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落下・転倒を防ぐアイテムのバリアとガードレールに関する遊具上での強度安全要件について

おはようございます。本日も良い一日になりますことを願っております。

落下・転倒を防ぐアイテムの遊具上の安全要件について、ハンドレール・ガードレール・バリアのアイテムを以前の記事にてご紹介させて頂きました。
これらは、BSI EN-1176-1: 2017(18-21頁)の落下に対する保護の条項の中に含まれる安全要件となります。

落下に対する保護に関する条項では、高所にあるプラットフォーム(高床)からの落下に対するの安全要件が記述されております。以前の記事”遊具上からの子どもの落下に対する保護について”から分かるように自由落下高さの高さ毎および容易にアクセス可能の可否での遊具のタイプ毎で必要とされる保護対策が異なることが詳述されています。

落下に対する保護対策としてバリアやガードレールの取付が必要不可欠な場合のこれらのアイテムの強度要件について、BSI EN-1176-1: 2017(21頁)によれば

強度要件(Strength requirements)


バリア(障壁)とガードレールは、構造的安全性の条項に準拠するものとします。

と規定されています。(以前の記事”遊具の構造的完全性について、”を参照願います。)

尚、クライミングの遊び要素の利用中の転落やスライディング(滑走)やグライディング(滑降)できる慣性運動(強制的移動)の生じる遊び要素からの落下、不安定な足場のブリッジ(例えば吊り橋やV字形状のロープブリッジ)又はぶら下がったり、吊り下がったり、手を使って歩行/移動する遊び要素などの利用中の落下については各遊び要素の中の安全要件の中で規定されておりますので、そちらを参照願います。