日経賞(2024年)
ローテーションから読み解く重賞予想!
日経賞(G2)
2024年3月23日(土)
中山・芝2500m
データは過去38年分
お知らせ
今週より、フォーマットを変えて更新していくことになりました。
前半で基本となるデータをおさらいした上で、後半で1頭ずつのデータ分析により鋭く切り込んでいき、最後にそれらを踏まえた予想を発表してまいります。
なお、今回のフォーマット変更と合わせまして、来週以降は全頭データ分析の箇所について有料公開させていただきます。ご了承ください。ただ、それに見合う分析をしてまいりますので、ぜひお楽しみにしていただければと思います。(今週は無料公開しておりますので、ぜひご参考にしていただければと思います!)
1. 基本データ分析
馬齢別では、5歳の複勝率が一番高いですが、勝ち星自体は4歳の方が多いです。7歳以上では複勝率が一気に低くなる傾向にあります。
性別では、セン馬の複勝実績がありません。ただしセン馬・牝馬共に出走自体がそれほど多くありません。
前走クラス別では、G1・G2からの出走が大半を占めており、複勝率も高い傾向にあります。
2.前走データ分析
■有馬記念 [8-7-4-19] (50.0%)
→①ヒートオンビート
■AJCC [8-4-5-28] (37.8%)
→⑤マイネルウィルトス、⑧アドマイヤハレー、⑨ボッケリーニ、⑩クロミナンス
■京都記念 [0-7-3-28] (26.3%)
→②マテンロウレオ
■中山記念 [1-2-4-31] (18.4%)
→③ホウオウリアリティ
■3勝クラス(*1) [2-4-2-29] (21.6%)
→④サザンナイツ、⑥シュトルーヴェ、⑦ウインエアフォルク
3.全頭データ分析
①ヒートオンビート
・前走有馬記念で10着以下 [0-2-1-10] (23.1%)
・前々走G2/G3で3-9着→前走G1のローテ [0-0-0-6] (0.0%)
②マテンロウレオ
・前走京都記念で6-9着 [0-2-2-13] (23.5%)
・前々走G2/G3で6-9着→前走G2/G3で6-9着のローテ [0-0-0-27] (0.0%)
③ホウオウリアリティ
・前走中山記念で6着以下 [0-0-0-21] (0.0%)
・前々走G2/G3で10着以下→前走G2/G3で1-9着のローテ [0-1-1-17] (10.5%)
→馬券に絡んだ馬は前走3000m以上
④サザンナイツ
・前走3勝クラスで4着以下 [0-0-0-6] (0.0%)
・前走3勝クラス・2200m [1-1-0-5] (28.6%)
・前々走3勝クラスで6着以下→前走3勝クラスのローテ [0-0-0-2] (0.0%)
⑤マイネルウィルトス
・前走AJCCで4-5着 [2-1-1-4] (50.0%)
・8歳以上で前走G2/G3 [0-0-1-25] (3.8%)
→前走1-5着に絞り込むと [0-0-1-2] (33.3%)
・前々走G2/G3で1-5着→前走G2/G3で1-5着のローテ [6-8-7-33] (38.9%)
⑥シュトルーヴェ
・前走3勝クラスで1着 [1-3-1-21] (19.2%)
→着差0.1秒以上に絞り込むと [1-3-1-14] (26.3%)
・前走3勝クラス・2400m [1-1-0-6] (25.0%)
・前々走3勝クラスで6着以下→前走3勝クラスのローテ [0-0-0-2] (0.0%)
⑦ウインエアフォルク
・前走3勝クラスで2-3着 [1-1-1-2] (60.0%)
・前走3勝クラス・3000~3200m [0-0-1-2] (33.3%)
・前々走3勝クラスで6着以下→前走3勝クラスのローテ [0-0-0-2] (0.0%)
⑧アドマイヤハレー
・前走AJCCで10着以下 [0-0-0-3] (0.0%)
・前々走3勝クラス→前走G2/G3で6着以下のローテ [0-1-1-4] (33.3%)
→前々走3勝クラス1着・0.2秒差以上に絞り込むと [0-1-1-2] (50.0%)
⑨ボッケリーニ
・前走AJCCで1-3着 [3-3-3-8] (52.9%)
・8歳以上で前走G2/G3 [0-0-1-25] (3.8%)
→前走1-5着に絞り込むと [0-0-1-2] (33.3%)
・前々走G2/G3で1-5着→前走G2/G3で1-5着のローテ [6-8-7-33] (38.9%)
⑩クロミナンス
・前走AJCCで1-3着 [3-3-3-8] (52.9%)
・前々走3勝クラス→前走G2/G3で1-5着のローテ [4-3-6-15] (46.4%)
4.予想
◎ ⑩クロミナンス
○ ⑨ボッケリーニ
▲ ⑤マイネルウィルトス
△ ⑧アドマイヤハレー
△ ⑥シュトルーヴェ
4歳馬の出走ゼロ、5歳馬も1頭のみ、7歳以上が半数の5頭を占めるという1戦。少頭数の10頭、点数を絞った予想を組み立てます。
データ的に推しづらい馬が多く、印を打った馬はほとんどが前走AJCCの馬となってしまいました。そのAJCCでも上位に来た⑩クロミナンスを本命、⑨ボッケリーニを対抗に。⑩クロミナンスは7歳だが、これが12戦目とキャリアが浅く、前走が初重賞でしたがいきなり3着とメドを立てており、中山コースは[2-0-1-1]と好相性。まだ底を見せていない可能性の分だけ⑨ボッケリーニよりも重い印としました。とはいえ⑨ボッケリーニも8歳にして安定感を見せており、この馬が好走する2~3ヶ月間隔での出走ということで、ここでも見限ることはできないでしょう。
5.備考
特記のない場合、集計対象は芝のレース。
*1 3勝クラスは1400万下・1500万下・1600万下を含む。
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