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やはり抗がん剤はたった2回で打ち切りました!

2021年5月
父はH病院で人生初の抗がん剤をする為に3週間の入院をしました。
まず最初はカルボプラチン+パクリタキセルです。
キイトルーダを使用すると言った医師もいましたが、間質性肺炎が悪化しないよう免疫チェックポイント阻害剤は使いませんでした。
投与してから2週間くらいは余裕でいました。
「気分?ぜーんぜんいいよ。食欲?普通にあるよ。父さんは髪の毛が抜けない気がするなあ」と言っていました。
私「体験者のブログを見ると2週間くらいで脱毛が始まるらしいよ?」
といっていましたが投与後ちょうど2週間後、すでに仲良くなっていた掃除のおばさまに「Sさん!ベッドの周りの髪の毛がすごいよ!」と言われ、ショックをうけていました。
しかし思い切りのよい父(よく言えば)はどうせ抜けるならと、入院中にバリカンで丸坊主にしてしまったようです。それはそれは主治医に怒られたそうです。当然ですね。

抗がん剤の2回目の投与前で白血球の数が減ったままどうしても戻りませんでした。病室で鼻血が出た際も止まらなくて大変だったようです。先生方で相談をした結果、2回目は投与してみようということになり実施しましたが、やはり白血球の減少が著しくて3回目は延期になりました。そして退院しました。



どうでもいい話ですが、体にとっては毒にもなりえる抗がん剤、頑固な便秘症の父には早く出してほしかったので、特製の差し入れを作って持っていきました。中身はえのき、舞茸、シメジというきのこオンパレードのバター炒めですが、もっと食欲をそそるようにと大量のニンニクを投入しました😘
コロナ渦で面会、差し入れ一切不可だったので、着替えの下にこっそりと忍ばせて係りの方に渡してもらいました。
さっそく病室でタッパの蓋をあけた父。
部屋中(外にも)にぷ~~~   んと広がるニンニクの匂い
すぐに看護師さんがかけつけてきました。
「Sさんね、ちょっとそれはね…」怒るどころか笑っていたようです。
「娘が一生懸命作ってきてくれたんだ…」と父も笑ってごまかしたそうです🤣


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