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最後の贈り物

どもRØZL3Y(ロズリー)です。
先日、実家で飼っていた犬が亡くなった。
凄く悲しかったけど、かなり高齢で段々と弱っていく姿を見ていたので最後の時がくるまで残された時間を大切にしようって思ってたから、いざ旅立っていく時が来ても心の準備は出来ていた。
だから悲しいという感情よりも感謝の気持ちの方が大きかった。

あの子はうちに来て幸せだっただろうか・・・
そう思ってくれてたら良いな。

親戚が亡くなった時とかもそうだけど、身近な者の「死」が残された者へ与える影響力はとてつもなく大きい。「悲しい」という感情だけじゃなく過去を振り返って「あの時こうだったな」とか「もっとこうしてあげたらよかったな」とか、様々な事を思い返していくことになる。絶対に覆ることのない「死」は良くも悪くも、すべて受け止めることしかできないから、過去を振り返ってるうちに思考が派生して湧き出てくる物すべてを受け止めなきゃいけない。その中で今まで目をつぶってきたことや見ないふりをしてきたようなことも、結局はそこで強制的に思い知らされることになる。そして与えられた時間は有限なんだってのを改めて実感する。

かけがえのない存在の「死」っていうのは、残された者が色んなことを感じとるために必要なことで、きっと最後の贈り物なんだろうなと、そんなことを不意に思った。


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