしてプロンプトに入れてみます。今回はシンプルに「女の子と街のイラスト」という感じで指定してみます。

An illustration of a girl and city --ar 3:4 --s 250 --cref https://s.mj.run/rkfI1ZfWWdI --niji 6

イイ感じにできましたね!

思った以上にキャラクターの特徴を再現できててビックリ。大きな耳に服装や鞄など、ほぼ完璧ではないでしょうか…!

実際にやってみると、「女の子と街」というザックリとした指定だけなのに、いろんな街のパターンを出してくれるのが楽しかったです。

過去に絵を描いたことがある人なら、自分のキャラをいろんな場所に登場させて、アイディアを練るのにも使えそう。創作の幅がかなり広がりますね!


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