結局は、経験で上に立たせてもらっているだけの人なのだ

職場の新人指導係に任命されてもうすぐ2ヶ月。
どんな子が来るのか、自分より優秀で頭が切れ、反論してくる我の強い子だったらどうしようなどと思案して2ヶ月。なんだかんだ純粋ですぐ表情に出る可愛い後輩だった。

指導をしていると、自分は経験でしか語っていないなと思う方が多々。「こういうパターンもあるからさ」「こうした方がいいよ」などと喋ってオーソドックスから外れるケースすら先走って言ってしまうお節介屋さん。当然新人は頭がパンクしそうだと思う。自分で失敗して学んでもらうのだって大事。あれこれ手出ししているとやる気が削がれてしまうのではないか、これが最近の懸念事項。

結局のところ知識を伝えるのなんて一握りで、ちょっと何年か経験してるからって偉そうに喋っているが実際1年もすればほぼ対等に仕事をする人たちなので侮ってはいけない。私ができるのは、新しい環境に慣れようと奮闘する彼・彼女らが少しでも居心地のいいように、働きやすいように、環境整備をすることくらいなのだ。あとは本人達に吸収してもらうしかない。

そういうやる気のない指導係、実際どう思われているかわからないがとりあえず1年頑張ってみようと思う。少なくとも私が優れているから指導しているのではなくて、ちょっとだけやったことがあるから喋っている、そんなふうに謙虚にできたらいいけども。そのうちゆとり無くなってくるんだろうな〜余裕がほしい、以上。