6.5で光の戦士をやめたわけ

はじめまして、この記事はFF14を6.5で止めた人間がどうしてやめたんだっけということを黄金のレガシーが出た今更になって書きなぐった記事です。
今もFF14を楽しんでいる方が見ていて気分のいい記事ではないと思います。また極力言葉は選んでいますが、嫌な気分になられた場合は大変申し訳ありません。
記憶違いで間違ったことを言っている可能性もあります、そしてネタバレも多分にあります、ご了承ください。

と、こんな前書きを書いておいてなんですが実はFF14に未練も何もなくなったかと言われると怪しいです。この記事を書きながらアルバムを聞いていますし6.5で足を止めておきながら、未練がましく黄金のレガシーの諸々を見て(ネタバレ全然平気)大変そうだなぁと思っています。
人の引退記事を見て、一度書くとスッキリするかもなと思って書くことにしました。


自己紹介

FF14は2.5から、ナンバリングタイトルはだいたい全部やってます。外伝はちょぼちょぼです。
バトルジョブは全ロールとりあえず触れるけど、詩人がメインでした。
バトルコンテンツは零式までです。
なのでライトというほどでもないけどコアでもないです。
2.5で初めてハマって、いわゆる根性版から新生までのサクセスストーリーに感動し当時のPLLをすべて振り返りweb上ですぐ読める文献についてはありとあらゆるものを読み漁っていました。ミーハーだと思います。
好きなコンテンツはボズヤとFATEです
好きなストーリーラインは3.3最期の咆哮、モーグリ族クエスト、アレキサンダー、オメガ、事件屋蒼天編です。
バトルコンテンツやりこんでないよ、と書いてますがゲームとして死にゲーとか覚えゲーは好きですし、旧世代MMOで散々時間を溶かしたのでつまり苦行と言われるゲームでも合えばずっとやるタイプです。

全体について

簡単、簡易化しすぎに尽きました。現代において甘くしないとユーザーを掴めないにしてもどんどん簡単になっていく。とはいえ高難度はクオリティ維持しようとしているためカロリーの高いコンテンツのまま。なので、高難度やるほどでもないけどちょっと頑張りたい程度の人はコンテンツたくさんあると言っても居場所無いのでは?と思ってます。だからナギ節なんて言われるのでしょうが…。

戦闘はほぼ選択肢の無い戦闘で先人をトレースするだけ…動きトレースはギミックに解法がある以上それに従うのは当然なのでともかくそれ以外も装備も技回しも選択肢は無いに等しいです。DPSの最高効率を目指しローテを崩さないという人間性能は問われると思いますがそれだけですよね…。結局最後は最高効率がテンプレになるのは否定しませんがそれにしても過程として検証する中の材料、工夫、個性の出しどころがなさすぎる。操作が複雑化するからありえないでしょうがせめてコンボルートに選択肢くらいあっても…と思います。

装備はMWがトークン交換でガッカリでした。IDでトークン集めて取るって単純明快な代わりにダルいと思っています。旧世代見下ろしMMOのレアアイテム狩りのために延々と敵を狩るのとは別軸でダルいです。
というかトークンはトークンで装備交換があるわけなので使い道増やされるのも困りました。
これまでのシリーズがコンテンツと紐づいて味変になっていたのにトークンオンリーにされてもなぁと思いました。

コンテンツは暁月の無人島で言えば頭使うもなくただ集めて決まったものを売りに出して通貨もらうだけ、装備取ったら二度と行かないです。というか無人島に限らずこのゲームはコンテンツが基本使い捨てでお目当てのアイテムを取るとやる理由が無いです。そのアイテムもいずれモグモグコレクションに落ちてくると思うと何やってんだろ…となりました。そして過去のコンテンツはテコ入れがありません。作られたら多少の調整をしてそのままです。(空島という例外はあります)
やることがいっぱいあると言うには雑過ぎる。ピカピカのアトラクションの横で埃をかぶったアトラクションが大量にある遊園地のようです。
ストーリーが大変評価されているゲームではありますが、ストーリーだけじゃないはずなのに、それ以外がどんどん中身が無くなっていくように感じていました。

ストーリー、キャラクターについて

自分が始めたのは2.5だったので当時はあの引きにびっくりしたわけです。
とはいえ、2.xシリーズはまだまだアルフィノにもオルシュファンにもそこまで愛着はありませんでした。というか当時はオルシュファンもネタキャラでしたね。
その後蒼天~紅蓮~漆黒とやっていきます。自分はグリダニアスタートだったのでパパリモとイダ(リセ)が抜けたのは大変ショックでした。紅蓮のストーリーは一概に言えませんが、リセのあのムーブもお約束というか…こんなもんじゃないの?と思っています。国を奪還する話は好きですし、リセも嫌い普通好きで言うなら好きに位置します。この時期アルバート大好きでした。

