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誰でもできるRPA!〜騙されたと思って始めてみよう〜

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まだRPAを始めていないみなさんへ!

RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)と聞いて、みなさんは何を思いましたか?

『難しそうだけど私でもできるのかなぁ?

『マクロとかできない自分にはきっと無理だろうな。。』

そう思った方々に声を大にして言いたいんです。

私『あなたでもできますよ!無料でスタートできるし、早く始めて早く失敗して!』

あなた『ん?・・えっと、、プログラミングをやったことない自分にもできますか?

私『はい、プログラミング言語は不要。ドラッグ&ドロップなどの操作で作れちゃうんです!』

あなた『それはすごい。RPAやってみます!』

私『でも必ず失敗するから、色々がんばってね!』

少し大げさですが、これくらいチグハグな会話がRPAの周りでは起こっています。

ずっとRPAに付きまとっている問題

『RPA誰でもできる詐欺』

RPAが日本を救う『夢のツール』として一躍ブームとなり、数年が経った今でも事例報告は続いている。

RPAに期待してトライした人が『嘘じゃん。やっぱ無理だ』と脱落し、その周りのトライしてない人達までが『RPAって結局イマイチでしょ』と知ったような口を利きだす。

それを覆そうと、巧みな表現でユーザーをRPAに巻き込もうとする記事が乱立する。そしてRPAへの疑念がもっと強くなっていく。。。

こんな悲しい負の連鎖を断ち切りたく、自分なりに分析してみました。

RPAで仕事が楽しくなったり、RPAをきっかけに変化が起きたり、それが周囲にも伝わっていったり。1人でも多くの人に、RPAのポジティブなパワーが降り注いで欲しい想いを込めて。

ざっくりとした"うたい文句"

ベンダーの努力でどんどん進化を続けるRPAツールは、着実に成功事例を増やしています。

その一方で相変わらず幻滅する人が後を絶たないのは、ざっくりしすぎな『誰でもできるRPA』という”うたい文句"が原因にあると思うんです。

”誰でも”って本当に、誰でもか?

→最低限の条件として、『パソコンをマウスで操作して、キーボードで文字が打てる』を前提とすれば、とりあえずは"誰でも"と言えるでしょうか。

そもそも"RPAができる"ってどういうことだ?

→ユーザーが思う"RPAができる"は、『日々の業務をガンガン効率化できる』をイメージするでしょう。

でも"誰でもできる"と言った人はきっと、『パソコンにHello Worldと言わせること』をイメージしています。

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このギャップが多くの悲劇を生んでいます。

RPAの”誰でもできる”を再定義

プロレベルでもチョットデキルと謙遜したり、その逆もしかり。RPAほど”できる”の定義があいまいなテクノロジーは無いようです。

なので分かりやすい指標での定義を試みました。

できる=シンプルなフロー作成とエラー対応が可能

そのために必要な独学期間をグラフ化すると、こんな感じ?

RPAの潜在能力を測る指標が無いため、オフィスアプリケーションの代表である『Excelの活用レベル』で代用します。

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Excelの知識がそのままRPAの知識に直結するわけではないですが、Excelに詳しい人は相対的に『自分で調べる力』『効率化したい意欲』があるので、このグラフの目安が成り立ちます。

なのでプログラミング経験者は別格として、Excelの活用レベルが高い人は総じてRPAのマスターは早いでしょう。

反対にExcelの関数を使えない人などは、半年もしくは何年経ってもマスターできないケースもあるかも知れません。

そういった意味で現実的な”誰でも”枠を以下のように定義しました。

誰でも=数か月でマスターできる能力の人

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この定義が全て正しい訳ではないですが、こういった前提を基に話ができれば、大きなすれ違いは激減するのではないでしょうか。

RPAがもたらした恩恵

単にすれ違いを減らすだけでなく、RPAがもたらした恩恵についても言及します。

今までは、『プログラミング言語』という最高難易度の言葉を操る特権階級だけが使うことを許されていたITの力。

RPAはこの言語習得に挑んだことすらない私のようなビジネスユーザーにも、”この力を操る可能性”を与えてくれたのです。

人間が突き詰めてできる効率化とは比べものにならない、圧倒的なスピードと正確性でこなしてくれるテクノロジーの力を。

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あの、見るだけで気が遠くなる”文字列お化け”のプログラミング言語を学ぶのと比べたら、『自分で調べる力』と『効率化したい意欲』を付ける労力なんてたかが知れています。

『RPAを学ぶ労力』に対して『得られる効果』があまりにも大きい。この圧倒的コスパの実感が、RPAファンの学ぶ意欲を後押ししているんです。

進化するRPAツールの恩恵

RPAによる恩恵は日々大きくなっています。それはユーザー側のレベルアップ以上に、ツールの進化/教材の充実が大きいです。

ツールの使い勝手は数か月毎のリリースの度に洗練され、新機能の盛り込みスピードは把握するだけでやっと。

この爆速リリース&ユーザーフィードバックでの改善ループ、そして充実した学習コンテンツが、習得に必要な期間を短くしてくれています。

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これから真価を問われるのが、『本当にもっと対象者を拡張できるか?』だろう。

ノーコード・ローコードで一人一台ロボット時代を作る理想は素晴らしいが、それはそれは大変なことですよね。

だってそれは、Excelの数式すら使ってない人がRPAに飛び込むってことだから。

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でも自分はそんな未来を見てみたいし、その実現に向けて自分ができることを進めていきたい。

あなたができると思えばできる!

誰でも最初は知識が追い付かず、つまずいて苦しむけどそれはそれで大丈夫。

必ず失敗もするでしょうが、その失敗こそがRPA成功の第一歩。

更に付け加えると、手放しで『勉強頑張れよ!』と言っているわけではありません。

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我々の努力スピード以上に、どんどんツールが進化しているから大丈夫。

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全員がバリバリのRPAプログラマーになれなくても、小さな成果の積み上げで貢献してもいいし、業務フロー整備など別の役割で活躍してもいいんです。

RPAの基礎を知っておくことで、これからオフィスで加速する業務改革サイクルのどこかに貢献できます。

そして何よりRPAはコミュニティや学習教材が超充実!!
やる気さえあればできる、これ以上ない環境が整っています。

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さて、長らく続いてきた例の問題がやっと解決できそうですね。

『RPA、私にもできるかなぁ?

『はい!あなたにもできますよ!』






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