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人を助けながらどうやって自分を大事にするか

人を助けながら、どうやって自分を大事にするか。

自分を大事にする、という意識を持てないままに人を助けて、どんどん苦しくなってしまう人がいます。

それも魂の学びです。
と言ってしまえばその通りなんだけど、ではそもそもこの世界に、何を学びに生まれ変わってきているのか、ですよね。

それはもちろん
真の尊さ、自分という存在の尊さ。
そしてそれを分かったうえで自己を愛する。

これに尽きます。

自尊心と自己愛は、魂が成長していくうえでの永遠のテーマですね。
真の自尊心とは。自分を真に愛するとは。これを学び成長していく過程で、慈しみ、育み、許し、認め、尊厳を持って生きることについて、目覚めていきます。他人は、私たちの学びを助け、自分の中にあるものを鏡のように見せてくれます。

ですから、人と関わっていく、人を助けたり助けられたりしながら生きていくことが、霊的成長を加速させてくれるのです。

人を助ける、奉仕する、尽くす、というのは、本当に私たちを成長させてくれます。徳を積み、高次の意識に目覚めていきます。ハートが開き、ハイヤーセルフとの交信が楽に出来るようになり、高次からのメッセージを受け取りやすくなります。

ですが、そこに気を付けなければならないことがあります。
人のために何かする時、自己犠牲を伴ってしまうと、良いエネルギーを生まないのです。

自己犠牲は、恨みつらみを生みます。そのエネルギーで人に尽くしても感謝されないばかりか、相手との関係性が良くないものになりかねません。
誰だってネガティブなエネルギーを向けられたら、良い気持ちはしませんものね。

ではどうすればいいのか。
助けなければいいのか? 見捨てるのか?
そんなひどいこと出来ない・・・

そう葛藤したこと、私も何度も何度もありました。
家族との関係の中で、自問自答しては出ない答えに苦しみ、うつ病や拒食症を発症するまで自分を追い詰めたこともありました。
そして、スピリチュアルの道へと進み、瞑想を通して創造の源の英知を受け取るようになって、得た答えは


人が持つ創造の力(創造主として自分の世界を創造する力)を発揮できるように手助けする。

というものです。

これが人をどう助けながら自分を大事にするか、の指針となります。

人はみな、自分の世界を自分で創造しています。
正確に言えば、全ての人はソース(源)と繋がっており、そのエネルギーを自分の『個としての意識』によって変換し具現化して、自分の世界を創造しています。全ての人が、例外なくその力を持っているのです。

そして、創造の力は、他人が奪ってはならないのです。他人の創造を、代わりに引き受けてはいけません。その人の力を認め、発揮させてあげるのが、本当のサポートというものなんです。


完全に身代わりになってしまったり、他人を自分に依存させることは、その人の力を奪い、霊的成長を阻むものとなります。それは、助けたいと手を差し伸べた人の力も奪い、ひどく消耗させます。互いにとってまったく良いことがないのです。

誰かがあなたに助けを求めてきたら、(警察や救急車を呼ぶなどの緊急は別ですよ、もちろん!)まずその人に自分で選択してもらいましょう。何が自分に出来るのか、どうしたいのか、自分の世界をどう創造していこうとしているのか、その意識をきちんと持ってもらいましょう。それが、自分を丸ごと人に委ねて依存する、というエネルギーを弱めてくれます。自分で選択し創造する意識を持ってもらうように、導いてあげることは、ユニバースの意識と調和する最高のサポートになります。

そのうえで自分もまた、どこまで助けるのか、どのくらいまで助けてどこからNOというのか、を見極めていきます。自己犠牲ではなく、その人を助けたいというポジティブな意識があり、自分の選択で(強いられたのではなく)手助けするのだという意識をきちんと持って、相手と向き合っていくことです。強いられて断れないというエネルギーは、トラウマを創ります。自分で選択したのだとしっかり意識を持つことで、自己犠牲のエネルギーは消えていくのです。


明るい笑顔になってほしい。
喜びに輝いてほしい。
希望を持って生きられるように力を貸したい。


そう願って手助け出来たら、最高ですよね。

私はある時から、つらさを抱えた癒されたい人を助けるヒーラーというのをやめました。ヒーリングに依存するだけの人を作りたくないのです。
今は、力強く生きて、喜び溢れる人生を創造する意識を持った素敵な人たちをサポートをするためにヒーラーをしています。それは喜びです。私は今の自分の在り方や、このお仕事を心から楽しんでいます♪


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