最初にひっかかりを覚えたのは漆黒後の5.xあたりでした。オルシュファンがそうであったように…ですがエメトセルクの残滓がすごい。ことあるごとに思い出されて出てくる。もちろん自分も漆黒のメインストーリーでエメトセルクが大好きになりましたし人気上位になるのも納得でしたが、死んだキャラ振り返りすぎだろうと思いました。

話は変わりますが上記のキャラに比べてパパリモ、ムーンブリダが暁月まであまり拾われていなかったことや、リセが各国盟主かそれ以下くらいの扱いになったのも、リーンがいたとはいえミンフィリアについてはあまり触れられなくなったのも個人的には結局人気がすべてかぁ…となりました。

そして主人公である光の戦士の扱いについても漆黒あたりからうーん…?となります。そもそも新生の時点でガイウスを倒しているので英雄様なのは間違いないですが周りの持ち上げ方がすごい、特に漆黒以降水晶公であり熱烈ファンボーイのグラハが入り度々持ち上げてくるのがどうにも苦手でした。アルフィノとアリゼーも同様にです。
チヤホヤしすぎというか、暴力担当の光の戦士も、災厄に対して知識と技術をもって対抗してる賢人もそれぞれめちゃめちゃ働いている訳なのでもうちょっと自信と自覚を…と思いました。アルフィノは蒼天時代のエピソードアピールしてくるのもしつこかったです。
こういうふるまいすると喜ぶでしょ?みたいなあざとさが透けて見えた気がしてどんどんメインキャラクターが合わなくなりました。
なので、暁の中で一番は?と聞かれるとホーリーボルダーが最終的にお気に入りです。彼は無駄がありません。

暁月に関してはそんなこんなでかなりテンションが落ちていて、前述のとおりエメトセルク関連はもういいよ~となっていましたので古代の話でテンションが落ちました。
アゼムと光の戦士のことは最初に名前が出たところで薄々わかっていましたが、これ以降アゼムの人物像が光の戦士に押し付けられているような気が選択肢などの節々でしました。
そういうわけで暁月の最後に殴り合いができたのだけはめっちゃめちゃにテンションが上がりました、これでもうこれで本当に自分はアゼムの因縁も捨てられるんだと大喜びしてました、その場は。

暁月だとあとは最終局面FF4なぞり過ぎではと思いました。漆黒や暁月はオマージュなのかまんまなのか…シリーズからの引用を上手くできていると感じていません。
6.xシリーズもゴルベーザもゴルベーザ四天王もこんな使い方かとなりました。正直FF4ネタって暗黒のジョブクエで腹いっぱいだったんですよね。6.5のゼロのシーンでうーん…となりました。あとはいくらなんでもアントリオンとダークエルフで最終IDは無いだろとか。ダークエルフ磁力ギミック無いのとか。

他にも漆黒、暁月のコンテンツではガイウスとラハブレアもフォローが入りました。実はいいところもあって…みたいな感じでしたが純粋悪とまでは言いませんが養子を引き取ってたまではやりすぎじゃないでしょうか。
ウェルリト戦役のキャラクター自体は嫌いじゃないですが、ガイウスがきれいなガイウスになりすぎだろうという違和感はありました。

そして、漆黒からいわゆるネタ選択肢みたいなのも顕著になりました、あの手のは選ばないタイプですが、それにしても公式が送るギャグとしてあまりにも寒くないか、ネットのネタと大差ないノリが散見されキツかったです。
事件屋があれだけ自由にやってもいいのは事件屋は事件屋だからという前提があると思うのです。

ゲームの外について

FF14といえばゲーム外でも盛んに発信をしていました。自分もたくさん追いかけました。ファンフェスも行きました。行けなくても物販だけ買いにいったこともあります。ライブも行きました。エオカフェも行きました。

さて、この記事を読んでくださっている方でどれくらい地方PLLがあったことを御存じの方がいるでしょうか。いつまでだったか記憶が定かではありませんが地方の会場でPLLをやって現地でスタッフの方が交流もするプチファンフェスみたいなことをやっていました。討滅戦チャレンジでTシャツも配っていました。しかしどこかのタイミングで気が付いたら無くなりました。スタッフの多忙さや、コスト見合わない、キャパ不足などあるのでしょう。残念だなと思っていますが理由はいくらでも思い当たります。しかしもう覚えている方言う方もなかなかいないのでここに書き残します。

