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天国への階段を作り上げる~北初富文化祭を振り返って~

こんにちは、ハルサワです。

note、アカウントはずっと持っていて何度も執筆に挑戦しましたがどの記事も最後まで書き終えることなく断念していました。

今度こそ諦めないように頑張って書こうと思います。

はじめに

さて、北初富文化祭お疲れ様でした。

文化祭翌日っていうのは普通休みの日のはずなんですけど、私は翌日も6時起きで元気に1限から出席してきました。偉すぎる

これは作品解説というより備忘録に近いと思います。

むしろ解説ははるひのブログで行われているので、こちらのお告げををご覧いただければと思います。


エピソード・ゼロ (わたしのはなし)

私は高校生の時、軽音部だけでなく、服飾部という部活にも所属していました。

服飾部では年に2回学校内でモデルさんを探して自分たちで服を作ってファッションショーを開催していました。

自分たちだけの力でステージを作り上げるというのはやりがいに溢れた素晴らしい経験でしたが、その完成までには辛いことの方が多かったように思われます。

だから現役の時「服作りは高校で終わりにしよう」、そう思っていました。

しかし、服飾部の魂はそんな簡単に消えるものではなかったようです。

卒業してから新たな視点で見る高校のファッションショー、服飾学生として服を作り続ける友達、そんな仲間たちを見ていて服を作りたくならないはずがない。

でも服飾サークルに入るのはなんか違うなと思いながら、(武蔵美には服飾サークルがないのでインカレに入るのがだるかったというのもある)服を作りたい欲求と共に大学生活を送っておりました、、、。

5月半ば、はるひとタッグを組むことになった

はじまりは何気ないリプでした。

このリプライを入力している時まだビジョンは何もありません。

なんなら高校時代とりわけ仲が良かったわけでもありません。(笑)

はるひの服を作ってみたいと考え始めたのは高校を卒業してからでした。

はるひの脳内の世界を私のできることを使って一緒に表現できたらいいなと思ったからです。

同じ芸術系の学科だし、なんらかのシンパシーも感じたのかもしれません。

この頃時同じくして北初富文化祭の出演者募集も始まっていました。

いつもと一味違うステージを作るには最も適したステージだと思い、(いつか、いつでもいいよ)の『いつか』を北初富文化祭に定めました。

そして絶対に生きなきゃいけない5ヶ月がはじまりました。

5月末、はるひとオムライスを食べに行った

非常に美味しゅうございました。

ちなみにこの日時点ではまだ文化祭への出演は決まっていません。

きっと出演させていただけるだろうということで、この日から魔女会議が進んでいきます。

私の考えとはるひの考えを近づけたり、新たなアイデアを生み出したりする作業でした。

色々話したけど正直文字で書き起こせるほど鮮明に覚えていません。

この時、私がどうしてもやりたい!と思っていたのは

早着替えのできる衣装にすること

衣装を光らせること の2つでした。

ステージを魅力的にする道具としての効果を最も発揮できる衣装にしたいと考えていたからです。服飾部で羽を作った時もそうだけど面白いと思ったら私はやります。それが実現可能かどうかはまた後で考えます。

会議を終えてからははるひの好きなものをたくさん教えてもらいました。

はるひのステージははるひの好きなもので埋め尽くしたいと思ったので。

7月、北初富文化祭の出演が決まった

そして藤さんから出演決定の知らせ!やった〜!

8月頭、日暮里へ布を買いに行く

(デザイン画です。要素が渋滞していますね。ここからだいぶ減らしてシンプルにしたけどそうして良かったと思います。)

日暮里にいる私は「だいぶオタクだった」そうです(はるひ談)。

いちばん印象に残っているのはオーガンジー(女神のスカートのひらひら)の色を選ぶとき「朝焼け色」について何度も吟味したことです。

「これは朝焼けの色じゃなくて夕焼けじゃない?」こんな言葉、ただ単に生きてるだけだったら絶対発することない。

ここから私の服作り地獄が始まります。

本当に辛い時間でした。

…なんですけど、文化祭を終えた今となっては何が辛くて何が大変だったかよく思い出せないんです、不思議なことに。

早着替えが大変だったとか納期が早まったとか電車内でもフリルを縫ってたとか一番いい時にミシン針が折れたとか光通すのがいいやり方見つかんなくて大変だったとか色々ありましたけど!(思い出せるじゃねーか)

8月末、スペシャルドリンクの企画を持ち出した

はるひが私の家に来た!

試着や会議をしに来ました。

これ作ったの楽しかった。

宣伝画像を作るってなって、でもただのライブじゃなくて、これは一つの作品であるから…う〜ん…と迷った末に迷いをそのまま画像にする行為。

このドリンクを提案したのもこの日でした。

なぜこの飲み物を知っていたのかよくわからないけど、とにかく青からピンクにチェンジするのがステージのそれと全く一緒で奇跡を感じたので提案しました。

結果としてみなさんを驚かせたり楽しんでいただけたりできたので良かったです。

「はるひの魔法」のロゴ、かなり気に入ってます。

9月、KITAさんに写真を撮っていただいた

作った衣装を着て写真を撮ってもらいたいね、という話は序盤からあり、以前からお世話になっているKITAさんに撮っていただけることになりました。

ファッションショーの舞台上での写真はあっても作品として衣装の写真を残すのは初めてだったのでドキドキでした。

もう本当にKITAさんにはお礼を言っても言い切れません…。

KITAさんの魔法を目前に圧倒されてしまいました。

10月、そして迎えた北初富文化祭

なんども思い描いたステージが現れた時、私の手は大きく震えていました。

絶対はるひの方が緊張する仕事だから、自分は緊張を表に出さぬよう頑張ろうと思ったんですけど無理でした。

はるひは世界一、いや、宇宙一でした。

まだ終わったという実感が湧いていないのでもう少ししたら深みのある感想が書けるのでしょうけど、今はただ終わったという事実がそこにあるだけです。

おわりに

最後になりますが、今泉さん、藤さんをはじめ北初富文化祭に携わってくださった全ての方々に心からの感謝を申し上げます。

ステージの感想や質問などありましたら、ぜひ教えていただきたいです!

みなさんの言葉が今後の私たちを大きくします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

はるひとは今度お寿司を食べに行くので今はそれが楽しみです。





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