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ローテ予想とは

自己紹介

やん、と申します。

ディープインパクトが3冠を獲った年から競馬を楽しむようになり、競馬歴は約20年ほどとなります。中穴を狙うのが好きで、馬連や三連複を1頭軸や2頭軸のボックスで買うことが多いです。

好きな馬はトウショウナイトです。15年ほど前に活躍した馬なので、覚えている人はそれほど多くないかもしれませんが、武士沢騎手(先日引退してしまいましたね涙)が初めて重賞を勝った馬で、名コンビとして活躍しました。

私の競馬予想

競馬を予想する上で、ファクターは色々あると思います。血統?調教?追い切り?パドック?騎手?みなさんはどういったファクターを重要視されますでしょうか。

私は馬柱を眺めて予想するのが好きなタイプでしたが、もう少しデータに基づいて定量的な予想を組み立てることで、的中率が上がるのではないかと考えるようになりました。

そんな時に書店の競馬コーナーで重賞データをまとめた書籍に出会い(複数の出版社から発売されてますので、気になる方はチェックしてみてください)、これだ!とすぐに購入し、その本を頼りに重賞の予想をするようになりました。その結果、的中率も多少上がるようになってきました。

しかし、それらの本に掲載されているデータだけでは、データの網羅性として物足りない部分を感じるようになってきました。書籍ですので、当然紙面には限りがあり、仕方ないことではあるのですが。

だったら自分で分析してしまおうということで、思い切ってJRA-VANを契約し、重賞やリステッド競走のデータを抽出し、自分なりに分析するようになりました。そうすると、書籍の中では見えてこなかったデータ傾向などが分かるようになり、自分の予想の幅が大きく広がったような感覚を得ました。

noteを始めたきっかけ

JRA-VANを使った分析を2年ほど続け、着実なデータの蓄積をしてきたことで、的中率の向上を肌感として得られるようになりました。まとめあげたデータの量もかなりのものになってきました。

これだけのデータを貯めておきながら、自分の予想にしか使えないのはもったいない・・・。そう思うようになり、どうせなら広く公開してみようと、noteを書き始めました。

2023年12月から書き始めて4か月。素人予想家なので、当たりも外れも潔く晒す方が面白いだろうと思い、勝負レースに絞るようなことはせず、基本的に毎週の重賞で予想を公開し続けています。(本業がありますので、たまに書くのが間に合わない重賞もありますが・・・)

ローテ予想とは

前置きが長くなりました。私が展開する「ローテ予想」をご説明したいと思います。

馬主や調教師は、馬の調子を見ながら、どのレースを使うかを計画していきます。例えばクラシックを目指す馬であれば、ステップレースで優先出走権を獲得するというローテーションを組むケースもありますし、より早い段階(2歳重賞や3歳1・2月の重賞・オープン特別)で賞金を獲得し、間隔をあけて調整しクラシックに挑むというローテーションを組むケースもあります。

このように、上級グレードのレースになるほど、ローテーションには明確な意図が見え隠れしてきます。
有馬記念を例にとりましょう。(データは1986年~2022年の37年分、2023年の結果は反映できていません)

前走グレード別成績

前走G1だった馬が勝率・複勝率ともに圧倒的ですね。その中でも、前走ジャパンカップ・天皇賞(秋)・菊花賞という3つのローテーションで計29勝を挙げています。乱暴な言い方をすれば、前述の3つのローテ経由で出走した馬の単勝を買えば、かなりの高確率で当たるのです。

さらに絞り込んで、「前走が菊花賞」を例にとりましょう。
前走が菊花賞だった馬の成績は [8-7-5-26] (複勝率43.5%) と、出走してくる馬がいたらベタ買いしてもいいレベルですが、その中でも「前々走重賞1着→前走菊花賞1着」という、連勝して有馬記念に臨んできた馬に絞り込むと [3-2-1-2] (複勝率75.0%) と、これこそ即ベタ買いしたくなるような成績となってきます。
逆に「菊花賞で6着以下」だった馬の成績は [0-1-0-7] (複勝率12.5%) と、イマイチな結果です。同じ菊花賞組でも、前走や前々走の着順・着差などに注目することで、狙うべき馬・そうでない馬を選別できるようになるのです。

このように、特に重賞レースにおいては、ローテーションごとの傾向を把握することで、好走する馬・そうでない馬の選別を高い精度で行えるようになるのです。

みなさんの馬券のお役に立てるように・・

私の予想スタイルとして、ピンポイントでの馬券1点勝負などは避ける傾向があります。馬も人も生き物です。レース中に何があるかはわかりませんし、絶対は存在しません。

一方で、馬券を買うときに、購入予算には皆さんそれぞれの上限があるかと思います。あれやこれやと、むやみに点数を広げるわけにもいかない、という方も多いと思います。

そんな方に向けて、私のデータ分析を通じて「軸にふさわしい馬」や「買い目に加えなくてもいい馬」、あるいは「穴馬だけどピックアップしておいた方がいい馬」の情報をご提供できればと思います。

単勝がお好きな方にはあまりマッチしない予想かもしれません。私自身が複勝系(馬連や三連複)をよく買うこともあり、よりその傾向が強く出ている可能性は否定できません。しかしながら、もしそういった部分で共感いただける方、参考にしたいと思っていただける方がいましたら、ぜひ御贔屓にしていただければと思っております。

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