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日本市場におけるPEファンドまとめ(給与体系・必要スキル等)

Twitterで非常に反応の大きかった外資・日系・独立系といったPEファンドまとめを更に1つのnoteとして纏めましたので、PEファンドへの転職を考えている方は是非参考にしてもらえれば幸いです!


■外資系PE

・KKR: Large CAP投資の代表。経験5年未満のジュニア採用が中心。グローバルファンドのためキャリーもそこから支給。

・Bain capital:Associateを常に募集中です。すべての新たに入社したAssociateは8月にボストンにてトレーニングを実施します。Mid-Cap向け日本ファンドも2021年に立ち上がるため積極募集中です。

・カーライル:規模、実績ともに国内TOPレベル、外資系大手の中では最も社内体制はヒエラルキーがしっかりしており、若手も着実に伸びる環境。これまでのMid-Cap以外に大型案件も積極的に投資予定。

・Blackstone:大型狙いFund、英語力が他のファンドに比べてかなり重要になります。少数精鋭でLarge Capを狙い、高い英語力が求められる環境。投資済み企業はヘルスケアが多いがその限りのセクターではない。

・Apollo Global : 米系大手PE、日本市場は長らく香港からカバーしていたが、ついに2020年日本進出。BtoB系の投資にFocusする少数精鋭PE。

・MBK:バイアウトチーム、外資系PEの中でも比較的一人一人が独立しており、自由度が高いです。キャリーはアソシエイトも対象であり、給与水準は高い。

・MBK:戦略投資チーム、バイアウト以外全ての投資手法に対応します。外資系PEの中でも比較的一人一人が独立しており、自由度が高いです。キャリーはアソシエイトも対象です。

・CVC Asiaパシフィック:US$4.5 billionのアジアファンド5号が2020年に立ち上がり、日本に3分の1から4分の1を配分。マジョリティ、マイノリティ双方可能で自由度も高い欧州最大のファンド。

・ベアリング:原則アソシエイトとして2年間勤めた後にMBAを取得いただき、取得後シニアアソシエイトに昇格いただく採用方針。PE経験者などOutstandingなケースはシニアアソシエイト可能性あり。Investment Committeeは完全に英語を利用。

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