誘導尋問病

今日もフィリピン人にしつこく誘導尋問された。(相手にその気はなく、思い込みが激しいだけだが)

「円安で日本は大変だから、円高になりそうで良かった」と言われたから、「別にメリットとデメリットがあるから、あなたが言うほど危機的状況ではない」と言っているのに、「いや、日本は大変な状況にいる」「あなたは間違っている」と延々と繰り返しが続いた。

その後は「日本が大変な状況なので、他の国で働きたいですか?」と聞かれたので、「いや、だから、別に大変な状況ではないと言っていますが!」とさすがに苛ついて返事をした。今度は「じゃあ、ただ他の国に働くことに興味がありますか?」と言い直してきた笑 それでよい。

さらに、それから、「なにかビジネスをする予定はありますか?」と聞いてきたので、「いいえ、働くことに興味がありませんので」と答えたら、また「なにかビジネスをしないのですか?」とパラフレーズして聞いてくる。「あなたは労働を私に強いたいのですか?強制労働?え?」と聞いたら、「違います。仕事をしないのですか?」

彼らとは常識を共有できない。円安をネタにからかってくる外国人は、フィリピン人以外に他に遭遇したことがほとんどない。セルビア人も円安について話題にするが、彼らの物言いはからかい風ではなく、抑制的で、ただの英会話の時事トピック風なので気にならない。

あと、フィリピン人特有の病気だと思うのだが、こちらの話を聞かないで、同じ質問をしてきたり、私が相手が望む回答を答えるまで、同じ質問をしてくることが多い。誘導尋問病とでも言えばいいのかな。


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