【合格者インタビュー】内田 香保里さん(SmartHRカスタマーサポート)
人事労務マイスター検定に合格された方に、受験のきっかけ、学習方法、学習したことをどのように生かしていきたいかなど、教えていただきます!
今回ご登場いただくのは、SmartHRでカスタマーサポートとして働く、内田 香保里さんです。
内田さんの現在の業務内容を教えてください
SmartHRでカスタマーサポートとして勤務しています。基本的には10時〜17時ぐらいまではチャットサポートをメインに、ユーザーさまからのSmartHRに関するお問い合わせに対してお答えをしています。
また、私は前職は人事労務担当者だったこともあって、カスタマーサポートのメンバーから労務業務やSmartHRでできる「手続き業務」に関する相談に対応することもあります。
カスタマーサポートメンバーで労務業務経験のある人は少ないため、どうしても労務関連の相談は属人化してしまう傾向があります。その属人化から抜け出して、カスタマーサポートメンバー全員で再現性のあるチャットサポートができるようにというミッションも持っています。
具体的にはどんな活動をしているんですか?
朝、チャットサポートがオープンする前の時間帯に、人事労務マイスター検定のYoutubeをメンバーと一緒に見て学んでもらっています。今の季節は(インタビュー時は5月)年度更新や定時決定に対する問い合わせが増えてくるため「労務のご担当者さまはこんな風に年度更新で保険料の金額を計算してるんだ、なるほど!」みたいな感じで、労務経験がなくても業務のイメージを持ってもらって理解を深めてもらうことをしています。
ー そんな活用の仕方をしてくださってたんですね。
はい、そうなんです(笑)
前職では労務担当者だったとのことですが、どんな業務をしていたのですか?
全国に支店のある会社の本社で働いていました。1,300人ぐらいの規模で、各支店から情報を集めたり、本社の500人くらいの給与計算や年末調整をやっていました。
労務担当者からカスタマーサポートへのキャリアチェンジのきっかけを教えてください
きっかけは、自分自身の今後のキャリアを考えた時に「キャリアの先」が見えないことによる不安だった事かもしれません。出産して子どもを抱えながらこの会社で部長や課長になれるのかな、楽しんで仕事をしていくことができるのかな、というのがあまり想像出来ませんでした。もっと自分のキャリアを生かしてキャリアアップして、いろんなことを楽しんだり、子どもがいながらも働きやすい会社って他にもあるんじゃないかなと考えて、転職活動をしました。その時に転職エージェントからSmartHRのカスタマーサポートの仕事を紹介してもらい、自分の労務経験も生かせそうだなと思いました。もっと以前はアパレル業界などで接客もしており、お客様をサポートすることが好きだったので「やってみよう!」と思いまして。
キャリアチェンジして今年で5年目になります。
人事労務マイスター検定を受験してみようと思われたきっかけを教えてください
やはり先程お話した、チャットサポートメンバーからの労務業務相談があることだったりはするんですが、私は労務経験があるからこそ、実は受験するのがちょっと怖いなと思って躊躇していたんです(苦笑)
労務の実務から離れてもう4年以上経つし、「あれ、私の実力って大丈夫かしら?」という不安がありました。でも「人事労務マイスター検定に合格している」というのがカスタマーサポートのメンバーへの安心材料になれたらいいなとも思いました。「うらりん(内田さんの愛称)に相談してみよう」ってもっと思ってもらえるようになりたいなと。
それから、カスタマーサポートのメンバーにも合格できるぐらいの労務知識を持ってほしい。そうなってもらうには、まずは自分が合格しないと!と思って受験に挑みました。
お仕事も育児も忙しい中で、学習時間はどのように確保されましたか?
日中はほぼチャットサポート対応をして、家庭では育児もあるので、家事の合間に自分のスマホでYoutubeの「聞く教科書」を聞いていました。「この内容は聞いたことある!これは忘れてたかも!」と思いながら聞いたり、あとはチャットサポートの合間で教科書を読んで「あーなるほど」と思いながら学習していました。動画は1.5倍速で聞いていました。あとは教科書にあるチャレンジ問題に計算問題があったので、慌ててAmazonで電卓を購入して(笑)
チャレンジ問題はどのタイミングで解きましたか?
受験日直前に解きました。3日前ぐらいに1回解いて、計算問題で一度教科書に立ち返って、もう1回解いてみて、みたいな感じでした。
https://twitter.com/urarin/status/1792514334926733604
人事労務マイスター検定の学習で役に立っていることはどんなところでしょうか?
今までは、労務業務相談で自信がなかったときにはネット検索で情報を探していたのですが、人事労務マイスター検定の学習によって「あ、それ知ってる!(教科書にあった)」というのが増えて、自信を持って回答できるようになりました。
ネットでの検索だと「何が正しいんだろう」って考えたりする時間が結構あって、回答に時間がかかることがあったんですが、正しい案内を迅速に自信をもってできるようになったのがとてもうれしいです。同僚だけでなく、SmartHRのユーザー様にも還元できてるのがうれしくて。
最後に、人事労務マイスター検定はどんな人にオススメしたいですか?
やっぱり、カスタマーサポートのメンバーにぜひ合格してほしいなと思っています。朝のYoutube視聴会によって、例えば年度更新の概算保険料とか確定保険料とか、そういった単語の意味がよくわかるようになったという声もありますし、労務の経験がなくてなかなかイメージしづらい業務も理解しやすくなると思ってます。それによってカスタマーサポート全体のレベルアップをして、ユーザー様に「SmartHRのチャットサポートは回答が早い」というのをもっともっと体感していただけるようにしていけたらと思っています。
本記事は、2024年5月時点の内容です。
その他の方の合格者インタビューはこちらから!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?