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シノビガミPL分析(ハトさん編)


始めに

この記事はシノビガミPLの戦闘面の分析を筆者目線で記したものです。対象PLを貶めるものではありません。また、筆者目線が多分に含まれているため、信頼度はかなり低いものと見てください。

この記事は許可を得たPLのみを掲載対象にします。勝手に分析することはありませんのでご安心ください。

ハトさんの《志向》

前置編で語ったように。筆者は構成を組む《志向》を定めています。それではハトさん(便宜上以後「彼」と呼称)の《志向》はどうでしょうか?五段階評価にしてみてみましょう。

【意識:機能】■■■■
【活躍:戦術】■■■■■
【対応:安定】■■■■

まず最初に「機能」は高めです。これは分かりやすいのではないでしょうか?彼の「機能」志向は相当高いですが、これは相手を即殺させるだとか何もさせないとかではないです。

攻撃力、耐久力あるいは援護力、耐久力を無駄なく両立させることです。彼は基本的に使い切りの忍法をそのままにすることはあまりありません。【双子】がない場合はそもそも修得しないことが殆どです。無駄がないから隙が少ない。

「戦術」の話にもなりますが、彼は基本的に「自身が何もしていないラウンド」を好みません。それは誰だって好まないのでは?と思われるかもしれませんが、状況に応じて他の味方にヘイトを移したりして安置に行くことを躊躇わないタイプのPLも確かに存在します。

彼は間合の長い攻撃忍法を持つ(【千矢】【内縛陣】)、相手を間合内におさめる忍法を使用する(【猟犬】【殺界】等)、手番消費のサポート忍法を使用する(【空衣】)等をして手持ち無沙汰になることを排することが多いです。間合1を補助なしで戦うなんてことは殆どしません。ある場合は【かばう】や【一味】で完全なタンク構成となる場合ぐらいです。

また、たまに見る発言で「私の判断ミス」がありますが、自分が味方チームに貢献できなかったことを人一倍気にするような部分があります。

よって、彼の《志向》の中心にあるのは【活躍:戦術】であり、そこに引っ張られるように【意識:機能】【対応:安定】が上昇しています。

最近は【絶対防御】より【不死身】や【滅び】が多い傾向にあるのは、おそらく後者の方が自身を守る性能が高いからです。【絶対防御】は味方チームに一番貢献しそうに見えますが、その後自身の守りが一瞬手薄になるためそこで脱落の可能性が高まります。脱落してしまったら貢献できる機会が減るので総合的にはマイナスになってしまうということです。

彼が【絶対防御】を使う際は基本的にヒスイゾロアークのような【返し】を利用した攻撃目的を付与した場合です。守った上で相手にも損害を与えているので戦術面で活躍をしたことが分かりやすく可視化されるからです。

ハトさんの行動

これらを踏まえて彼はどのように戦闘時動くでしょうか?

基本的には2~3プロットの常駐します。プロット相談可能な卓ではチームメンバーの提案に応じて動きを変えることはありますが、基本高プロットにいることが重要になる忍法を使用しない限りは低プロットにいることが多いです。

これが非常に強く、隙が少ない構成でリスクの少ない場所にいることで安定した戦果が見込めます。言うなれば重戦車です。下手な小細工をせずに平地を前進することが勝利への近道ということです。

しかし、この強い動きができなくなることが時折見られます。それはどういう時か?【意識:機能】に反した構成を選んでしまった時です。

直近だとクイタランあたりでしょうか。このキャラクターどちらかというと「造形」志向が強いです。他だとレジスチルとげんがー?(ゾロアーク)あたりもこれに当たります。ヨクバリスはやや掠る程度ぐらいですね。

この四体、どれも性能としては一線級で、そこら辺の構成より間違いなく強いのですが本来の《志向》とやや合致していません。

どの辺りが?となると思われますので見て行きましょう。例えばレジスチルはヒスイゾロアークと同じく【返し】型ですが、ヒスイゾロアークが【返し】【奪衣】である程度能動的に動けるのに対してレジスチルは【実験】【返し】のために自身がダメージを受けないと最大限の力を発揮できません。

クイタランはほぼ確定で【髪芝居】を当てられるというコンセプトで組まれていますが、間合が1しかないため【爆玉】が使えるか使えないか、使えたとしても1d6の出目次第で手持ち無沙汰になりやすいです。同じ【爆玉】型のナッシーは【殺界】によって後半もその点がカバーできています。

これで何が起きるかと言うと、高い「戦術」志向が邪魔をして無理な動きを始めてしまいます。前置編で触れましたがこの記事における「戦術」志向の人は「極力自身の力によって場を有利に動かしたという事実を欲する」傾向にあります。

よって、無理に効果を発揮させようとしたり、相手を追うために2~3プロットから外れた高い場所に自ら踏み込み始めて逆凪したりするため本来生じえない隙を自分で生んでしまっています。

無論、相手の行動を読み切った上で高プロットで判定を成功させれば最大限の効果は得られるため間違いとは言えませんが、やや慣れない行動をしているためか仕掛けるタイミングが微妙にずれていることが見受けられます。

纏めると「2~3プロットで強い動きをすり続ける王道型だが、自身の《志向》からややずれたPCを使う場合は高プロットに割と上がってくる傾向にある」といった感じだと筆者は考えています。

ハトさん対策

前項で触れましたが、基本的に彼は隙がない構成です。そのため対策という対策はそれ程ありません。

強いて言えば、彼の構成が「機能」志向であれば、ドラフトの際に正面から切り崩せるPCを選出する。仮に前述のやや外れている構成を選んでいる場合は間合が長いPCを選出すると良いと思われます。

因みに彼は自他共に認める追加生命力スキーであるため、彼だけ倒したいのであれば下記のような構成を組めばいいと思います。双方それで面白いかは保証いたしかねますが…。

最後に

いいところばかり書いてもそれは分析とは言えないので、筆者の解釈を率直に述べました。

怒られてもしょうがないと思っているので、次回模擬戦で戦うことがあれば素直に殴られるしかありません。

ここまで閲覧ありがとうございました。良き模擬戦ライフをお過ごしください。

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