ゲーム外でひっかかったと言えば暁月の延期の際の発表です。自分はその時14に対してテンションガタ落ちでしたし、延期はしゃあないじゃん?派であり、発売日出てからの延期も幾度も経験してましたので、ふーん…と思ってたのですが号泣会見みたいな文字が流れ大体内容を察してええ…となったのを覚えています。
事情はやや異なりますが蒼天発売時にPLLテスト放送でネタにして土下座していた頃と比べて変わっちゃったな…と思いました。あの時は初春が夏じゃんでしたっけ。

あとはしくじり先生とかでしょうか。正直自分も一番夢中になっていた蒼天紅蓮時期ならTV出演しないかなとかウキウキもしていたのです、しかし漆黒とか暁月の時期になるともう6年8年経ってます。過去の失敗から現在の成功体験を武勇伝にして宣伝するにはちょっと遅いんじゃないか…と思いました。
ただ、これは自分がもう耳にタコができるほど当時のエピソードを繰り返しいろんな場で聞いたのでそう思っただけかもしれません。変わったらおかしいので当然ですが同じ話いろんな場でしてるんですよね。

ゲーム外については宣伝大攻勢してユーザー爆増した漆黒よりもそれ以前のほうが色々上手かったしコントロールできてたんじゃないかなぁ…と思います。

プレイヤー層とかについては、多様な人がいますから一概に言えませんが、批判をするも、してはいけないも、徐々に過激、苛烈になった感はあります。息苦しい感じがするなと思ってます。

運営方針について

FF14は外部ツール禁止を謳っています。実態がどうあれ差が出るわけですし、当然でしょう。RMTなどもわりと取り締まっている印象はあります。
基本的にマナー違反にも厳しいです。
しかしコンテンツの中はわりと自由にやりたい放題にされているのを感じます。衝撃だったのはゴールドソーサーのトリプルトライアドやLoVMで談合ができるということでした。過疎コンテンツとはいえ不正が長らく放置されている状況にガッカリして疑念ゲージが上がりました。
というか、そんなのがまかり通ってるからただでさえ少ないのにコンテンツやる人がいなくなるのでは…と思っています。

バトルコンテンツの調整については、しっかりやりこめていないのであまり言える立場ではないですが、暁月出るか出ないかの時期のウルトラワイドモニターがめっちゃ便利と話題になった時期はかなりストレスが溜まりました。使うのは自由でも公式でそれを言うのは勘弁してほしかった。
持っていなくても画面設定を変えることで疑似的に出来るのも知っていますが、マウスキーボードを多ボタンにしたりするのとまた次元が違う話だろうと思っています。外周見るギミックにイライラしてた時期もあり、これウルトラワイド前提で作ってるんじゃないの?とか邪推しテンションを下げる一因でした。
あとは詩人やってた身としては、キャスター詩人やらされた時は面食らいましたが以降一生dotつけて歌うたうだけなのもどうかと思ってます。

新規に優しくするということで、新生をリワークするのはいいんですがその度に新生の作りを事あるごとにディスるのはあまり見ていて気分がよくなかったです。
よく話題に上がるワインもですが…昔をありがたがってると言われるとそれまでですが、過去のゲーム体験とはいえそれをやった人がいるのに、作り手側までめんどくさいものとして片付けるのはどうなんだろうと思います。
おつかい形式を親の敵のように言う人もいますが、内輪ネタで言っているつもりのものがだんだんと過激になっていくのを目にすることが増えました。
というか冗長な作りというならクエストの度に「目の前にいるNPCに話してこい」とか、「その場に留まる」で無の空間のキラキラをクリックして待たされるとかあれこそ冗長だと思うので無くしたほうがいいと思っています。

終わりに

なんだかんだ書き殴ったら5000文字になっていてびっくりしました。
自分の思ってたことは大体書きました。モヤっていることがある時、別に外部公開せずともしっかりとアウトプットするとちゃんと言えたなという達成感はあるので気は晴れると思います。
でも細かいところ突き始めるともっとあります。
結局自分が全体的に首を傾げるところが増えた結果だと思ってます。しかしストーリーなどもう出たものは変わることはありません。というかあってはならないでしょう。
最初に未練がましく~とは書きましたが、戻るか戻らないかで言えばよほど暇にならないと戻らないんじゃないかなーと思います。パッチ当てるの時間かかりますしね。本当は絶とかもチャレンジしてみたかったです。
なので楽しんでた時の思い出はそのままにしておこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?