遊具の設置される場所での衝撃減衰(吸収)(地)表面材敷設後の衝撃減衰(吸収)性の適正レベル確認手順(英国の要件)について、
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前々回の記事”遊具の設置される場所での衝撃減衰(吸収)(地)表面材敷設後の衝撃減衰(吸収)性の適正レベル確認手順について、”において、英国の要件が大幅な変更があります故、英国向け本規格書には附属書NAが追加されております。
BSI EN-1176-1;2017(99頁)の附属書NAによれば、
遊び場の(地)表面材の衝撃減衰(吸収)性を試験するための要件の大幅な変更が、(地)表面材の規定における各国の違いを反映するために、その規格の本版(以前の記事”遊具におけるコンプライアンス(法定遵守)の検証と報告書に関して、”内の衝撃減衰(吸収)地表面材を敷設した後の衝撃減衰(吸収)性の適切レベルの確認の項目) に導入されました。英国は、附属書Hに代わる要件を本国別附属書の中で規定しています。これらは、現行の規格の存続期間にわたり合理的かつ相応していることを実証してきた現在の慣習を反映しています。
敷設後の表面衝撃減衰(吸収)特性の試験または確認は、本英国国別附属書の要件ではありません。運用(管理)者には、提供された表面が遊具の臨界(危険)落下高さに対して適切なレベルの衝撃減衰(吸収)性を有することを確認することが強くお勧めします。これはUKAS登録試験所の試験証明書で確認する必要があります。敷設後の点検では、このオリジナルの試験証明書と比較するために、考慮される(地)表面の深さを確かめられ運用(管理)者に提示する必要があります。
すべての(地)表面材に関して、臨界(危険)落下高さに対する適切なレベルの衝撃減衰(吸収)性が維持されることが重要です。例えばルーズフィル(緩い充填)(地)表面材の場合、通常の(遊具)利用中にその深さや減衰(吸収)特性を減少させながら圧縮および分散するので、これらの表面がコンパクトになり、確認が頻繁に行われる必要があります。
一部の製品は、芝生の使用など、臨界(危険)落下高さを達成するために、製品とそれが敷設されている(地)表面の組み合わせに依存しています。その地層表面、例えば、これらの製品が設置されている土壌は場所ごとによって異なる場合があります。それらの臨界(危険)落下高さの特性は、気候、湿気およびその地層表面の圧縮によってさらに影響を受ける可能性もあります。したがって、それらの全体的な衝撃減衰(吸収)特性は、認証によって保証されることはできません。 EN 1177に準拠した現場での試験は、指標となる臨界(危険)落下高さの性能を規定するのみです。 EN 1177に準拠した任意の固定具を備えて組立てられた(遊具)要素の(地)表面を実験室で試験することは、コンクリートで試験したときの臨界(危険)落下高さを規定しますが、この数値は現場固有の地層表面によってもたらされる利点は考慮されていません。
遊び場上に芝生のみだけでも、使用頻度が低い場合、遊具の下や周辺で首尾よく使用することができ、専門の衝撃減衰(吸収)(地)表面を取り付ける必要がなくなります。
•遊具の最大落下高さは1500 mm未満です。
•芝草はその下に150 mm以上の表土を有してなければなりません。
注記:ドライバーのような細いプローブのような薄いプローブを石やレンガ、樹木などの固形物によって妨げられることなく、通常の場所と頻繁な場所で150 mmの深さまで手で地面に押し込むことにより、合理的な評価を行うことができます。
•芝草が一年を通して残り、泥や裸地にならないことを保証する必要があります。その衝撃減衰(吸収)性は、非圧縮土壌構造を維持している根に依存します。
芝生は、たとえ低い使用率の遊び場でさえ、集中的な使用に耐えられません。例えば:スウィングの中心円の下。スライドのランアウトエリア(減速領域)。ファイアーマンポールの下。カルーセル回転遊具の外側の周囲。遊具のアクセス(入場)と出口ポイント。このような相対的に小さな高摩耗領域が本規格の要件を満たすためには、躓き箇所または硬いエッジが発生しないよう注意しながら、代替の他の表面または芝草の侵食を防止するが必要があります。