見出し画像

遊具内の可動部材について

おはようございます。今日も良い一日になりますことを願っております。

遊具の可動部材につきましては、挟み込み箇所だけでなく衝突が発生する可能性があります。
BSI EN-1176-1: 2017(22、88、89頁)によれば可動部材は以下の点に注意しなければなりません。

可動部材(Moving parts)

・挟み込み(エントラップメント)に対する保護(Protection against entrapment)の項目に準拠して、遊具の可動部分や固定部分の間に挟圧箇所や剪断箇所が存在しないものとします。
・強い衝撃を生み出す部材は、衝撃減衰(吸収)構造を有する必要があります。
・遊具の可動部分が身体を危険にさらす可能性がある場合は、400 mm以上の地上高のクリアランス(隙間/空間)がなければなりません。

例:挟圧箇所
例:剪断箇所
例:狭い地上クリアランス(圧し潰し)

更に、回転する遊具や部材に衣服の一部もしくは髪の毛が巻き込まれることで怪我をする可能性もあります。

例:衣服の一部の巻き込み
例:髪の毛の巻き込み