第15回 デマや詐欺と進化する技術

 加工の技術が発達し、最近では数多くのフェイクニュースが出回っています。平成ネット史でも取り上げられていた、熊本震災の時に、動物園からライオンが脱走したというツイートは当時見ていて、あたかも本当にあったことの様な写真でした。コンビニのアイスケースに入った写真も衝撃的でしたまた、画像の真贋を見極めることは100%不可能だとも、平成ネット史で発言されていました。また、フェイクニュースも同様です。AIが発達し、表情筋が自然に動いている仕草を作り出すのです。しかし、それらは全て嘘かもしれないし、本物かもしれないのです。
 また一昨年〜昨年にかけて、アルバイトの人がふざけた動画をあげていたのも覚えています。そうなるのは、一般的な常識が欠如していると思うんです。義務教育に組み込まれていればまだなかったかもしれませんが、インターネットが普及するにつれ、追いついていないのがインテーネットリテラシー、インターネットに対する常識なのです。匿名だから叩いていいというのも間違っていますし、なんでもしてもいいというのは大間違いなのです。最近のドラマでも取り上げられるほど、深刻な状態だと思います。
 それに加えて、問題視されている思考力に低下にもあると思います。スマートフォンが普及し、いつでも調べれる時代なので、考えなくてもすぐに答えが出るのです。なのでネタとしてツイートしても、その真意を誤読し、最終的には炎上につながります。

 インターネットはもう1つの世界であり、コムニケーションが簡単にとれ、人との繋がりははるかに容易になりました。私自身インターネットに触れ始めて、二桁になろうとしています。その間に、確かにインテーネットという社会は大きく成長したのです。その世界でいきていくために、世界を超えての共通理解や、情報のキュレーションが重要になっていきます。まだまだアマチュアなのですが、ちゃんとインターネット社会で生活できる知識は身につけておきたいです。