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キーンランドCをローテーションから分析する

ローテーションは陣営が勝算をもってきているのかを教えてくれる。ローテーションを研究して損はしないと思うぞ。また一口にローテーションと言っても「前走GI組は~」といったよくあるものではなく、自分が独自に研究・開発したものだから、他の予想サイトにはない観点が多分に含まれている。見て行って損はないと思うぞ。じゃ、分析していく。


①ぶっ飛び侍の可能性が高いローテ


馬券にならないと考えている馬だな。ここでは3頭上げる。モリノドリーム、ゾンニッヒ、ビッグシーザーだ。それぞれどこがローテーション的に買えないのか分析していく。読むときは馬柱と合わせて2画面で見るのをオススメする。

モリノドリーム

ローテのポイント「昨年出走しなかったレースは勝負気配が弱い」
昨年のローテが肝だな。昨年夏は函館で2戦して終了。札幌には出走せず。札幌で2勝しているにも関わらず、だ。これは陣営が「函館>札幌」と考えている証拠。モリノドリームは前走が勝負。いくらルメールでもこの馬を持ってくるのは無理だと思うよ。

ゾンニッヒ

ローテのポイント「ハンデ戦に出る馬は陣営の評価が低い馬」
前走はハンデ戦のしらかばS、別定戦のUHB賞は選ばなかった。これは陣営の自信の無さを表している可能性が高い。なぜならハンデ戦に出る馬は陣営の評価が低い馬だから。

キーンランドCまでの間隔を取りたかったという考え方もできるが、それなら函館SSには出ないだろう。青函Sなどを選ぶはず。それに間隔が詰まるのを嫌がるなら函館SSとしらかばSの両方ではなく片方のみの出走という選択になるはず。よって間隔を取りたかったという考えは否定される。
ゾンニッヒ、今回は厳しいだろう

ビッグシーザー

ローテのポイント「出走回数が多い競馬場は得意コース」
ポイントは函館SS後のローテだな。札幌のUHB賞ではなく函館の青函Sを選んでいる。しかも間隔が詰まるにも関わらず、だ。これは札幌のレースには出たくないです。函館のレースがいいですと言っているのと同じだ。つまり陣営が「札幌<函館」だと思っている証拠。得意な条件である函館SSで3着なのだから札幌重賞なら4着以下だろう。今回は厳しい。

②ここを目標にローテを組んでいる馬

要するに買える馬ということだな。ここではダノンマッキンリー、エトヴプレの2頭のローテを取り上げる。サトノレーヴも買えると思っているが、ちょっと特殊なローテだから別で書くよ。

ダノンマッキンリー

ローテのポイント「好走コースを選ばないのは自信の表れ」
ファルコンSを勝利しているのだから中京の重賞に出ればいい。CBC賞もセントウルSもある。が、陣営が選んだのは札幌のキーンランドC。「好走コースを選ばないのは自信の表れ」これは陣営がダノンマッキンリーは「中京<札幌」だと思っている証拠だろう。そして鞍上は戸崎。WASJで戸崎が札幌にいるのは7月時点でわかっていたこと。それを知ったうえでの乗り替わりだろう。ただあんまり強いとは思ってない。。。強さ議論は好きじゃないが、力足りてるかなこの馬。。。微妙

エトヴプレ

2歳時より陣営の評価がが変わっているな。良い方に。
ローテのポイント「ローカル連打する馬は陣営の評価が低い馬」
2歳時は小倉、福島、中京に出走と陣営の評価が低いことを表すかのようなローテ。

が、陣営の評価が低いならハンデ戦に出すだろう。ハンデ戦の北九州記念やCBC賞に行かずに、別定戦のキーンランドCに来たのはなんでだろうな?ハンデ戦より別定戦の方が相手は強くなる。わざわざ強い馬にぶつけているのはなんでだろうな?その答えは自信があるからだろう。侮れない1頭

③サトノレーヴはなぜモレイラではなくレーンなのか

サトノレーヴはモレイラで勝利したことがある。また里見さんはモレイラの身元引受人をやっていた。そこのつながりを考えるとモレイラが乗るのが筋。にも関わらずなんでレーンが乗るんだろうな?
こういった不自然な現象に答えを見つけていくことが競馬の醍醐味でもある。

結論から言うと宝塚記念が原因だろう。タスティエーラに乗るために短期免許を発行したレーン。が、蓋を開けてみれば乗れない結果に。わざわざ来日したのにお目当ての馬に乗れない。これの補填として今回のサトノレーヴは用意されている可能性が高い。「タスティエーラ乗せれなくてごめんね。今回重賞でいい馬用意するね」こういうことだろう。ここで馬券外に飛ぶようでは補填にならないから馬券内は固いだろう。1着と言えないのはサトノレーヴにも不安要素があるから。札幌が適正MAXの舞台ではないという不安要素がね。ここからはローテーションの話だ。

ローテを見るとサトノレーヴは札幌より函館の方が得意であることが読み取れる。
ローテのポイント「出走回数の多い競馬場が得意な競馬場」
サトノレーヴは函館は3回出走しているのに対して札幌は0回。ここから「函館>札幌」であることがわかる。特に2022年のローテに注目すると、この考えが正しいことがよくわかる。

7/2   函館で2着
7/17 函館で1着
7/24 札幌で1200m未勝利戦がある

ポイントは7/24に札幌でレースがあること。にも関わらず前の週の函館で出走した。まるで次の週の札幌1200には出たくないかのようなローテだな。「札幌で出走するくらいなら間隔詰めて札幌で出走した方がマシ」そんな陣営の考えが見えてくるな。このことから札幌は適性MAXの舞台ではないことがわかる。

④予想まとめ

10番人気までの取捨をまとめておくよ。

ぶっ飛び侍:モリノドリーム、ゾンニッヒ
      ビッグシーザー
馬券内あり:サトノレーヴ、エトヴプレ
      ダノンマッキンリー
わからん :ナムラクレア、エイシンスポッター
      オオバンブルマイ、プルパレイ

ナムラクレアはどうなんだろうな?飛ぶのは想像しがたいが、これといって買う理由もない。個人的には面白そうなレースだ。馬券は買わないけどな。

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