コンパスというクソゲー界の頂点

クソゲーだ!

コンパス、実にクソゲーだ。
某ビリビリ中学生が活躍するアニメとのコラボを機に始めてみたが、クソゲーすぎる。

まずマッチング格差。

試合は3vs3の陣取り形式。
だがその実情は、相手より高いデッキレベルでキルを量産して一方的な試合を展開し、薄汚れた脳汁を垂れ流すだけのクソゲーだ。
攻略サイトの管理人がよくPS、PSと連呼している(PS=プレイスキル つまりゲームの腕前みたいなもの)のを確認できるが、
はっきり言ってそんなものはまっっっったく必要ない。
必要なのは相手をより短時間で倒せるだけのステータス。つまり高デキレだけだ。
それも、恒常ガチャから出てくるカードより、コラボガチャから出てくる同効果のカードの方が圧倒的に優秀なので
究極を追い求めるならコラボカードで固めた高デキレ。これが最適解である。


 は
  言
   え

カードを最大レベル60にするためには同じカードを重複で引く必要がある。
しかもカードのレベルアップにはE缶モドキが必要となってくるため、時間とカネがいくらあっても足りぬ。
基本的に、というか絶対的に、課金しなければこの最適解には辿り着けない。
コラボ最大凸デッキというのは廃課金という闇に心を呑まれた悲しきモンスターの末路でしかないわけだ。
このクソゲーに人生を賭けている哀れなモンスター達はなぜかその愚行を誇らしげに見せびらかしているが、正気の沙汰ではない。
ヲタクに片足突っ込みかけていた私が怖じ気づいて逃げるレベルである。
その震えようたるや、パパ黒の恐ろしさを思い出して身震いする『作中3位の炎使い』の如し。

さて、話がかなり逸れたような気がするので戻そう。

このクソゲー最大の欠点は、デキレ格差マッチングだ。
このクソゲーには生意気にもF E D C B A S(1~9)というランクが存在するのだが
本来S1以上にいるべきプレイヤーがいつまでもFやEに居座るケースは少なくない。
そう、いわゆる初心者狩りだ。
もっとも、FからEまではほぼBotなので初心者狩りですらないが、とにかく
あえてランクをあげずにバトルしまくってE缶モドキを貯めてデキレを上げまくるクソ初心者狩りが多いこと多いこと。
Eランクくらいなら昔はデキレ20でも楽勝だったのに、今ではそんなもの石ころと同じである。

これはひとえにデキレ制限を設けない運営のミスだ。
初心者狩りは初心者狩りとしての責務を全うしているだけに過ぎない。そりゃ、運営が何も対策しないのだからやりたい放題やるに決まっている。
例えるなら、警察官がギャングのアジトで拳銃を置いたまま休憩しているようなもの。恐ろしい。

とにかく、運営の怠慢のせいでやめてしまったプレイヤーは少なくないだろう。

最近追加されたコラボキャラであるシノン(SAOコラボ)とロックマン(ロックマンンコラボ)なんかは特にひどい。
シノンは相手から離れていれば離れているほど高火力を発揮するスナイパー。高デキレのシノンが敵に来ただけで終わりだ。
ロックマンはカードの使用後のクールタイムを、敵をキルすることにより短縮できてしまうチートスキル持ち。ただでさえデキレのゴリ押ししかできない脳筋プレイヤーに更なる脳筋力を与えてしまうとはなんと情けないことか。
運営は何も考えていない。

さて、マッチング格差について本気で語ると1000年後の荒野をめぐって漏瑚と戦わざるを得なくなるので あとは省略させてもらおう。

次はキャラバランス カードバランスの崩壊。

初期キャラのバランスはまあまあ良かった。
それぞれに与えられたアタッカー スプリンター ガンナー タンクという役割をそれなりに果たせていた。
ただ、キャラが増えるにつれそのバランスはバカみたいに崩壊の一途を辿り続け、今ではまるで魔境のような光景が広がるばかり。

ガンナーは遠距離からチクチク攻撃できる代わりに守りが薄く
アタッカーは攻撃を受けやすい代わりに守りが硬い
タンクはポータルを守らなければならないためアタッカーより硬い

おおかた、こういう感じのテンプレがあったはず。なのに、最近は全然違う。
クソ硬ガンナー 豆腐アタッカー 豆腐タンクのバーゲンセールである。
まあ、アタッカーとタンクが豆腐なのはギリ許すとしよう。しかしガンナーが硬いのは意味不明だ。
チクチク遠距離チキンが守りを固めたら、それはもう誰も勝てないに決まっている。

そんでもって、一番酷いのはコラボキャラだ。
毎回毎回壊れ性能で実装して、あとは超絶下方か無修正の二択。ひどすぎる。運営のお気に入りの金蔓が誰なのか、バレバレだ。

ニコニコを支えてきた某ラノベの大人気キャラ『一方通行(アクセラレータ)』。彼も実装当時はまあ大暴れしていた。
しかし結局コラボ集金期間が終わった途端、貫通(防御を無視してダメージを与える)でワンパンされるだけの凡夫になり下がってしまった。
いわば、世界を断つ斬撃の使い手がそこら中にいるようなもの。五条悟は泣いていい。
加えて一方通行の実装後間もなく貫通カード適性の高い黒塗り鳥男が実装されてしまい、一方通行の立ち位置は完全になくなってしまった。
一方通行に支えてもらった過去を忘れ、ニコニコは彼をゴミのように扱うことを決めたのである。

対してさきほど述べたシノンとロックマン。
コイツは今でもチートだ。
運営からの寵愛を一身に受けているのがよく分かる。
高デキレでコイツらを使えば、下手くそでも実装95%以上は余裕。むしろ、それだけやって負ける奴は狂っているとしか言いようがない。

カードもそうだ。
ぶっ壊れ性能のカードを実装しまくり、もはや収拾がつかなくなってしまった。
元々キャラの扱いもカードの扱いもセンスなしだったのに、そこへ何も考えずに新しいモノを追加するからこうなるのだ。あまりにも無計画すぎる。

さて、コンパスのクソゲー要素はこれだけ並べても1割にすら満たないが、ここに挙げた不満点の半分くらいは課金すれば解決するものだ。
だからコンパス信者も「勝ちたいなら課金するんだよ!」と運営を擁護する。
しかし、そもそも課金というのは面白いゲームに期待を込めて行うもの。
つまらないゲームに課金しようと思うのはよほどのマゾヒストだけだ。普通じゃあない。
課金したいと思える環境を運営が整備していないのに、それで課金しろというのはあまりにも傲慢すぎる。

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