見出し画像

いつもふざけたお話ですみません。少しだけ真面目なお話を・・・お付き合いください。

2021年5月  父は入院して抗がん剤投与を始めることになりました。抗がん剤は癌細胞を攻撃してくれると同時に正常細胞も攻撃してしまいます。
癌細胞と正常細胞、同時にノックアウトをするわけですが正常細胞の方が先に復活し始めます。癌細胞がよろよろと復活を始めたころに次の抗がん剤を投与し癌細胞に追い打ちをかける、といった仕組みなんですよね。長期にわたり抗がん剤を投与し続けるとだんだん弱っていくのは癌細胞よりも自分の正常細胞がやられてしまっている状態なんですね。

・・・ということは・・・癌細胞に負けてはいられない!!

免疫力を高める最善を尽くして挑まねばなりません。


自由診療のYクリニックでオンラインのセカンドオピニオンを受けます。こちらは2時間で19800円でした。

ここからは私の理解している内容でざっくりと癌治療について書かせていただきます。
ご存じの方はそのままスルーいただき、何か違うぞ?と思われる方もいらっしゃるかと思いますがそこはご容赦ください。


Y先生は癌のできる仕組みから丁寧に説明をしてくださりました。(ほぼ勉
強済みでしたがw)
内容を要約すると癌がみつかった時点よりも十数年前から癌細胞は体内にあり、そこから細胞分裂を繰り返し時間をかけて育っていくという事。
体内には異物を排除してくれる免疫細胞があるのになぜそんなに長い間癌細胞を放置しているのでしょうか?
それは免疫細胞に気付かれないようにすることが癌細胞にはできるからです。(その仕組みを解くことができるのが免疫チェックポイント阻害剤 オプジーボ キイトルーダ等) 
なので癌の免疫治療にはがん免疫サイクルがとても重要です。


抗がん剤はがん免疫サイクルの①にあたります。抗がん剤によって死滅した癌細胞を自分の免疫細胞が見つけて、「異物がここにいるぞー!」と注目させることが重要です。がん抗原を認知させたらあとはひたすら食事、運動、免疫賦活療法を駆使して免疫細胞に癌細胞を攻撃してもらいいなくなってもらう!
今回はそのためにYクリニックではシイタケ菌糸体と水素ガスのサプリメントを購入しました。なぜ水素ガス生成機ではなくサプリメントにしたかと言いますと、コロナ渦真っ只中の入院生活でしたので4人部屋しか空きがなく、物を置く台なし、冷蔵庫なし、コンセントは一つのみ、差し入れ不可、という事で水を替えたりコンセントを使う水素生成機の使用を無理と判断したためです。私は「美顔器です!お肌が荒れたら嫌なので。」と言うように父をそそのかしましたが拒否されました。


こうしてたくさんのサプリメントを持参させられて して間質性肺炎の増悪を防ぎつつ癌との戦いに挑みました。この時はステージ4の父がまさかこの4か月後に寛解するとは思えませんでした。いや、心の奥底で期待と希望はありました。父は今現在(2022年11月)闘病中ではありますがすこぶる元気です!どう見ても癌患者には見えません。
今このブログを読まれていて闘病中の方々、暗くて先の見えない長い長いトンネルにいるような、いっその事諦めた方が楽になれるんじゃ?とお思いの方もいらっしゃるかと存じます。個々の自由なのでそれもありかと思います。ですが余力があればもう少し色々な治療を受けてみてほしいと思います。じゃあ実際にやってみるとして、効果がなかったりお金の無駄になったらどうしよう?と思ったりしてしまいますよね。効果が出れば万々歳。残念ながら出なかったとしてもその経過や結果は誰かの参考になります。そうして積み上げられたデータがこれからの癌治療の発展に貢献して、ひいては自分の家族や大切な人の役に立てる日が来るのかな…と思います。偉そうな事を言ってすみません。

次回は父が実際に試した補助療法について書かせていただきたいと思います!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?