【初の画集発売記念個展】ロットン瑠唯

いよいよ、今週末に人生初めての画集を販売します!

やったー!!!画集だー!!!!
初の画集を記念して、二回目の個展を開催します

【初の画集発売記念個展】
ロットン瑠唯 
2019年11月9日(土曜日)10日(日曜日)
ギャラリー中野天獄
入場料500円おみやげ付き
OPEN 13:00 CLOSE22:00
164-0011 中野区中央4-60-6 星野第2ビルB1階101

画像1

画集の前書きを書きましたっ!

読んで頂けたら嬉しいです

========

thirsty thirty

どうも、生まれも育ちもオーストラリア、現代アートロックスターことロットン瑠唯です。
おかげさまで画集を販売することになりました

画集を作る為に過去の作品を漁りました。
遡ること10年前の作品など出てきました。

アートと私のお付き合いというのはとても不思議。
過去の作品を見て、芸術は私から切っても切れない存在だなと改めて思いました。

私は「芸術家になる!」と心から決めたことがありませんでした。

子供の頃から内気で人見知りが激しく根が暗い、私。
人に自分の感情を伝えるのが苦手で、自分に起きたことを誰かに話すのが怖くて、辛いことも嬉しいことも全部言えずに絵に書き留めておりました

今まで生きてきて何をしても褒められたりはしませんでした。だけど唯一、人から褒めてもらえたのが自分の描く作品でした。 
褒められることで満たさせる承認欲求。
だから絵を描いている時だけは誰かに必要とされる気がしました。

高校生の時、美術の先生に美大に行くことを強く勧められなんとなく美大に行ってみました。
毎日芸術と向き合う生活で気が狂いそうでしたが、今思えばとても辛かったけど贅沢な時間だったのかも知れません。

美大卒業後、私は音楽がやりたくて日本に来ました。
日本への憧れもあり、その当時はとても感動しました。
だけど時が経つにつれて文化の違いや地元の友達や家族もいない世界でひとりぼっちでした。
だから思い描いていた未来とかけ離れた現実の辛さをキャンバスにぶつけていました。
絵具など全部捨ててきたはずなのに気がつけば私はまた絵を描いていました。

絵の世界は何をしても許されるとても自由な空間。
日々の生活を煌びやかにしてくれる。
何より私を孤独から救ってくれる強い味方。
いつだって暗闇から手を引いてくれる存在になっておりました。

2019年の7月に人生初めて個展をやりました。
私が描いた絵を見て泣きながら
「すごく綺麗!素敵!元気もらった!」と言ってくださり。
自分の作品は人を元気にする力があるんだなと気づきました。
心の底からとても嬉しかったです。

私の数々の辛い経験は皮肉にも人を楽しませる美味しい種になっておりました。
芸術の星に生まれて来れたんだと自信がつきました。
同時にもう後戻りはしないと覚悟を決めました。

この度、画集を手にとってくださり本当に有難う御座います

この画集は29歳になるまでに描いた作品を厳選し一冊に閉じ込めたものです。
がむしゃらに生きてきた私の軌跡です。
どんなに辛いことがあっても何度も何度も絵具でキャンパスを塗りつぶしてきた、私の大事なものです。

これからも私はどんなに辛いことがあっても芸術を通してこの世界を色鮮やかにしていこうと思います。

どうぞ画集を楽しんでください




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?