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スライド(滑り台)に関する追加の特定安全要件と試験方法について、(規格の適用範囲及び引用規格)

おはようございます。本日も素敵な一日になりますように願っております。

特定の遊具に関する追加の特定安全要件と試験方法についてシリーズで記事を更新させていただいておりますが、今回からはスライド(滑り台)に関して述べたいと存じます。まず最初は規格の適用される遊具の対象範囲と引用される規格について以下の通り明記致します。

BSI EN-1176-3:2017(5頁)によれば、

適用範囲

本欧州規格は、子どもが利用するための恒久的な設置を意図したスライド(滑り台)に関して、追加の安全要件を規定しています。利用中に起こりうるハザード(危険)から利用者を保護することを目的としています。主な遊び機能が滑降する事でない遊具もEN 1176の本パートに関連する要件は必要に応じて使用することができます。

本書はウォータースライダー、ローラーウェイ、又はマットやソリの様な補助装置が使用されるスライド(滑り台)には適用出来ません。利用者を収容して誘導しない傾斜面には適用出来ません。例えばバニースターレール(階段用手すりなど(傾斜した平行棒)。

引用規格

以下の書籍が全てまたは一部において本書内で規格的に引用され、本書への適用に不可欠であります。日付付きの参考文献については、その引用された版のみが適用されています。日付の無い参考文献については、参照された書籍の最新版(改訂を含む)が適用されています。

EN 1176-1:2017 遊具と地表面 ― パート1:一般的な安全要件と試験方法