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昔イベントで配布したRose&Rosaryかるた・全46種類















































おととい、マンガを整理したら「そう言えば、あんなのも描いたな。あれはどこにやったっけ?」と調べたら、2014年に新年イベントで配布したRose&Rosaryかるたが出てきました。

2015年の新年イベントでも新しいかるたを描いたのですが、取ったお客さんに喜んでもらうために原画でかるたをやってそのまま持って帰ってもらっていたので、2015年のかるたはスキャンする前に配ってしまったらしく、手元にありませんでした…。

当時は「絵も下手だし、別にこんなの残さなくていいや」と思っていたのですが(実際、お客さんにも絵が下手だと笑われていたし、当時はゆるキャラグッズを作ってもホントに笑われるだけで一切売れなかった)いま考えると「もっと描いてくれ」「Rose&Rosaryを熱心に応援しようと思った最大の決め手はマンガだった」と言われるので、ちゃんとスキャンするなりして保存しておけば良かったなと思っています…

今年は500枚以上はお客さんに絵ハガキを出したと思うんですが、適当にスマホで写真を撮る時もあれば撮らないで出しちゃったこともあるので、いつか「日本一周しながらみんなに出したハガキどうなった」ってなるかもしれないので、保存しておいてくれるとありがたいですね。

かるたを見る限り、今より感性がちょっと若いですね。
ライブが終わった後に遊んだり、ご飯食べてることが多い。今は残念ながら、なかなかそんな時間がないです。

クロちゃんに太ったみたいな記述があるけど、いまガリガリですしね。お酒飲まなくなったら痩せちゃった。もっと太ってください。

あと、ライブでバンドメンバーにお客さんを呼んで欲しがっていますね。バンドのライブってお客さんが一定以上いないと一夜にして大赤字を抱えてしまうので、基本的にバンドの人気度=ほぼボーカルの人気度ではあるんですけど、孤独にお客さんを呼びながら活動するのは精神的にも大変だったんでしょう。今は別にバンドメンバーにも集客を頑張ってもらったりしなくても大丈夫ですね。
モザイクになってるかるたは、たぶん「他盤のお客さんがゼロ」とかだったはず。友達の悪口とかではないけど、誤解を避けるのにWEB版の配布の際には気を使ってモザイクにしたのかも。

私も人の事が言えるほどたいした人間ではないのですが、自分の10年の歴史を考えると、バンド活動したいなら本当にめちゃくちゃ頭を使って成功する方法を考えないと、ほとんどの場合、成功しないかもしれません。

お客さんが呼べないから家族や恋人や友達にライブに来てもらいながら「いつか必ず成功するはず…」と苦しみながら活動するバンド(多分、楽しまないでやっていることが、そのさき楽しくなることはない)

たった1人女の子ファンが居るだけで神にでもなったような男バンドマン(多分、モテたことがない)

「自分は特別なお客さんだ!他のファンよりアーティストに必要とされている!」「この人の事を分かってあげられるのは私だけ…」と言う厄介な性格のファン層だろうなぁと言うのが見え透けてしまうので、そういうファン層だと成功しそうになった時に全力で足を引っ張られるので伸び代がなく、これ以上ライブ活動しても無理だろうなぁと、はたから見てて分かってしまうバンド(20代の頃は周囲の共演者事情なんて見えませんでしたが、30過ぎると分かるようになりました)

「みんな団子状態になっているところから、一歩出る」ってのが、たぶん、めちゃくちゃ難しいので。
そこから一歩出るにも、一歩出た人たちが次に行くところがないし、ライブとかの出演条件って一歩出たくらいの人たちが一番金銭的に損しがちなシステムになってたりするので、一歩出た所で活動したくても、させてもらえないはずなんですよね…

家族や恋人や親戚やパトロンおじさんがキャスティング権のあるプロデューサーや社長みたいな「強くてニューゲーム」の人でないならば、活動のいちばん最初を、難関オーディションとか事務所とかに入る努力から始めた方がいいのかもな〜…とは言え、今はSNSや配信が主流になってきて、告知活動や集客・人脈づくりを頑張りやすい時代になってきましたが。
たぶんでも、SNSや配信系も「自分が成功したい!そのためなら仲間が誰か、どんな芸風か、そういうのは二の次!」って人じゃないと、目指すゴールがある場合は向いてないと思うな…ソロなら時代的に成功しやすくなったかもしれないけど、バンドはなぁ…維持費が半端ないし、仲違いするとまたゼロからで効率悪過ぎるから、本人にとってもクライアントにとってもリスクばかりが高くて年々絶対数も減ってるしなぁ…

長々描いてきましたが、バンドとして成功する方法は一切わかりませんが、とりあえず私はおかげさまで芸事だけで生活できております。そのうち何分の1かの収入源が、当初はアーティスト友達やお客さんに大笑いされていた、この下手くそな絵です。

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