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Fintokeiをやってみた(Fintokeiの概要)

新しいサービスがいつのまにか開始されていた
日本では2023年9月に開始されていたらしく、2024年9月1日に1周年を迎えたそうです
どんなサービスか簡単に説明すると、FXのデモ口座を少額で購入しそのデモ口座で取引を行って獲得できた利益の一部を報酬としてもらうといういかにも怪しげなサービスです

会社概要
会社名: Fintokei a.s.
所在地: Masarykova 409/26, Brno-mesto, ブルノ, チェコ共和国
代表者: 共同創設者 David Varga
設立 : 2023年
URL  : https://www.fintokei.com/jp/

どのようなサービスかFintokei社の説明を読むと
"Fintokeiは、野心を持つトレーダーのための、取引の教育および評価を提供する会社です。私たちは、トレーダーが安全な環境でスキルを向上させ、健全な取引習慣を身につけ、規律を強化することで、市場に勝ち、私たちが検証した実績を築けるよう支援します。評価が完了した後、一貫して成果を上げるトレーダーをさらにサポートし、より大きなアカウントでの取引や投資家の資金を引きつけるための準備を整えます。また、最も優れたトレーダーを私たちの規制されたポートフォリオ管理会社等に紹介します。Fintokeiは成功したトレーダーの成長を加速させる役割を果たします。

私たちは、より短い評価を希望するトレーダーのために、速攻プロプランのデモアカウントを提供しています。より短い評価において、守るべきルールは一つだけです。取引をスタートし、デモ口座における利益目標を達成すること。初期の利益目標に達した時点且つ、スタートから14日後に最初の利益をデータ提供料の報酬としてお支払いすることができます。

尚、弊社では2ステップ評価がある、チャレンジプラン、3ステップ評価がある、入門プランもご用意しております。評価を通過したすべてのトレーダーには、チャレンジプランのプロトレーダー(デモ口座)及び、入門プランのプロトレーダー(デモ口座)を提供し、そちらのデモ口座で得た利益を基に、データ提供料として報酬をお支払いしております。

公正さは私たちの最も重要な価値です。私たちはお客様とwin-winの関係を築くことを目指しています。"
と説明されています

簡単に説明すると
・プランを購入したら、ここで勉強できるよ
・デモ口座で勉強がてら取引して得た利益をデータ提供料の報酬としてあなたに還元するよ
との事

Fintokei社はプロップファームであると説明していますが、実際に会社の資金がどのくらいあって、どのくらいの実績を残しているのかの詳細な説明がないため、本当に運用しているのか真偽は不明です
プロップファームとは、自己資金のみを自己の利益のために運用する 投資専門会社すなわち、Fintokeiの資金を使ってプロになったあなたに運用してもらうことで利益を得るということです
運用して得た利益の80%が私たちに還元されるとなった場合、20%がFintokeiの利益になるわけです


プラン概要

Fintokeiから得られる情報はどのプランを選んでも同じですが、デモ口座の初期資金が多くなれば、そのプラン購入の費用も高くなります
Fintokeiからの報酬はデモ口座で得た利益の50%~(最大)95%で支払われます。初期資金が多ければそれだけ大きなロットが張れるので得られる報酬も大きくなります
プランには大きく分けて3つあります
1.速攻プラン
2.チャレンジプラン
3.入門プラン

1.速攻プラン
 評価プロセスなしにデモ口座における利益を基に50%(最大90%)をデータ提供料の報酬として受け取れます
2.チャレンジプラン
 2段階の評価プロセスをクリアして、トレーダーはプロトレーダー口座(デモ口座)上で取引を行うことができ、デモ口座での利益を基に、80%(最大95%)をデータ提供料の報酬として受け取れます
3.入門プラン
 3段階の評価プロセスをクリアして、トレーダーは入門プランプロトレーダー口座(デモ口座)上で取引を行うことができ、デモ口座上での利益に基に、50%をデータ提供料が報酬として受け取れます

評価プロセスとは

評価プロセスとは、これまたデモ口座で取引を行って指定された利益目標を達成することです
チャレンジプランでは、ステップ1として初期費用の8%の利益を得ること
ステップ1をクリアした後、続いてステップ2として5%の利益を得ること
入門プランでは、ステップ1で2%、ステップ2で3%、ステップ3で6%の利益を得ることだそうです
ただし、この評価プロセス中に1日で証拠金の5%以上の損失、初期費用の10%以上の損失となったら失格となります
失格となってしまったら、プラン購入費は没収され評価プロセス終了です
速攻プランの場合は、1日の損失制限はありませんが、初期費用ではなく証拠金の10%を失うと失格(すなわちプラン購入費没収)となります

どのプランを選ぶべきか

どのプランを購入するかはそれぞれ一長一短があり、自身で検討していただくのが一番ですが、私見を示すと
まずは、入門プラン、評価プロセスが全部で11%と少し敷居が低いのですが、チャレンジプランの全部で13%とそれほど変わらいにもかかわらず報酬が50%固定となっており評価プロセスクリア後のメリットがチャレンジプランと比べて相当低いものとなるため選択肢から外します
続いて、速攻プラン、評価プロセスがないため利益がでればすぐに報酬を得られるメリットはありますが、こちらも初期の報酬が50%と低く失格条件も初期費用ではなく証拠金の10%マイナスとなると失格となり、結構シビアな戦いを強いられます
チャレンジプランでは何日かプラスが続いて証拠金が増えた場合、1日5%の損失条件さえ守っていれば、初期費用から10%マイナスにならない限り失格にならないのに、速攻プランは現在の証拠金から10%マイナスになったら失格となってしまうため、増やしてきた実績が保険とならないという大きなデメリットがあります

なので、選ぶとしたら最初から報酬が80%もらえるチャレンジプラン一択になります

チャレンジプランの詳細

チャレンジプランの中でもデモ口座の初期資金によって細かくプランが分かれています(カッコ内はプラン購入費)
クリスタル 初期資金200万円(2万1,800円)
パール 
初期資金500万円(3万6,800円)
ルビー 
初期資金1,000万円(6万9,800円)
サファイヤ 
初期資金2,000万円(9万9,800円)
トパーズ 
初期資金3,500万円(17万3,800円)
エメラルド 
初期資金5,000万円(23万9,800円)

失格となった時に失うお金はこのカッコの中の金額になります
ただ、チャレンジプランの場合、評価プラセスをクリアした段階でこの初期費用をお祝い金として返却してもらえるそうです
評価プロセスさえクリアしてしまえば、完全にゼロリスクで取引でき、得た利益の80%をもらえる(その後の評価によって利益の95%まで上がっていく)という夢が実現します

注意点

このFintokeiという会社はチェコの会社ですので、報酬がもらえないというトラブルがあったとしても日本では誰も助けてくれません

最後に(Fintokeiの最大のメリット)

1.自己資金自体にレバレッジをかけられる
 FXは国内業者でも自己資金を利用しレバレッジ20倍、海外業者では100倍程度で取引可能ですが、自己資金以上に負けることはできません
Fintokeiでは、例えば4万円程度(実際は36,800円)の自己資金があれば、チャレンジプランのパールプランで運用できるため、最大50万円まで負けることができます
ということは、自己資金自体に10倍以上のレバレッジをかけられるという事です

2.自己資金の運用ではないためメンタルが安定する
 自己資金が減るわけではないため、損切りをしたとしても冷静でいられる

3.少額資金で期待したリターンが得られる
 例えば1か月4万円程度の副収入を得たいと考え4万円の自己資金で始めた場合、1か月で100%のリターンを得る必要があります
その結果、ハイレバトレードをしなくてはならず、それ相応のリスクを背負うことになります
運よく勝てたとしてもすぐに自己資金はなくなるでしょう
Fintokeiでは4万円(実際は36,800円)で500万の資金が運用できるため、4万円の利益はたった0.8%の資金を増やすだけです。
パールプランでは80%の還元なので、実際には5万円の利益を得る必要がありますが、それでも1%資金を増やすだけで到達可能です
4万円の自己資金で400円の利益を得るのと同じ難易度です
もし同じことを自己資金での運用(1%資金を増やすことで4万円の利益を得られるようにする)で実現しようと考えた場合、400万円の自己資金が必要になります

このメリットを生かし、実際にこのチャレンジプランに挑戦してみてみようと思います

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